JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(353) ~ 晩夏の花、初秋の花 ~

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 九州地方に大きな被害をもたらした秋雨前線による豪雨も一段落。すこし気温も下がってエアコンなしでも過ごせる。何日かぶりのウォーキングで目に付いた晩夏の花は、「アサガオ(朝顔)」、「ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)」の花。「アサガオ」を育て、観察する宿題は、いまでも出されているようで、夏休みの終ったこの頃、いかにも宿題とわかる容器から伸びて花を咲かせているので、子供の宿題の名残であろう。
    
 「ヘチマ」。この実から取れるのが、古くは江戸時代から「美人水」として多くの女性に愛されてきた「ヘチマ水」。実家の庭にも咲いていて、実が取れる中秋の名月の頃になると、母親が「ヘチマ水」を作っていた。



 台湾原産の「タカサゴユリ(高砂百合)」。グランドの脇、石垣、公園、林の中、住宅の庭、道路脇、空き地、階段、池の端 ・・・・。この時期団地のいたるところで見かける雑草といってもいい花。温暖化の影響か、今、日本のあちこちでものすごい勢いで増えているという。始末の悪いことに、実の中にあるものすごくたくさんの種が、風によってまき散らされ、あっという間に広がってしまうらしい。「百合」には違いないが、実はエレガントとは程遠く、したたかでしぶとい。
   
咲きだした「ハギ(萩)」の花。こちらも古来から「秋の七草」として知られている花。  
  
 今宵の曲は、夏の終わりの定番、「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」の「過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer」。同名のアルバム(2002年)から。私のお気に入りのアルバム、そして演奏のひとつ。「いそしぎ/The Shadow of Your Smile」も ・・・。


    
過ぎし夏の想い出/The Things We Did Last Summer
New York Trio
ヴィーナス・レコード


    
    

   
「New York Trio – The Things We Did Last Summer」

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「The Shadow of Your Smile – New York Trio」

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路傍の花、樹々の鳥(179) ~ オルタナティヴ ~

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タカサゴユリ

 「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」。 美人を形容する古き常套句。「百合」は優雅さの象徴であった。ところで写真は、台湾原産の「タカサゴユリ(高砂百合)」。グランドの脇、石垣、公園、林の中、住宅の庭、道路脇、空き地、池の端 ・・・・。この時期団地のいたるところで見かける雑草といっていい花。温暖化の影響か、今、日本のあちこちでものすごい勢いで増えているという。始末の悪いことに、実の中にあるものすごくたくさんの種が、風によってまき散らされ、あっという間に広がってしまうらしい。常套句にあるように、見かけは優雅な百合の花だけに、外来種、雑草と認識して抜く人もほとんどないので、広がりに輪をかけてるという。日本原種の百合、「テッポウユリ(鉄砲百合)」との自然雑種も多いらしく、「百合」には違いないが、実はエレガントとは程遠い、したたかでしぶとい「オルタナティヴ・リリー」といえよう。

 注)alternative(オルタナティブ);「代わりとなるもの、代替物、代替案」、「選択肢」、「もうひとつの」

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 一見する容姿、歌唱の可憐さとは違って、したたかさを感じるのが、「ガブリエラ・アンダース/Gabriela Anders」。音楽ジャンル的には、「オルタナティヴ」にカテゴライズされるという。

 1972年、ブエノスアイレス生まれ。デビュー・アルバム、ジョビンのカバー集「ベレーザ:ジョビンに捧ぐ/TRIBUTE TO ANTONIO CARLOS JOBIM」(1995年)が大ヒットしたボサノバ・ユニット、「ベレーザ/Beleza」のリード・ヴォーカルとして一世を風靡した。ユニットとはいうが、実質は一人ユニットであったことが、アルバムのクレジットからもうかがえる。

 1999年、初の本名でのソロ・アルバムが、「Wanting」をリリース。その後も、彼女の最大の魅力であるシルキー・タッチの歌声を武器にして、ジャズ、サルサ、クンビア、ボンバ、レゲエ、ジャズ、ファンク、タンゴ等々、多くのジャンルをブレンドさせて、脱ボサ・ノヴァだけではなく彼女にしかできない音楽づくりへの挑戦など、したたかな音楽活動を続けている。まさに、「オルタナティヴ・リリー」。

