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なぜ日本のおじさんは「世界一孤独」なのか?

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2017-04-0725
 『なぜ日本のおじさんは「世界一孤独」なのか?』。そんなタイトルの、「岡本 純子」氏のコラムが、3/8(木)「文春オンライン」で配信された。非常に興味深かったので、ちょっと長くなるが、以下に引用してみたい。 (写真はNETより拝借)

 『最新版・世界各国の「繁栄指数」を見てみると、社会や地域における人々の信頼関係や結びつきを表す「ソーシャル・キャピタル(社会関係資本)」のランキングで、日本は全世界149カ国中、101位。先進国の中では最低だといいます。なかでも深刻な状態にあるのが中高年の男性。

 「中高年の男性にとって最大の脅威は喫煙でも肥満でもない。それは孤独だ」(ボストン・グローブ紙)、「慢性的な孤独は現代の伝染病」(フォーチュン誌)――。海外では、「孤独」は健康に甚大な影響を与える最大のリスクである、という認識が急速に広がっている。

 その根拠となっているのが、近年、欧米で明らかになった数多くの学術的研究だ。約30万人以上のデータを対象としたアメリカの調査では、「孤独な人は、人的つながりを持つ人に比べて早死リスクが50%高くなる」という結果が出た。また、「孤独」の死亡リスクに対する影響は(1)一日にタバコ15本を吸うことに匹敵、(2) アルコール依存症であることに匹敵、(3) 運動をしないことよりも大きい、(4) 肥満の2倍大きい、と結論づけられた。孤独は心臓病や認知症など多くの疾患のリスクを高めることもわかっている。

 こうした流れと逆行するように、日本では、「孤独のすすめ」「おひとりさま」「ぼっち」などと、「孤独」を美化し、奨励する考え方が人気を集めているが、実はその裏で、日本は世界に冠たる孤独大国になりつつある。国際機関OECD(経済協力開発機構)の調査(2005年)によれば、友人、同僚、その他コミュニティの人と「ほとんど付き合わない人」の比率は15.3%と平均(6.7%)の2倍以上、加盟国中トップだった。オランダの2.0%、アメリカの3.1%、ドイツの3.5%などに比べると差は歴然だ。未婚率や一人暮らしの家庭も増加している。日本は世界に冠たる孤独大国になりつつある。
 (中略)
 孤独には「コミュニティ」と「コミュニケーション」の欠如という二大要因がある。前者の観点で見ると、「地縁」「血縁」という昔からのセーフティーネットが都市化や核家族化などで消滅しつつある中、それに代わる「コミュニティ」が欠落しているのが日本社会の大きな問題だ。
 (中略)
 その背景には、日本の特殊な労働文化がある。長時間労働の中で、友人や趣味などを作る暇もなく、汗水たらして働き、気がつくと退職の日を迎えるという人も少なくない。今や就業人口の約9割が「サラリーマン」。散々、「やりがい」を搾取された挙句に、定年で会社システムから「強制退去」という憂き目にあう。転職することもなく、一生、同じ会社に働き続けることの多い日本のオジサン。40年近くも引っ越しもせず、住み慣れた「家」を追い出される恐怖感・絶望感は、例えようのないものだろう。
 (中略)
 実際に、こうした要因から、定年退職後に、家に引きこもる高齢男性が激増している。別にいつも人と群れることをおススメするものでもない。趣味でもいい、近所の友人でもいい、何らかの形で社会とつながりながら、一人の時間を楽しむ準備と心構えを現役の内からしておくことが必要だろう。終活もいいけど、たまには「集活」も、ということだ。不機嫌なオジサンが減り、元気ではつらつとした楽しそうなオジサンが増えれば、日本社会を覆う閉塞感も少しは払しょくされるのではないだろうか。オジサンたちが「孤独というオリ」から解放され、動き出せば、景気だって刺激されるかもしれない。「オジノミクス」で日本を元気に! 「ウーマノミクス」の陰で、置き去りにされつつある「オジサン」セクターの活性化は日本再生のカギを握るかもしれないのである。』  ( 「なぜ日本のおじさんは「世界一孤独」なのか?」 より抜粋、引用)

