JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

ビオトープに集まるのは ・・・

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 時間があったので、今日は山作業ではなく、一庫公園をウォーキング。梅雨の晴れ間、わずかな日差しも差し込んでいる。梅雨明け間近なんでしょう、「ニイニイゼミ(ニイニイ蝉)」の大合唱。そして、公園のビオトープに集まっているのは、つがいの「シオカラトンボ(塩辛蜻蛉)」、「アメンボ(水黽、水馬、飴坊、飴棒)」。蛙の種類は分からないが、「オタマジャクシ(御玉杓子)」など。



 早春に花をつけた「コブシ(辛夷)」。その名の謂れとなった実が大きくなっているのが分かる。去年伐採した「クヌギ(椚、櫟)」の高木に台場クヌギに育つように、鹿除けの金網を6月に設置したが、こちらは見事功を奏して鹿に食べられることもなく、順調に育っている。約1時間、チェックも兼ねて、公園を一回りした。


 再び雨が降り出した今宵は、ちょっとレトロで、BGM的女性ボーカルを聴きたい。レトロで、BGM的といっても、決して古臭いわけではなく、懐かしさの中で心癒され、ずっと聴いていても飽きない、そんなボーカルである。ピックアップしたのは、「カラブリア・フォーティ/Calabria Foti」。年齢不詳ですが、その優しい歌声に加え、育ちの良さ、品のいい色気を感じさせる美形は、かっての「ジュリー・ロンドン/Julie London」を思わせる。

「カラブリア・フォーティ」。ニューヨーク生まれ。音楽一家に育ち、幼い頃から身の回りには音楽があふれていたという。「家族でクラシックのコンサートやジャズクラブにもしょっちゅう行っていたし、初めて習った楽器はジャズギターとベースだった」と彼女は語る。12歳になる頃には、もう両親たちとホテルやナイトクラブのステージにたっていたともいう。「エラ・フィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「ペギー・リー/Peggy Lee」、「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」、「サミー・デイビス・ジュニア/Sammy Davis Jr.」 ・・・などの大物シンガーの歌をよく歌っていた。この頃すでに「どうすれば彼らと同じように観客の心を掴めるのか」ということを意識して歌っていたというから、末恐ろしい12歳であったようだ。
  
 やがて認められ、2005年、「When A Woman Loves A Man」でデビュー、それに続くセカンド・アルバムになったのが、「恋に過ごせし宵/A Lovely Way To Spend An Evening」(2007)。私は、このアルバムで彼女を知ったが、リリースされているのが、たった4作という寡作ということもあって、そのあとしばらく聴いていなかった。10年近く間が空いていたのだが、最近2つのアルバムを続けて聴く機会を得た。久しぶりに聴く「カラブリア・フォーティ」は、やはり私を癒してくれる。

 YOUTUBEから削除されてしまっていたので、私が知った最初のアルバム、「A Lovely Way To Spend An Evening」は、プロモーション・ビデオから。


   
恋に過ごせし宵/A Lovely Way To Spend An Evening
カラブリア・フォーティ/Calabria Foti
Quicksilver


    
    

「Calabria Foti - A Lovely Way To Spend An Evening」

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 10年ぶりのアルバム、「夜の静けさに/In The Still Of The Night」(2017)から、「Just One of Those Things」。


   
夜の静けさに/In The Still Of The Night
カラブリア・フォーティ/Calabria Foti
MOCO RECORDS / King International


    
    

「Just One of Those Things – Calabria Foti」

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 最新作は、ストリングス・オーケストラをバックのラブソング・バラード集、「Prelude To A Kiss」(2019)から、「The Man With the Horn」。このアルバムには、「ビル・エヴァンス/Bill Evans」の名曲「ワルツ・フォー・デビー/Waltz For Debby」も収録されている。


   
プレリュード・トゥ・ア・キス/Prelude To A Kiss
カラブリア・フォーティ/Calabria Foti
MOCO RECORDS / King International


    
    

「The Man With the Horn – Calabria Foti」

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ビオトープは小さな宇宙

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モリアオガエルの卵塊3
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 水面一面に「エゴノキ」の花びら。公園の管理事務所の裏手には小さな池が設えてあり、ここは、「モリアオガエル(森青蛙)」を始め、「カエル」たちにとってのビオトープ、動物や植物が恒常的に生活できるように造成または復元された小規模な生息空間となっている。この時期、普段は森に生息する「モリアオガエル」、繁殖期になると産卵のため、生息地付近の水辺に集まる。「カエル」は、水中に産卵するものがほとんどだが、この「モリアオガエル」だけは、水面の上にせり出した木の枝などに、粘液を泡立てて作る泡に卵を産みつける。先回も書いたが、その後も次々と「モリアオガエル」が来ては、卵を産み付けている。毎年見ているが、どうしてこんな所に卵を産むのか不思議でならない。前回の卵塊は、孵化し、もうなくなって、卵は「オタマジャクシ」になって、池の中で泳いでいる。もうすぐ「カエル」の赤ちゃんに。

