JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(344) ~ 美しい花には毒がある ~

Tags: , ,


 「キングサリ(金鎖)」。ご近所ではここ以外では見かけたことがない花。別名、「キバナフジ(黄花藤)」と呼ばれるように、「キングサリ」は「フジ(藤)」に似たマメ科の植物で、ヨーロッパ中南部原産の落葉性小高木だという。日本ではあまり見かけないが、ヨーロッパではメジャーな植物で、寒冷の土地では大木に育つという。この花が藤のように大木になって咲いたら、さぞや見事でゴージャスでしょうな ・・・。ただ、その花の美しさとは裏腹に、有毒植物としても知られており、特にタネには毒性の強いアルカロイドが含まれおり、中国では「毒豆」とも呼ばれているという。そんなことから、日本ではあまり見かけないのかな。美しい花には棘、いや毒がある。

 さて今宵の曲は、「金の耳飾り。「ゴールデン・イヤリング/Golden Earrings」。1946年に作られた有名な美しいメロディを持つ、甘いスタンダードで、「ヴィクター・ヤング/Victor Young」の作曲、「ジェイ・リヴィングストン/Jay Livingston」と「レイ・エヴァンス/Ray Evans」の作詞。 翌年、1947年の映画「Golden Earrings(邦題:黄金の耳飾り)」に使われ、その中では、主演の「マレーネ・デートリッヒ/Marlene Dietrich」が歌った。

 まずは流麗華麗なピアノで ・・・。「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」。1928年ニューヨーク生まれというから、今年91歳になるご長寿ピアニスト。ご贔屓のアルバム、「Golden Earrings」(2003)からと思いましたが、YOUTUBEにアップされていたのは、2003年、横浜の赤レンガ倉庫でのコンサート・ライブ・アルバム、「At Red Brick Warehouse Live In Yokohama」(2004)。パーソネルは、「Gene DiNovi」、「Neil Swainson(b)」、「木村 由紀夫(ds)」。

ゴールデン・イヤリング (紙ジャケット仕様)
Gene DiNovi/ジーン・ディノヴィ
M&I/Marshmallow Records


     
     

   
   

At Red Brick Warehouse Live In Yokohama
Gene DiNovi Trio
Marshmallow Records


     
     

  
「Gene DiNovi Trio Live – Golden Earrings」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video


   
 女性ボーカルと参りましょうか。「澤野工房」イチオシのボーカル、「ニコレッタ・セーケ/Nikoletta Szoke」。可憐な美形でスウィートなヴォーカル、私が好きな女性歌手の一人でもある。1983年生まれ、ハンガリー出身。ジプシー音楽の名門に生まれ、2005年の「モントルー・ジャズ・フェスティバル」では、ジャズ・ヴォーカル・コンペティションにおいて一位に輝いたという。その後、ホテルやジャズ・クラブでキャリアを積み、高い評価を得ている。同郷のピアニスト、「ロバート・ラカトシュ/Robert Lakatos」は他のいくつかのアルバムで歌伴を務めている。アルバム、「Golden Earrings」(2009)から。

この曲は、「チゴイネルワイゼン」にも使われているハンガリーのジプシー民謡が原曲という。ハンガリー出身の彼女が歌う意味付は十分に力できるというもの。

【 Golden Earrings 】  作曲;Victor Young 作詞;Jay Livingston & Ray Evans

「♪ There’s a story the gypsies know is true   ジプシーが信じている話がある
  That when your love wears golden earrings    恋人が金の耳飾りをしていたら
  He belongs to you              その男は自分のものになるのだという

  An old love story that’s known to very few  この古い話はほとんど知られていない
  But if you wear those golden earrings   もしこの金の耳飾りをあなたがつけると  
  Love will come to you           愛する人があなたのもとへとやってくるでしょう

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

Golden Earrings
Nikoletta Szoke/ニコレッツタ・セーケ
澤野工房

   
    

「Golden Earrings · Nikoletta Szőke」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

頑張る爺さんたちに ・・・

Tags: , ,

DSCN4531
 
ここ10日間ばかりの間に、定例の山の手入れ活動の他に、6日ほどたてつづけに子どもたちと遊んだり、遊ぶイベントの準備が続いている。工作や遊び、うどん作りを家族に教えたり、小学生の自然体験学習のサポートをしたり、木工遊びの材料準備をしたりと大忙しである。

まず、木工と手打ちうどん作り。今回は、5家族20人ぐらいに教えたのであるが、これが結構大変。お父さんが一緒の家族は、ここぞとばかりお父さんが木工で大活躍するので、そう面倒を見なくてもいいが、お母さんあるいはお祖母さんが連れてきているところは、材料の加工をしてあげたり、組み立てのアドバイスをしてあげなくてはならないので、これが手間がかかる。それと、うどんの釜茹で。15分ぐらいかかるので、釜茹で担当の爺さんは、次から次とやってくる注文に汗びっしょりの大奮闘。