 こんなふうにデータを根拠に話されるとかなり説得力がある。たしかにカフェやランチに行ってみても、客のほぼ8割~9割は女性グループ、男性を見かけることはまれである。その一方、パチンコ店などは、平日からシニアの男性でいっぱい。そして、「女性パワーの活用」という言葉はよく聞くが、「オジサンパワー、じいさんパワーの活用」はあまり聞かない。

 「定年後の人生の過ごし方」が「孤独の解消」、ひいては、「健康」にも大きく影響するとするなら、解決策の一つとして、「ボランティア活動」はどうだろうか。ちょっと周りを見渡せば、自分が必要とされ、活動できるボランティアはいくつもある。たぶん本人が気づいていないだけだと思う。私の経験からしても、最も有効な解決策としておすすめできる。多分どのボランティア・グループも高齢化、新メンバーが入らずに困っている。こんなところに「シニアの男性の活性化」のヒントがあるかもしれない。

 今日の曲は、「What Are You Doing for the Rest of Your Life」で決まりでしょう。「これからの人生」という邦題がついていたように思う。作詞したのは、「アラン&マリリン・バーグマン/Alan & Marilyn Bergman 」夫妻、作曲は、「The Windmills Of Your Mind(映画「華麗なる賭け」主題歌)」などで有名な「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」。1969年のアメリカ映画、「リチャード・ブルックス/Richard Brooks」監督の「The Happy Ending(日本劇場未公開)」の主題歌として書かれたものだという。このブログのカテゴリー「60歳過ぎたら聴きたい歌」の初回でも取り上げた曲でもある。

【 What Are You Doing for the Rest of Your Life 】
           Words by Alan & Marilyn Bergman / Music by Michel Legrand

「♪ What are you doing the rest of your life?  これからの人生をどう過ごすの?
  North and South and             あなたを取り巻く人生の 
  East and West of your life          いろいろのことについてもよ
  I have only one request of your life     たった一つお願いがあるんだけど
  That you spend it all with me    それはこれからずっと一緒に過ごして欲しいってこと
  All the seasons and the times of your days  どの季節も、どの日々も
  Are the nickels and the dimes of your days 日々の中で起こるつまらない些細なこともね
  Let the reasons and the rhymes of your days すべての生活が二人で一緒に始まり
  All begin and end with me            そして終わるようにしてほしいの 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 数多くのカバーがありますが、「ステイシー・ケント&ジム・トムリンソン/Stacey Kent & Jim Tomlinson」のアルバム、「The Lyric」(2006)から。

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Lyric
Jim Tomlinson ,‎ Stacey Kent
O Plus France


       
       

「Jim Tomlinson & Stacey Kent – What Are You Doing The Rest Of Your Life」

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 大御所、「カーメン・マクレエ/Carmen McRae」。私はホリディを除くと、エラやサラよりも彼女の方が好きかな。そんな彼女が、「このセッションは、私の音楽生活の中で最も満足のゆくものです。」と自ら語ったライヴ・アルバム、「グレート・アメリカン・ソング・ブック/Great American Songbook」(1972)から。録音は、1971年11月、ロスのクラブ「ダンテ」でのライヴ。さすが貫禄の歌いっぷり。
 

Great American Songbook

Carmen McRae / Rhino/Wea UK

「Carmen McRae – What Are You Doing The Rest of Your Life?」

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 ピアノでは、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」などの演奏がよく知られていますが、ノルウェーのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」のトリオで、同名のタイトルのアルバム、「What Are You Doing The Rest Of Your Life」(2002)から。

What are you doing the rest of your life

Helge Lien / Curling Legs

「Helge Lien Trio – What Are You Doing The Rest Of Your Life」

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春から初夏へと花も変わっていく

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エゴノキ2

 ウォーキングの道筋、主役の花が変わりました。今まで豪華絢爛に咲き誇っていた「ツツジ(躑躅)」、「シャクナゲ()」などが影を潜め、主役は、「クレマチス」、「バラ(薔薇)」、「エゴノキ」などのようです。そして半月もすれば、「アジサイ(紫陽花)」へと季節は移っていく。

