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野生の息吹きを感じて ~ 猪のヌタ場にて ~

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 写真は、「猪の沼田場(ヌタ場、ぬたば)」である。炭焼きの工程で、炭窯を密閉するのにレンガを積み上げてしているが、その時に必要な粘土を、いつも決まった公園内の場所で採取している。粘土を採ったその跡の窪地に雨水が溜まり、格好な泥田ができる。そこが、猪にとって絶好の「沼田場」となっているのである。「沼田場」とは、イノシシなどの動物が、体に付いているダニなどの寄生虫や汚れを落とすために、泥を浴びる場所のことで、「のたうち回る」の語源とも言われている。粘土がそれに適しているとちゃんと知っているのである。のたうち回るところは見たことはないが、周辺の木に泥をこすりつけているので、「沼田場」とわかる。野生の息吹きを感じながら、粘土を土嚢に詰め込む。

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 こちらは、もうすっかり馴染みとなった鹿の親子。正月あけての「顔見世」である。公園管理事務所の職員たちは、愛称をつけているようだが、こうなると野生といえども、アイドル並。まっ、可愛いことは可愛いが ・・・。いやいや、われわれにとっては、やはり天敵。

 さて、今宵の歌は、「Wild Is The Wind」。「Love me, love me ・・・」と歌い出される切ない歌詞と美しい哀愁のメロディで、多くのアーティストにカバーされている曲である。「野性の息吹き」という邦題がついている。残念ながら、私は観ていませんが、「マイ・フェア・レディ/My Fair Lady」の監督として知られている「ジョージ・キューカー/George Cukor」監督の1957年の同名の映画の主題歌である。作詞は、「ネッド・ワシントン/Ned Washington」、作曲は、あの映画音楽界の大御所、「ディミトリ・ティオムキン/Dimitri Tiomkin」。

【 Wild Is The Wind 】  by Ned Washington / Dimitri Tiomkin

「♪ Love me, love me,          愛してよ 愛してよ
        love me, say you do    愛していると言ってよ
  Let me fly away with you        わたしと一緒にここから飛び立とうよ
  For my love is like the wind,      だって、わたしの愛は風だから
     and wild is the wind        激しく吹きすさぶ風なの
  Wild is the wind            激しく吹きすさぶ風なんだから

  Give me more than one caress,       もっともっと抱いて
     satisfy this hungriness          この飢えを満たすほどに
  Let the wind blow through your heart  風よ 私の心を吹き抜けてよ
  For wild is the wind,           だって、わたしの愛は風だから
        wild is the wind       激しく吹きすさぶ風だから

  You touch me             あなたが私に触れるとき
  I hear the sound of mandolins     私にはマンドリンの音が聞こえる
  You kiss me              あなたが私にキスをするとき
  With your kiss my life begins      そのキスで私の人生がよみがえる
  You’re spring to me, all things to me  あなたは私の源、すべてなの
  Don’t you know, you’re life itself!    わからないの 私の人生そのものなのよ

  Like the leaf clings to the tree     木にしがみつく木の葉のように
  Oh, my darling, cling to me       愛する人よ 私から離れないで
  For we’re like creatures of the wind,   だって、わたしたち二人は風が作り出したもの
      and wild is the wind         激しく吹きすさぶ風が
  Wild is the wind               激しく吹きすさぶ愛の風が二人を   ♪」

 多くのアーティストにカバーされている中から、まずはオーソドックスなところで、「ニーナ・シモン/Nina Simone」。同名タイトルのアルバム、「Wild Is The Wind」(1964)から。

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Wild Is the Wind CD, Import
ニーナ・シモン/Nina Simone
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「Nina Simone – Wild Is The Wind」

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 さて、次は、北欧美女シンガー図鑑でも取り上げたデンマーク出身の熟女ジャズ・ヴォーカル、「セシリア・ノービー/Cæcilie(Caecilie) Norby」。彼女のパートナーは、ベーシストで知られる「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson」。彼女のデビュー・アルバム、「セシリア・ノービー/Cæcilie Norby」(1995)から。
  

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Caecilie Norby / EMI Import

 ここではピアノ・トリオとのライブからアップ。ニーナにも劣らないソウルフルな熱唱。サポートは、「ラーシュ・ヤンソン/Lars Jansson – piano」、「ラーシュ・ダニエルソン/Lars Danielsson – bass」、「ユッキス・ウオティーラ/Jukkis Uotila – drums」。

「Cæcilie Nordby – Wild is the wind」

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 異色のアーティストは、アメリカのマルチ・インストゥルメンタリスト、「エスペランサ・スポルディング/Esperanza Spalding」。主にジャズ・ベーシスト、歌手として知られている。1984年、オレゴン州ポートランド出身。アフリカ系アメリカ人、ウェールズ及びスペインの血を引くため、ウェールズ、ヒスパニック、ネイティブ・アメリカンにアフリカからの古いルーツを加えた多様な民族的遺産を受け継いでいるという。

 2006年のデビュー・アルバムは、「Junjo」。非凡なベース演奏とスキャットを中心に、ラテンのリズムやパーカッションなどを融合したその音楽はジャズ界に衝撃をもたらしたという。前・米大統領「バラク・オバマ」氏は彼女のファンで、2009年12月、オスロ・シティホールで開催されたノーベル平和賞授賞式で、オバマ氏の名誉を讃える演奏を披露し、翌日のノーベル平和賞コンサートに出演した。第4作、「ラジオ・ミュージック・ソサイエティ/Radio Music Society」(2012)は、第55回グラミー賞(最優秀ジャズ・ボーカル・アルバム)を受賞した。「Wild Is The Wind」は、第3作、「Chamber Music Society」(2010)に収録されているが、ここではライブで。

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CHAMBER MUSIC SOCIETY CD, Import
エスペランサ/Esperanza Spalding
HEADS


   
   

「Esperanza Spalding – “Wild Is The Wind” (Live in San Sebastian july 23, 2009 – 5/9) 」

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 さて、この曲、最も知られているのは、ひょっとして「デヴィッド・ボウイ/David Bowie」の歌唱かもしれません。アルバム、「Station to Station」(1976)に収録されていますが、惜しくも一昨年、2016年1月10日になくなってしまった。彼を偲んで、2000年、ロンドン、これまた熱唱のライブ映像で。

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STATION TO STATION CD, Import
デビッド・ボウイ/David Bowie
EMI


   
   

「Wild is the Wind – David Bowie」

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