JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

最初に咲いたのは ・・・

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 「ヌバタマ(射干玉)」と呼ばれる真っ黒い種を頂いたので、三年ほど前から庭先で育てている万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」。その花が一輪、今朝開花した。濃いオレンジ色に赤い斑点が入る、「シンリュウ(真竜)」と呼ばれる品種。これは結構好評で、知人にも去年採種した「ヌバタマ」を分けてあげたが、さて今年咲くだろうか。

   
 今宵聴きたくなったのは、スペイン・ジャズの枠を超えて、今、ヨーロッパ・ジャズを代表する歌姫に数えられているという「カルメ・カネラ/Carme Canela」。
 
 1962年、バルセロナ生まれ。円熟味を増した57歳。16歳の時、ジャズ・オーケストラのボーカルとしてキャリアをスタート、1996年にアルバム・デビュー。カタルーニャ出身のアーティストらしく、民族的メッセージが込められたアルバムをリリースしてきたが、最新作、「バラッド/Ballads」(2018)では、スタンダード・ナンバーを中心に、「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」の「レフト・アローン/Left Alone」や「ガーシュイン/Ira & George Gershwin」の「エンブレイサブル・ユー/Embraceable You」などを取り上げており、「ジョアン・モネ/Joan Monne」の美しいピアノをバックに、繊細で円熟した歌唱が心に響く。これぞ大人の女性ボーカル。「カルメ・カネラ」と「ジョアン・モネ」のデュオ・アルバム、「Ballads」は、「ジャズオーディオ・ディスク大賞2018 ヴォーカル部門金賞」を受賞した。その中から、「エンブレサブル・ユー/Embraceable You」。


    
Ballads
Carme Canela / Joan Monne
Fresh Sound


    
  

「Canela Monné Duet – Embraceable you」

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 前述のアルバムを聴いてから、もう少し彼女を聴いてきたいと思ったのが、アルバム、「Granito de Sal」(2013)。「ジョアン・モネ」や、ベースの「Marko Lohikari」、ドラムの「ダビ・クシルグ/David Xirgu」といったスペインの気鋭ジャズメンたちが軽やかなサウンドを奏で、カルメはメロディをしっとりと、情感豊かに歌う。「エドゥ・ロボ/Edu Lobo」などのブラジリアン・ナンバーに混じり、「ビートルズ/The Beatles」や「セロニアス・モンク/Thelonious Monk」を取り上げるなど、さまざまなジャンルからいい曲を集め、カルメらしいアレンジで聴かせる。の本領発揮といったところ。さまざまなジャンルからいい曲を集め、それを独自のジャズに料理する彼女の卓越したセンスに脱帽させられます。タイトル曲、「Granito de Sal」は、古くは「トリオ・ロス・パンチョス/Trío los Panchos」あたりも歌ったというラテンの名曲で、意味は「塩の花崗岩」。


   
   

 
Granito de Sal
Carme Canela/カルメ・カネラ
Fresh Sound New Talent


    
  

 
 残念ながらYOUTUBEにはアップされていないので、聴きたい方は、上のアルバム紹介から、さわりだけを ・・・。

梅雨の最中、伸びているのは ・・・

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 ずっと梅雨、すっきりしない天気。恵みの雨とばかりに伸びているのは、別名、「モジズリ(綟摺)」と呼ばれる「ネジバナ(捩花)」、もうしばらくすれば咲く万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」の花芽、「ゴーヤー」の方が一般的な呼び名になってしまった「ニガウリ(苦瓜)」。

 今宵の曲、「Watch What Happens」。直訳すれば、「さあ、どうなるか見てみよう」。元々は、「ミシェル・ルグラン/Michel Legrand」が、「ジャック・ドゥミ/Jacques Demy」監督の映画、「ローラ/Lola」(1961年)のテーマ曲として書いたもの。それをドゥミ監督自身がフランス語の歌詞を付け、映画、「シェルブールの雨傘/Les Parapluies de Cherbourg 」(1964年)で使用し、ヒットした。アメリカでは、「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」が英語詞を付け、1967年、「セルジオ・メンデスとブラジル’66/Sergio Mendes & Brasil ’66」でヒットしている。