 もの憂げで気だるい感じのボッサの名曲、「サマー・サンバ/Summer Samba (So Nice)」を ・・・。

 1966年、ブラジルの「マルコス・ヴァーリ/Marcos Valle」が作曲した「Samba de Verao(夏のサンバ)」が原曲。それをブラジルのオルガン奏者、「ワルター・ワンダレイ/Walter Wanderley」がレコード化したところ、世界中で大ヒットした。英詩は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」。

【 Summer Samba (So Nice) 】

「♪ Someone to hold me tight   誰かがしっかり抱きしめてくれる
   That would be very nice    それはなんて素敵なこと
   Someone to love me right   誰かがちゃんと愛してくれる
   That would be very nice     それもなんて素敵なこと
   Someone to understand    誰かがちっぽけな私の夢を
   Each little dream in me     ちゃんと理解してくれる
   Someone to take my hand   誰かが私の手をとって
   And be a team with me     一緒に歩もうとしてくれる それも素敵

   So nice life would be so nice   とても素敵だわ そんな人生って
   If one day I find           もしある日、誰かが私の手をとって
   Someone who would take my hand  「生涯一緒にサンバを踊ろうよ」
   And samba through life with me   なんて言ってくれる人に出会えたら

 ボッサ・サックスならイチオシのこの人、「ハリー・アレン/Harry Allen」。軽快で洒脱な演奏はいつ聴いても心地よい。アルバム、「サマー・サンバ/If Ever You Were Mine」から。

サマー・サンバ

ハリー・アレン / BMG JAPAN

「Harry Allen - Summer Samba (So Nice) 」

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 そして、歌のオススメ、イチオシは、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。彼女の持ち味は、さわやかで、しかもハスキーながら暖かみを感じさせる歌声。夫は彼女の音楽監督でもあるサックス奏者の「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」。

 その「ジム・トムリンソン」名義のアルバム、「ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~/Brazilian Sketches」(2001)の中で、彼女が4曲ほど歌っているうちの一つから。

ソー・ナイス~ブラジリアン・スケッチ~

ジム・トムリンソン / キングレコード

「Stacey Kent – So Nice」

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えっ、熊がでたらしい ・・・

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梅雨に入り、遊びの山に向かうダム湖畔道路は、「クマノミズキ(熊野水木)」が満開。いつもの年のように、どこといって変わったこともない見慣れた光景である。

昨今、熊が山菜採りの人を襲ったりしてニュースになっているが、今年は例年より多いような気もする。山で何か起こっているのだろうか。折しも、朝刊の地方欄を見てちょっとギョッとする。写真に写っている道路で、「ミズキ」でない本物の子熊の目撃情報が相次いだというニュース。当然、親熊も近くにいるわけで、これはちょっと用心しなければならない。そうなんです、田舎なんです。この道路は私たちが山遊びに向かうのにいつも利用する道路なので、今日の活動でも気をつけようと話題になった。もっとも、近隣では過去に目撃されたり、罠にかかったという話は聞いたが、公園内で熊の生息はいままでは確認されておらず、聞いたこともない。もし生息しているとすれば、熊は鹿の天敵である。鹿があんなにもお気楽に我が物顔で園内を闊歩しているはずはない。今日も作業中の我々の脇を、我らが天敵、鹿が駆け抜けていった。本当に鹿の食害をどうにかしなくては ・・・。

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さて、「Happen」をタイトルに含む曲は、まだまだあるのですが、とりあえず「Happenシリーズ」、最後を締めるのは、「Something Happens To me」。直訳すれば、「何かが私に起こる」でしょうか。「あなたと一緒にいるとなにか私に起こりそう、恋の予感かしら ・・・」。そんな感じの可愛らしい歌です。

この曲、「ナンシー・ウィルソン/Nancy Wilson」がアルバム、「Something Wonderful」 (1960)で最初に歌ったというが、私は、「ナット・キング・コール/Nat King Cole」の歌唱が記憶に残っています。「マーヴィン・フィッシャー/Marvin Fisher」作詞、「ジャックセガール/Jack Segal」作曲のスタンダード・ソング。