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 「エゴノキ」や「ヤマボウシ」の花が咲き、梅雨が近づくと、森に住んでいる「モリアオガエル」が集まってきては、卵を枝先に産み付け、それが「オタマジャクシ」になって、池に落ち、水中の虫などを食べ、「イモリ」などの捕食者から逃れ、成長したら森へ帰っていく。毎年、それが繰り返されてゆく。この「ビオトープ」は、カエルたちにとっての小さな宇宙。

 今宵の曲、「I Cover the Waterfront」。この「ウォーター・フロント/Waterfront」、「池のほとり」ではなく、「海辺」のようで、「水辺にたたずみ」、あるいは「波止場にたたずみ」という邦題が付けられている。「ビリー・ホリデイ/Billie Holiday」の持ち歌でもあった、古い古い、1933年のポピュラー&ジャズ・スタンダード。この歌が書かれたきっかけは、1932年の同名のベストセラー小説、それをもとにした映画だったという。作詞は「エドワード・ヘイマン/Edward Heyman」、作曲は「ジョニー・グリーン/Johnny Green」。

【 I Cover the Waterfront 】  by Edward Heyman, Johnny Green

「♪  (verse)
  Away from the city that hurts and knocks  傷つき打ちのめされる都会を離れ
  I’m standing alone by the desolate docks  静寂と凍てつくような寒さに包まれた夜
  In the still and the chill of the night     私は人気のない波止場に佇んでいる
  I see the horizon the great unknown     果てしない水平線を見ていると
  My heart has an ache             心が痛む
  It’s as heavy as stone            まるで石のように重い痛み
  Will the dawn coming on, make it light    夜明けは来るのだろうか、私の心にも

    (chorus)
  I cover the waterfront  海辺を歩きながら
  I’m watching the sea   じっと海を見ていた
  Will the one I love     あの人は私のもとへ
  Be coming back to me?  帰ってくるのだろうか

  I cover the waterfront   海辺を歩きながら
  In search of my love    あの人を探す
  An I’m covered       空を見上げれば
  By a starlit sky above   星がまたたく夜空が広がっている

  Here am I         わたしはここよ
  Patiently waiting      ずっと待っているのよ
  Hoping and longing     はかない希望を持ちながら
  Oh, how I yearn      どんなに私が恋焦がれているか
  Where are you?       あなたはどこにいるの
  Have you thought back time? 帰ってくる気はあるの
  Will you remember?      わたしをもう忘れてしまったの
  Will you return?        帰ってきて

  ・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・  ♪」

 正直言ってあまり聴かなかった歌だが、古いスタンダードなので多くのカバーがあります、まずは、「アン・バートン/Ann Burton」。1977年6月、「アン・バートン」3度目の来日の際に録音されたアルバム、「雨の日と月曜日は/Burton For Certain 」から。バックは、日本のジャズを支えた「稲葉國光(b)」と「大隅寿男(ds)」そしてピアノは、「ケン・マッカーシー/Ken McCarthy」。ファンにとってはたまらない「バートン節」です。今回聴いてみて、なかなかいい歌だと再認識した。

雨の日と月曜日は

アン・バートン / MUZAK,INC.

「I Cover The Waterfront ー Ann Burton」

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 二人目は、「コニー・エヴィンソン/Connie Evingson」の「Gypsy in My Soul」(2004)から。ジプシー・ジャズ風のアレンジが新鮮。

Gypsy in My Soul

Connie Evingson / Minnehaha Music

「I Cover The Waterfront ー Connie Evingson」

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 ささやき声、ウィスパー・ボイスの歌唱でも。「レナ・セイカリー/Lena Seikaly」。アルバム、「Looking Back」(2013)から。

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Looking Back
Lena Seikaly
CD Baby


     
     

「I Cover the Waterfront ー Lena Seikaly」

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 じっくりと聴かせる「ジョー・パス/Joe Pass」のギターでも。アルバムは、「インターコンチネンタル/Intercontinental」(1970)。

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インターコンチネンタル/Intercontinental
ジョー・パス/Joe Pass
ユニバーサル ミュージック クラシック


     
      

「Joe Pass – I Cover the Waterfront」

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微かに春の兆しが ・・・

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 作業が早めに終わったので、人気のない山の公園をウォーキング。寒々しくみえる公園のビオトープ。まだ氷が張ったまんまであるが、その氷の厚さも薄くなって、底が透けて見える。もうすぐ氷も溶けて野鳥の水飲み場に再びなる日も近い。