【 Watch What Happens 】    by Michel Legrand/Norman Gimbel

「♪ Let someone start believing in you,  誰かさんが君に想いを寄せようとしている
       let him hold out his hand     彼は腕を伸ばして
   Let him touch you               君に触れようとする
       and watch what happens     さあ、何が起こるかな

   One someone who can look in your eyes,  誰かさんが君の瞳を見て
       and see into your heart           君の心をみつけようとしている
   Let him find you                 そして、見つけてしまうだろう
       and watch what happens      さあ、何が起こるかな

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

絵に書いたような女性ジャズ・ボーカルとして我々を魅了する、「リン・スタンレー/Lyn Stanley」の歌唱から。アルバムは、「Lost in Romance」(2013)。

  
   
Lost in Romance
Lyn Stanley
CD Baby
 

    

   
「Watch What Happens – Lyn Stanley」

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 「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」のスローなボッサはいかがでしょうか。アルバム、「In the Moonlight」(2011)から。


    
In the Moonlight
ソフィー・ミルマン/Sophie Milman
Ent. One Music


    
     

「SOPHIE MILMAN – Watch what happens」

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もうしばらくは楽しめそう

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ヒオウギa
ヒオウギの種
 ここ一ヶ月くらいずっと目を楽しませてくれた「ヒオウギ(檜扇)」も、そろそろ終わりの時期にさしかかっている。花が落ちた後には、袋状の大きなさやができている。やがて、熟すと割れて、いわゆる「ヌバタマ(射干玉)」とよばれる、まっ黒い種子が顔を出す日も近い。タネはしばらく落ちずに残るというので、もうしばらく楽しめそうだ。

BEGIN
 さて、朝のことである。ボランティアクラブの所用で、ご近所の本屋さんへ行った時のこと。ちょうど開店時間に合わせていったのだが、もうすでにシニアの女性5~6人が列を作っている。「何事か?」と思って聞いてみると、11月に隣町のホールで開催される「ビギン/Begin」のコンサートのチケットを求めて、1時間ほど前から並んでいるとのこと。いまもって、シニアに人気が高いんですね、「ビギン」。開店5分で、この店の割り当て分はソールド・アウトとなった。

 いいじゃないですか、コンサート。ワクワクしながら1時間前から並んでチケットを手に入れるなんて・・・。シニアになったからこそ、昔の想いや感動を蘇らせるために。ただ、男性が一人もいなかったのがちょっと気になりますが ・・・。

 きっと、このコンサートでもうたわれるのでしょう。クラプトンのバラッドの名曲、「Wonderful Tonight」、そして、「BEGIN」の記念すべきデビュー曲、きっと日本のブルース・ベストに名を連ねるに違いない、「恋しくて」。ベストアルバム、「Ballads」(1999)から。

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BALLADS
BEGIN
テイチクエンタテインメント


       
    
       

【 Wonderful Tonight 】  作詞・作曲; ERIC CLAPTON

「♪ It’s late in the evening              宵闇が迫ってきたというのに
   She’s wondering what clothes to wear  君はまだ着てゆく服に迷っている
   She puts on her make up            化粧をして
   And brushes her long blonde hair      長いブロンドの髪を梳かし
   And then she asks me              ”どう!決まっている?”と
   ”Do I look alright ?”                 君は僕に尋ねるが
   And I say “yes, you look wonderful tonight”  ”もちろんとても素敵だよ”と答える

   We go a party               そして、僕たちはパーティへ向かう
   And everyone turns to see      誰もが振り返るんだ
   This beautiful lady            僕と連れ立って歩いている
   Thats walking around with me   美しいレディを見て
   And then she asks me         ”ご気分はいかが?”と
   ”Do you feel alright ?”         君は僕に尋ねるが
   And I say “yes, I feel wonderful tonight”  ”もちろん最高さ”と答える
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   It’s time to go home now        そろそろ帰る時間
   And I’ve got an aching head      僕はちょっと頭が痛くなってきた
   So I give her the car keys        車のキーを君に渡して送ってもらい
   She helps me to bed            僕をベッドに寝かしつけてくれる君                       
   And then I tell her              灯りを消して
   As I turn out the light            君に囁く
   I say “my darling, you were wonderful tonight  ”今夜の君は素敵だったよ”
   Oh, my darling, you were wonderful tonight”   ”そう、今夜の君は最高さ” ♪」

