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ジェフリー・ディーヴァーの凝り様は ・・・

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私は冒険小説、活劇小説、ミステリ小説の類が大好きである。その中に登場する魅力的なキャラクターは数多いが、女性主人公に限って言うと、とりわけ「ケイ・スカーペッタ/Dr. Kay Scarpetta」と「キャサリン・ダンス/Kathryn Dance」の2大キャラが好きである。

「ケイ・スカーペッタ」、女流推理小説家、「パトリシア・コーンウェル/Patricia Cornwell」が生み出したアメリカの女性検屍官で、 「検屍官」 (1990年) (講談社).から登場した。もう一人の「キャサリン・ダンス」は、人気ミステリー作家、「ジェフリー・ディーヴァー/Jeffery Deaver」の「リンカーン・ライム/Lincoln Rhyme」 シリーズ、「ウォッチ・メイカー(原題;The Gold Moon)」(2007年)で、どんな嘘をも見抜く尋問の天才として初登場し、スピンアウトして独自の「キャサリン・ダンス」シリーズを展開するに至っている。

図書館から借りてきたのは、そんな「キャサリン・ダンス」が主人公の最近作、「シャドウ・ストーカー(原題;XO)」(日本での出版;2013年)。「スリーピング・ドール/The Sleeping Doll」(2008年)、「ロードサイド・クロス/Roadside Crosses」(2010年)につづく第3作である。

「キャサリン・ダンス」は捜査官であるが、趣味は民族音楽の収集、アメリカ各地及び南米などの色々な音楽を収集しているという設定。(参照拙ブログ「キャサリン・ダンスが聴く音楽は ・・・」「続・キャサリン・ダンスが聴く音楽は ・・・」) 今回は休暇で、友人のシンガー・ソングライターでカントリー歌手の「ケイリー・タウン/Kayleigh Towne」との再会も兼ね、趣味の音楽収集に来ている時に事件に遭遇するといった筋立てになっている。

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さて、ストーリーの方は本でお楽しみ頂くとして、驚かされるのは、作者「ジェフリー・ディーヴァー」のC&W音楽に対する造詣の深さ。例えば、作品につぎつぎと出てくるミュージシャンの名前の一部を上げても、「ハンク・ウィリアムズ・ジュニア」、「ウィリー・ネルソン」、「ドリー・バートン」、「ケニー・ロジャース」、「シャナイア・トゥエイン」など、カントリー・ミュージックには門外漢の私でも知っているビッグネーム。そして、ギターへの蘊蓄。「ギルド/Guild」や「マーチン/Martin」への蘊蓄が語られる。かつて彼は、フォーク歌手を志したこともあると聞けば、さもありなんと納得。

そして、今回の事件の重要なキーとなっているのが、「ケイリー・タウン」の曲として、歌詞を「ジェフリー・ディーヴァー」自ら書き下ろし、巻末に掲載している一連の曲。特に「ユア・シャドウ/Your Shadow」という曲は、この曲の歌詞が殺人の見立てに使われるという凝りよう。そして、その凝り様はとどまるところを知らず、曲をつけ、ミュージシャンに演奏してもらい、アルバムとしてリリースしている。実在の女性カントリー歌手、「トレヴァ・ブロムクィスト/Treva Blomquist」をヴォーカリストにしたアルバム、「Jeffery Deaver’s XO the Album」がそれ。趣味や蘊蓄、遊び心の行き着く先がベストセラーにアルバム・リリース。自分の本業でこれだけ遊べるとは、なんとも羨ましい話。(参照アルバム「XO」ホームページ

気になって聴いてみた ・・・。

Jeffery Deaver’s Xo (the Album)

Treva Blomquist / CD Baby

「Your Shadow - Treva Blomquist video from Jeffery Deaver’s XO – The Album」

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