 今宵の曲。ポーランドの新世代のジャズ・ヴォーカリスト、「アガ・ザリアン/Aga Zaryan」のアルバム、「Looking Walking Being」(2010)から、「February Evening In New York」。

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 「アガ・ザリアン」は、1976年、ポーランドの首都ワルシャワ生まれ。父親はクラシック・ピアニスト。彼女は幼い頃から両親とともにヨーロッパ中を広く旅し、またクラシック音楽とともに、アガの両親は、「スティーヴィー・ワンダー/Stevie Wonder」、「ウェザー・リポート/Weather Report」、「ジミ・ヘンドリックス/Jimi Hendrix」、「ボブ・マーリー/Bob Marley」、「ビートルズ/The Beatles」などのポップス・アーティストの音楽もよく聴いたという。このことがアガに小さい頃から幅広い音楽に親しむきっかけを作ったという。

 厳寒のニューヨークの街の夕暮れ。私は二月には行ったことはないが、行き交うニューヨーカーたちの情景が目に浮かぶような歌。

【 February Evening In New York 】 by Denis Levertov,Michal Tokaj

「♪ As the stores close, a winter light   店はもう閉まっているが
  opens air to iris blue,          冬の光は空気をアイリス・ブルーに変えていく
  glint of frost through the smoke     煙の向こうに見える霜の煌き
  grains of mica, salt of the sidewalk.   雲母の輝く粒子、歩道に撒かれた塩の結晶 

  As the buildings close, released autonomous ビルももう閉まっているが、その入口からは
  feet pattern the streets      いくつもの足跡が勝手についたように通りに広がっている
  in hurry and stroll; balloon heads  急いでいるような足跡、散歩しているような足跡
  drift and dive above them; the bodies  足跡の上には風船の顔が揺れていて
  aren’t really there.             そのボディはそこに実在しない

  As the lights brighten, as the sky darkens,  光が一層輝きを増し、夜の闇が深まる頃
  a woman with crooked heels says to another woman  一緒の歩いている女性ふたり
  while they step along at a fair pace,    ねじれたヒールの女性がもう一人に話しかける
  ”You know, I’m telling you, what I love best   ねえ、聞いて 私が一番愛しているのは
  is life. I love life! Even if I ever get       人生よ 人生なの
  to be old and wheezy-or limp! You know?   歳をとって呼吸や足が不自由になってもね
  Limping along?-I’d still … ” Out of hearing.  不自由? その先の会話は聞きとれなかった
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

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Looking Walking Being
Aga Zaryan
EMIミュージックジャパン


   
   

「Aga Zaryan – February Evening In New York」

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どうしてこんな所に卵を産むのか不思議でならない

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モリアオガエル卵塊
エゴノキ

遊びの山のビオトープ、その周りの「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」、「エゴノキ」が満開です。そして、今年もまたその木の枝に、「モリアオガエル(森青蛙)」が真っ白い卵塊を産み付けている。もう一部は溶け出して、オタマジャクシが池に落ちている。毎年のようにこれを見て思うのであるが、「生物の進化」というのは不思議に満ちている。ビオトープの水面にも一面に「エゴノキ」の花 ・・・。

203h

ひさしぶりに「Inger Marie」の「Fool on the hill/Nature boy」が聴きたくなりました。

「インガー・マリエ(・グンナシェン)/Inger Marie Gundersen」。アンニュイで少しダーク。大人のムードを湛え、いぶし銀のように鈍い光を放つ。一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる、そんなシンガー。そんな彼女が好きで、このブログでも、何回か取り上げてきた。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その3) ~ノルウェイ、癒しの熟女は ・・・~」など)

1959年生まれ、ノルウェイ出身。2004年、JAZZシーンに彗星のごとくデビューしたが、この時45歳というから相当な遅咲きである。音楽一家に育ち、物心ついた頃から歌うことに喜びを見出していたという。20代の頃には、地元でもうプロ活動を始めていたが、2004年になって、ようやくソロデビューするチャンスに恵まれたという苦労人でもある。寡作で、私が知る限り、たった4作しかアルバムはリリースされていないが、遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、どのアルバムにも何とも言えない色艶と温もりを吹き込んでいる。(前の記事からの再録)

デビュー・アルバムで私の愛聴盤、「メイク・ジス・モーメント/Make This Moment 」(2004)から、「Fool on the hill/Nature boy」。

Make This Moment

Inger Marie Gundersen / Stunt

「Fool On The Hill/Nature Boy – Inger Marie Gundersen」

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