「BEGIN ‐ WONDERFUL TONIGHT」

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「BEGIN – 恋しくて」

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真夏のそろい咲き

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ヒオウギ4
ヒオウギ
 2年がかりで、やっと咲いた万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」の、濃いオレンジ色に赤い斑点が入る「シンリュウ(真竜)」と、黄色い花で花びらに斑点は入らない「オウリュウ(黄竜)」のそろい咲きが続いて目を楽しませてくれている。

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 さて、酷暑でバテバテになっているシニアの皆さんたちへおすすめは、「じじい・ボーカル・デュエット」。すっかり好々爺なってしまったが、私が若い頃、ご贔屓だった男性ボーカリストたちが、これまたレジェンド・ボーカリストの、「トニー・ベネット/Tony Bennett」とのデュオを繰り広げるアルバム、「デュエッツ/Duets: An American Classic」(2006)。

 このアルバム、それまでに13度のグラミー賞を数え、2006年8月3日に80歳の誕生日を迎えたアメリカ音楽界の最高峰、「トニー・ベネット」のキャリアの集大成。自身のヒット曲の数々を、世界のトップ・スターたちとともにデュエットした特別企画で、グラミー賞受賞に加え、彼最大のヒット・アルバムになったという。

 もちろん、いろいろなアーティストとのデュエットが収録されているが、存在感を放つのが、この4人とのデュエット。録音後12年経っているが、5人ともまだまだ健在。「ポール・マッカートニー/Paul McCartney(1942年6月生まれ、現在76歳)」、「ビリー・ジョエル/Billy Joel(1949年5月生まれ、現在69歳)」、「スティング/Sting 1951年10月生まれ、現在66歳)」、「ジェームズ・テイラー/James Taylor(1948年3月生まれ、現在70歳)」。ちなみに、「トニー・ベネット」は、1926年8月3日生まれ、現在92歳である。いや、負けてられませんね、我々も。

 彼らとのデュエットを、よく表情が分かる「メイキング・ビデオ」とともにお聴きください。「The Very Thought of You with Paul McCartney」、「The Good Life with Billy Joel」、「The Boulevard of Broken Dreams with Sting」、「Put on a Happy Face with James Taylor」。

Duets: An American Classic

Tony Bennett / Sony


「Tony Bennett & Paul McCartney – The Very Thought of You/The Making Of An American Classic」

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「Tony Bennett & Billy Joel – The Good Life/The Making Of An American Classic」

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「Tony Bennett – The Good Life (with Billy Joel) 」

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「Tony Bennett & Sting & The Boulevard of Broken Dreams/The Making Of An American Classic」

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「Tony Bennett & Sting – The Boulevard of Broken Dreams」

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「Tony Bennett & James Taylor – Put on a Happy Face/The Making Of An American Classic」

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「Tony Bennett – Put On A Happy Face (with James Taylor) 」

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万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」にちょっと感動

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 過日、このブログで、2年がかりで、やっと万葉の花、「ヒオウギ(檜扇)」が咲いたという記事を書いた。咲いた花は、濃いオレンジ色に赤い斑点が入る、一般的な「ヒオウギ」の「シンリュウ(真竜)」ではなく、黄色い花で、花びらに斑点は入らない。「オウリュウ(黄竜)」と思われる種類であった。(参照拙ブログ 「2年がかり、やっと咲いた万葉の花」

 しかし、となりの株から「シンリュウ(真竜)」が咲いたのである。やはり、「ヒオウギ(檜扇)」の王道、「シンリュウ(真竜)」は絵になり、落ち着く。玄関先で仲良く並んで咲く、「シンリュウ」と「オウリュウ」。前回、正直ちょっと残念な思いもしていたから、少し感動。