 「ベレーザ」時代のセカンド・アルバムで、全曲、彼女のオリジナルのアルバム、「セヴン・デイズ/Seven Days」(1996)からいくつか ・・・。 
   

セヴン・デイズ

ベレーザ / インディペンデントレーベル

「Beleza – Por Siempre (Spanish version of “Forever”)」

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「Beleza – Don’t Stop Listening」

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「Gabriela Anders – Feels So Good」

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路傍の花、樹々の鳥(131) ~ 美しい白百合がと言いたいが ~

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グランドの脇、石垣、公園、林の中、住宅の庭、道路脇、空き地、池の端 ・・・・。この時期団地のいたるところで見かけるのが、台湾原産で「タカサゴユリ(高砂百合)」という外来種。温暖化の影響か、今、日本のあちこちでものすごい勢いで増えているらしい。さらに始末の悪いことに、実の中にあるものすごくたくさんの種が、風によってまき散らされるという。だから、あっという間に広がってしまうらしい。見かけは美しい百合の花だけに、外来種、雑草と認識して抜く人もほとんどないので、広がりに輪をかけてるという。まっ、美人は得ですな。

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リオ・オリンピック。ブラジルでは全くの「懐メロ」と化し、その分野で新人やアルバムも出ず、開会式にも閉会式にも、歴史の一コマとしてしか取り上げられない。さすれば自分で取り上げましょうと、思い出したのが、「バド・シャンク/Bud Shank」。いわゆるウエスト・コースト・ジャズのの人気アルト奏者で、ボサノバが爆発的に世界中に広まった1960年代に、今で言えば、スムース・ジャズ的なボサノバ・アルバムをリリースした。私もよくLPで聴いていたが、それらは散逸してしまった。

1926年、オハイオ州デイトン生まれ。’50〜52年「スタン・ケントン楽団/Stan Kenton’s Orchestra 」に加入。’50年代は自己のカルテットで活動し、’54年度のダウンビート誌批評家投票新人賞を受賞。その後、ブラジル出身のギタリスト、「ローリンド・アルメイダ/Laurindo Almeida」と出会い、南米の音楽に強い興味を持つようになる。そのエキゾチックなムードの漂う音楽は、後のJAZZボッサで人気を得た「LA4」の結成につながってゆく。「スタン・ゲッツ/Stan Getz」よりも以前に、ジャズとブラジル音楽を融合させた先駆者である。

能書きはこれまで。夏の宵に爽やかさを運ぶバドのJAZZボッサ、気楽にお聴きください。

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Bud Shank / Girl In Love
  
  
  

「Bud Shank – Summer wind」

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あとはフルアルバムで ・・・。

ボサノバ・ジャズ・サンバ

バド・シャンク&クレア・フィッシャー / ユニバーサルミュージック

「Bud Shank & Clare Fischer – Bossa Nova Jazz Samba (1962)(Full Album) 」

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Bud Shank & His Brazilian Friends [1964 Pacific Jazz]

  
  
  
  
 

「Bud Shank And His Brazilian Friends – 1965 – Full Album」

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路傍の花、樹々の鳥(43) ~ 秋の気配が ~

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ウォーキングの道筋にある溜池の周りを取り巻く林。一部が立ち入り禁止になっているため、人の手がついていない場所もある。そこに、種類はわからないが、「ユリ(百合)」が咲きだした。多分野生種ではなく、近所の家の庭や道端で咲いている園芸種であろう。調べてみると、どうも台湾原産で「タカサゴユリ(高砂百合)」という外来種らしい。温暖化の影響か、今、日本のあちこちでものすごい勢いで増えているらしい。さらに始末の悪いことに、実の中にあるものすごくたくさんの種が、風によってまき散らされるという。だから、庭、林、道端、空き地など、この時期にいたるところで見ることができる。「・・・・ 歩く姿は百合の花」なんて風流なことは言っておられないのである。ただし、「テッポウユリ(鉄砲百合)との交雑種が多く、その違いが外見からは判別しにくい場合も多いという。