【 Something Happens To me 】

「♪ Something happens to me        何かが起こる気がするの 
   Every time I feel that you are near  あなたと一緒にいる気がする時はいつも
   A strange kind of chemical change   不思議な化学変化が
           goes rushing through me    急速に私に起こるみたい
   I know that mysterious glow       そんな不可解な事が起こるようになったのは
           means you’ll appear      あなたが私の前に現れてからかしら

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・          ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

さあ、小粋で、とびきり可愛らしく、スウィンギーに歌うのは、我がディーヴァのひとり、「ステイシー・ケント/Stacey Kent」。おしどりパートナー、サックスの「ジム・トムリンソン/Jim Tomlinson」のアルバム、「The Lyric」(2005)では、サポートに回っているが、彼女のアルバムといってもいいくらいの本領発揮。

Lyric

Jim Tomlinson / Parlophone (Wea)

「Stacey Kent & Jim Tomlinson – Something Happens To Me」

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ひな祭りです、お内裏様デュオです

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ひな祭り。先日訪れた和風のカフェ・ダイニングのロビーに雛人形(上の写真)が飾ってあった。それをみて、妻がむかし自分が作った雛人形を引っ張り出してきた。ちいさな雛人形であるが、玄関先に飾ると、我が家も一気に春らしくなった。

飾り方であるが、人形に向かって、男雛が右にあるのが京風、左にあるのが関東風と言われている。南面を向いて座る男雛(高貴な方)の左側、すなわち「日出る方向」である高貴な方の東側に、誰も座ることはできないという古来日本の慣習に従って飾られているのが京風、写真のように、今の天皇皇后や各国王室夫妻、元首夫妻の並び方、国際的プロトコルにしたがっているのが、関東風ということだそうである。まっ、好きなように飾ったらいいのでは ・・・。

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さて、JAZZ界でのカップル・アーティスト、「お内裏さまデュオ」を、かって何組か紹介した。(参照拙ブログ「熟年離婚あるいは夫婦の絆(1)」、「(2)」)。その再録になりますが、まずは、「ステイシー・ケント&ジム・トムリンソン/Stacey Kent & Jim Tomlinson」のカップルを ・・・。

「ステイシー・ケント」。私が最も好きな女性ジャズボーカリストの一人です。いつも彼女のアルバムで、バックで絶妙なサックスを聞かせているのが、夫君、テナーサックス奏者の「ジム・トムリンソン」。彼名義のボサノバ中心のアルバムで、「リリック/Lyric」では、ステイシーも13曲中11曲と、殆どのトラックに参加しています。自然体のウォーム・ヴォイス、ウォーム・サックスの音色が心地よい。気持ちも春めいてきます。


Lyric

Jim Tomlinson / O Plus France

シニア世代の男性が身につまされる曲かも知れませんね。「あんた、これからの人生どうするのよ?」。

「Jim Tomlinson & Stacey Kent – What Are You Doing The Rest Of your Life」

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その「婦唱夫弾」の心温まるステージ(参照拙ブログ「おしどりJAZZコンサート」)を観て、さらにファンになってしまったのが、「マリエル・コーマン&ヨス・ヴァン・ビースト/Marielle Koeman & Jos Van Beest」のカップル。

「ヨス・ヴァン・ビースト」。オランダ出身。7歳の時、「エロル・ガーナー」、「ジョージ・シアリング」、「オスカー・ピーターソン」などのコンサートを聴いて以来JAZZの虜になったという。まだ「澤野工房」もヨスもあまり知られていない頃、CDショップで何気なく試聴した彼の「BECAUSE OF YOU」を聴いて以来、私は、すっかり大のファンとなってしまった。そして、パートナーの「マリエル・コーマン」との共演アルバムが出るに至って、マリエルのファンともなってしまったのだ。ステージでのおしどりぶりが目に蘇る「お内裏様デュオ」。

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BETWEEN YOU&ME
マリエル・コーマン&ヨス・ヴァン・ビースト・トリオ/澤野工房
Marielle Koeman : vocal
Jos Van Beest : piano
Evert J. Woud : bass
Klaas Balijon : drums

本当に心温まる心地のするマリエルの歌声を ・・・。ボッサ、「やさしい雨」。ヨスのピアノもロマンティックないい味を出しています。

「Gentle rain – Marielle Koeman and Jos Van Beest Trio」

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