 さあ、今宵の曲は、懐かしい万葉の花に。「That Old Feeling」。「懐かしく感じたあの気持ち」とでも訳しましょうか。1938年制作のファッション業界を描いたミュージカル映画、「1938年のヴォーグ/Vogues of 1938」の挿入歌というから、古い古いスタンダード曲です。「ルー・ブラウン/Lew Brown」作詞、「サミー・フェイン/Sammy Fain」作曲という。

【 That Old Feeling 】  by Lew Brown / Sammy Fain

「♪ I saw you last night          昨晩、君を見たとき感じた 
        and got that old feeling        あの懐かしい気持ち
  When you came in sight         君が視界に入ってきた瞬間
        I got that old feeling         懐かしい気持ちを感じたんだ
  The moment that you danced       君が踊っているあの時
          by I felt a thrill          ぼくはドキドキして
  And when you caught my eye       君と目があった時は
          my heart stood still        心臓が止まりそうだった

  Once again I seemed to          もう一度昔にもどったような
         feel that old yearning      あの懐かしい気持ちを感じた気がして  
  And I knew the spark of          まだ僕にも恋する火花が
         love was still burning       残っているんだと感じた
  There’ll be no new romance for me,   でも新しい恋なんて僕にはきっとダメだろうな
           it’s foolish to start        恋をまた始めるなんて愚かなこと
  For that old feeling, is still in my heart   君への想いがまだ残っているんだから
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 まず、「チェット・ベイカー/Chet Baker」で聴いてみましょうか。私がこの歌を知ったのは、「Chet Baker Sings」(1956年)というアルバム。そう、あの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」で有名になったアルバム。冒頭に収められているのだが、チェットのトランペット・ソロの後に、チェット節とも言える、あの甘いくすぐるようなが声が流れてきます。

Chet Baker Sings

Chet BakerPacific Jazz

「That Old Feeling ー Chet Baker 」

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 没後9年、もう懐かしいと思うピアニストになってしまった、「エディ・ヒギンズ/Eddie Higgins」のアルバム、「ベッドで煙草はよくないわ /Don’t Smoke In Bed」(2000)からも。パーソネルは、「Eddie Higgins(p)」、「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli (g)」、「ジェイ・レオンハート/Jay Leonhart (b)」というドラムレス・トリオ。

ベッドで煙草はよくないわ (初回プレス限定)

エディ・ヒギンズ・トリオ / ヴィーナス・レコード


「That Old Feeling – Eddie Higgins Trio」

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 女性ボーカルでも。「ニューヨーク・タイムズ」で、「メインストリーム・ジャズ・シーンにおいて、魅力溢れる若きディーバ」と評されたという、「チャンピアン・フルトン/Champian Fulton」。ピアノを弾き語りで艶やかにスモーキーに歌う「アフター・ダーク/After Dark」(2016)から。

「チャンピアン・フルトン」。1985年、オクラホマ州生まれ、32歳という若さ。父親がジャズ・トランペット奏者だったため、幼い頃からジャズに親しみ、「チャーリー・パーカー・ウィズ・ストリングス」を子守唄代わりに育ったそうだ。
 
 純アメリカ的ともいえるトラディッショナルなジャズボーカルで、知性的なユーモアと明るい歌声と、抜群のスイング感が魅力の才色兼備のディーバの弾き語りジャズ・アルバム。

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After Dark
Champian Fulton
CD Baby


     
     

 ジャズ・フェスでのライブ映像で。

「That Old Feeling – Champian Fulton – Chicago Humanities Festival 2015」

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2年がかり、やっと咲いた万葉の花

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 やっと「ヒオウギ(檜扇)」の花が咲いた。「ヒオウギ」の種、いわゆる「ヌバタマ(射干玉、夜干玉)」を頂いたのが、2016年の秋。翌、2017年の5月に種を植えたが、ある程度成長はしたが、花は咲かずじまいだった。だから、2年がかりということになる。