そして、これから熟す「アケビ(木通)」も大きな実をつけている。実の中は乳白色のゼリー状で、甘味があり、黒い小さな種がたくさん入っている。今風に言えば、「スイーツ」か、子供の頃は近くの山でよく採って食べたご馳走だった。都会に近い住宅団地にも、まだこんな風景が残っている。秋の気配がかすかに感じられる景色が ・・・。
 
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さて、連続「タンスの肥やしピアノ」シリーズ。今宵は、「トリオセンス/Triosence」である。吉本あたりのお笑いトリオか?と思うようなユニット名であるが、前回「エルマー・ブラス」に続き、ドイツ出身の大真面目、れっきとしたピアノ・トリオである。昨年も取り上げたのを思い出したので、「タンスの ・・・」とは言えないかもしれませんが ・・・。

ピアノの 「ベルンハルト・シューラー/Bemhard Schüer」を中心に、1999年に結成されたJAZZピアノトリオ。バンドの名前を「トリオセンス」とした由縁は、 トリオとエッセンスとを併せた造語だそうで、そこに彼らの思いが込められているようだ。ドイツのジャズ・コンペや、「Ostsee Jazz Festival」などで優勝後、CDデビューを果たした。デビュー・アルバムは、「First Enchantment」(2001年録音)。以後、セカンド・アルバム、「Away For A While」(2004年録音)は、ドイツのジャズ・ヒットチャートに6週間連続してランクされるなど、ドイツで最も成功したジャズ・バンドのひとつに数えられている。現在のメンバーは、ピアノは、1979年生まれの「ベルンハルト・シューラー」、ベースは「マティアス・ノヴァク/Matthias Nowak」で1976年生まれ、ドラムは「ステファン・エーミッヒ/Stephan Emig」で同じく1976年生まれと、いずれも気鋭の若手というところ。

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「ベルンハルト・シューラー」。7歳ころに始めたピアノが自身の音楽のベースになっているという。10代では作曲を始め、1996年には、リーダーとして、そしてサックス・プレイヤーとして、自身の最初のバンドを結成した。その活動が、やがて「Triosence」結成へと続く。

私が最初の聴いた彼らの最初のアルバムは、トリオとしては3作目の「When You Come Home」(2008)。ヨーロッパ・ジャズに共通する美メロと哀愁、抒情性が私好みのトリオ。ここで「Enchantment(魔法をかけること)」されたといっていい。そこから遡っての、なかば「ジャケ買い」は、デビュー・アルバム、「ファースト・エンチャントメント/First Enchantment」。全曲を「ベルンハルト・シューラー」が作曲したという。ゆっくりとしたテンポで、ロマンチシズム溢れる美メロが流れる心地よさ。

First Enchantment

Triosence / Monster

その中から、まず2曲ほど ・・・。この時のベースは、「ミヒャエル・ケーラウス/Michael Kehraus」。

「Waltz For Andrea – Triosence」
 
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「Triosence ‐ River Song」
 
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そして、私が魔法をかけられた3作目の「When You Come Home」。ここからベースは「マティアス・ノヴァク」に ・・・。

When You Come Home

Triosence / Sony Bmg Europe

オスロの「レインボー・スタジオ」でレコーディングされたそのアルバムから、レコーディング風景の動画と共に、タイトル曲、「When You Come Home」を。

「triosence ‐ When You Come Home in Oslo」
 
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そして、なぜかイントロに「和」の旋律を感じる「a far off place」。

「triocence ‐ a far off place」
 
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「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」と共演したアルバム、、「トリオセンス・ミーツ・サラ・ガザレク  ~ホエア・タイム・スタンズ・スティル/Where Time Stands Still (Triosence feat. Sara Gazarek)」(2010)や最近作、「ターニング・ポインツ/Turning Points」(2013)もいい。 (参照拙ブログ「新春から子供たちと遊ぶ」「月日は巡って ・・・」
 

 
 

 



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