DSCN4535DSCN4543
DSCN4567
 
それと大変なのが、木工細工の材料準備。例年、延べ300人近い子供たちが遊びに来るのである。相当数の材料を準備しても瞬く間になくなってしまう。この日も半日かけて、枝をスライスしたり、板切れを切ったり ・・・。しかし、実感するのは、電動鋸の威力。今考えると信じられないが、何年か前までは、この作業を手鋸でやっていたのである。しかし、このいささかのハード・スケジュール、さすがの爺さんたちも少々バテ気味でしょうか ・・。それでも、楽しいからボランティアは続けられるのである。そして子供たちの喜ぶ顔が見たいのである。

そんなときには、ご長寿ピアニスト「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」でも聴いて、元気をもらいましょうか。

imagesCA5PKFGC 
 
「ジーン・ディノヴィ」。ヨーロッパのピアノ・トリオを思わせるような流麗さ、上品さと、「オスカー・ピーターソン」ばりのモダンな都市感覚、リズム感覚を兼ね備えている屈指のピアニストだとおもう。1928年ニューヨーク生まれというから、今年84歳。同年代のジャズ・ピアニストは、もうほとんど故人になっていよう。最後の御同輩、「ハンク・ジョーンズ」も先年鬼籍に入ってしまった。1940年代に「チャーリー・パーカー」や「ディジー・ガレスビー」といったビ・バップの開祖たちと共演をしたというから、いまやビ・バップを身をもって体験した伝説的なピアニストの一人に数えられよう。しかも、大変な晩生(おくて)で、リーダーアルバムを出したのが、50歳を間近にしたころというから、ちょっと信じられない。

70年代にカナダに移住し、現在はトロントに住んでいるそうであるが、彼の家からは夜な夜なピアノを弾く音が、隣の家まで聴こえるそうで、隣家の住人は、ジーンがいい演奏をすると、拍手で応じるのだという。なんという「暮らしかた」であろうか。まさに頑張る爺さんの代表「ジーン・ディノヴィ」に乾杯!!

あの年にして、華麗にして踊るようなタッチ、流れるような旋律。そして甘美な艶と甘さ。このピアノタッチの心地よさは何だろうか。まさに隣人は毎夜「酔いしれる」至福を味わっているのだ。

ゴールデン・イヤリング

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

ソー・イン・ラヴ

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

2010年に来日した時のライブから「ゴールデン・イヤリング」。
「Golden Earrings – Gene DiNovi Live In Yokohama 2010」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 

逆さまの一日

Tags: ,

DSCN2254

今日19日はピアノ教室の生徒さんたちの集まりのお手伝い。20数名の小学校、中学校の女の子とその保護者ばかりが集まり、山の散策やら竹笛づくりや竹パンづくり、竈をつかってパスタやスープを作るお手伝い。台風15号の影響による雨を心配しながらの遊びであったが、多少の雨にはあったものの、どうにか一日楽しんでもらえたようである。屈託のない幼きピアニストたち、この中から、ひょっとしたら「上原ひろみ」に続くJAZZピアニストが出るかもと期待 ・・・。

リタイアしてからはボランティアを通じてであるが、子供たちに接する機会が多くなった。最初のころは、その喧しさにちょっと戸惑ったりもしたが、最近はすっかり慣れて、これならば「ソフリエ」(孫育てをきちんとできる祖父に与えられる資格で、祖父×ソムリエに由来)にもなれるのではと妙な自信を持ってしまう。妻はまったく同意しないのだが ・・・。

爺さん4人、一所懸命お手伝いをしたが、よく考えてみると今日は「敬老の日」ではないか。これではまるで逆さまの一日だったことに、後から気が付いた。

無題

今宵の「宵JAZZピアノ」は少し華麗に参りましょうか。彼女たちの曾(ひい)爺さんといってもいいお歳、1928年生まれのご長寿ピアニストで、80歳を超えても、いまだ現役のピアニストであることに驚かされるのは、「ジーン・ディノヴィ/Gene DiNovi」。ヨーロッパのピアノ・トリオを思わせるような流麗さ、上品さと、アメリカのモダンな都市感覚、粋さを兼ね備えているが、何と言っても日本での人気が高いのは、「エディ・ヒギンス/Eddie Higgins」、前回の取り上げた「ベンチャーズ/The Ventures」などと同じように、日本人の琴線に触れるそのメロディ・ラインの美しさにあるのではないか。この人も日本人のハートを持っているミュージシャンに違いない。
 
現在はカナダのトロントに住んでいるそうであるが、彼の家からは、夜な夜なピアノを弾く音が、隣の家まで聴こえるそうで、隣家の住人は、ジーンがいい演奏をすると、拍手で応じるのだという。いや、なんという「うらやましい暮らし」であろうか。

ゴールデン・イヤリング

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー


 

ソー・イン・ラヴ

ジーン・ディノヴィ / エムアンドアイカンパニー

華麗にして踊るようなタッチ、流れるような指使いから紡ぎ出される旋律。そして甘美な艶と甘さ。このピアノタッチの心地よさは何だろうか。タイトル曲のスタンダード「Golden Earrings」を横浜でのライブから。最初ソロでメロディを弾き始め、あの美しい旋律を生かした、絶妙華麗なアドリブを聴かせる。

「Golden Earrings – Gene DiNovi Live In Yokohama 2010」
 
          You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.