 「ヒオウギ(檜扇)」は、山野の草地や海岸に自生するアヤメ科の多年草で、午前中に咲き、夕方にはしぼむ一日花。厚みのある剣状の葉が長く扇状に広がるため、この名が付いたといわれる。日本では古くから親しまれており、京都では祇園祭には欠かせない花で、時期が来ると軒先などに「ヒオウギ」が飾られるという。また、万葉集には、その種、「ヌバタマ」 を読んだ歌が80首ほどあるそうだ。「ぬばたまの夜 ・・・」のように、「ヌバタマ」は、黒いものをあらわす枕詞。
  
  ぬばたまの、黒髪変り、白けても、痛き恋には、逢ふ時ありけり   (万葉集)

ヒオウギ(真龍)
 通常、7~8月頃に咲き、花は直径5cm前後で、花びらは6枚。オレンジ色で赤い斑点があるというが、我が家に咲いたのは、黄色い花。調べてみると、何種類かの園芸種もあって、濃いオレンジ色に赤い斑点が入る一般的な「シンリュウ(真竜)」と、我が家のように、黄色い花を咲かせ、花びらに斑点は入らない。「オウリュウ(黄竜)」などがあるという。

 万葉人も、私と同じこの花を見ていたと思うと、ある種の感慨も湧いてくる。

 さて、「古きを尊ぶ」。今宵は、「ポール・デスモンド/Paul Desmond」と「ジム・ホール/Jim Hall」とコラボしたアルバム、「ボッサ・アンティグア/Bossa Antigua」(1964)。もう何回も取り上げている夏の定番。

 「アンティグア/ポルトガル語:Antigua=アンティーク/フランス語: antique」で、「ボッサ・ノヴァ/Bossa Nova(新しい傾向、新しい感覚という意味)」にかけたタイトルである。

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 「ポール・デスモンド」は、1924年サンフランシスコ出身のジャズ・サックス奏者、作曲家。ウエストコースト・ジャズを代表するミュージシャンの一人で、「デイヴ・ブルーベック・カルテット/The Dave Brubeck Quartet」に在籍時に作曲した「テイク・ファイヴ/Take Five」等で、日本でもジャズ・ファンにもよく知られている。

 一方、「ジム・ホール/Jim Hall」。1930年、ニューヨーク州バッファロー生まれのジャズ・ギタリスト。ジャズ・ギター界の巨匠で、「パット・メセニー/Pat Metheny」など多くのギタリストが、ジムからの影響を公言している。残念なことに二人とも鬼籍に入ってしまっている。

 「テイク・ファイヴ」の続編として、ふたりのコラボで作られたアルバムが、「テイク・テン/Take Ten」(1963)。そして、「テイク・テン」の翌年録音されたのが、「ボッサ・アンティグア」。全編ボッサ・テイストに満ちたジャズ・ボッサの名盤。「ジム・ホール」とのコンビネーションには更に磨きがかかり、「夜は千の目を持つ/Night Has a Thousand Eyes」等を快演。私にとっては、エバーグリーン、そして最高のBGM。

 「ジムホール」をフーチャーしたカルテット仕立てのパーソネルは、「Paul Desmond (alto sax)」、「Jim Hall (guitar)」、「コニー・ケイ/Connie Kay (drums)」、「ジーン・ライト/Gene Wright (bass)」。

ボッサ・アンティグア

ポール・デスモンド / SMJ

 大のお気に入りの冒頭2曲、「Bossa Antigua」、「Night Has a Thousand Eyes」を。

「Paul Desmond ー Bossa Antigua」

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「Paul Desmond & Jim Hall – Night has a thousand eyes」

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 フル・アルバムもアップしておきましょう。

1. Bossa Antigua
2. The Night Has A Thousand Eyes
3. O Gato
4. Samba Cantina
5. Curacao Doloroso
6. Ship Without A Sail
7. Alianca
8. The Girl From East 9th Street
9. The Night Has A Thousand Eyes_ Alternate Take
10. Samba Cepeda
11. O Gato_ Alternate Take

「Paul Desmond ー Bossa Antigua(Full Album)」

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