JAZZYな生活

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埴生の宿の秋も楽し

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フジバカマ
コムラサキ
 色鮮やかな「フジバカマ(藤袴)」、「コムラサキ(小紫)」。埴生の宿の秋も楽し ・・・。

 今宵の曲は、「埴生の宿」。日本では「埴生の宿」として知られるこの歌、原題は「Home, Sweet Home(ホーム、スイート・ホーム)」というイングランド民謡。民謡というが、アメリカの「ジョン・ハワード・ペイン/John Howard Payne」が作詞、作曲は、イギリスの「ヘンリー・ローリー・ビショップ/Henry Rowley Bishop」。1823年に作詞・作曲され、同年初演のオペラ「ミラノの乙女クラリ/Clari, Maid of Milan」の中で歌われたという。

【 埴生の宿 (Home, Sweet Home) 】  
              作詞:J. H. Payne、作曲:H. R. Bishop、日本語詞:里見義

「♪ 埴生の宿も わが宿
    玉のよそい うらやまじ
      のどかなりや 春のそら
        花はあるじ 鳥は友
          おお わが宿よ たのしとも たのもしや  ♪」

 今は亡き母が好んで聴いていたのが、「鮫島有美子」。母にプレゼントしたこともあるアルバムから。もう当分は行けなくなるであろう父母の墓参りにこの月末に行ってこようと思っている。

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庭の千草~イギリス民謡集
鮫島有美子
日本コロムビア


       
       

  
「埴生の宿 ー 鮫島有美子」

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 さて、ピアノでは、和ジャズの美メロ・ピアニスト、「寺村容子」。「寺村容子」といえば、かの「寺嶋靖国」氏の「寺嶋レコード」、「ジャズは哀愁とガッツ」という、寺嶋イズムを表現するリーダー・ピアニストに成長した感がある。「Home Sweet Home」、そのセカンド・アルバム、「ザ・ソング/The Song」(2013)に、テイク1、テイク2が収録されている。

 「寺村容子」。神奈川県出身、武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。大学までは、クラシック音楽を学んだが、ジャズや、ブルースのサウンドに興味を持ち、 ジャズ・ピアノは独学だという。デビュー、セカンド・アルバム、ジャンルを問わない、そしてよく知っている美メロ曲が満載。EJTのような趣も感じられ、いつまでも聴いていたいと思わせるように心地よく響く。パーソネルは、「寺村容子 (ピアノ) 」、「新岡 誠(ベース)」、「諸田 富男(ドラム)」。

 残念ながら、YOUTUBEにアップされていないので(アルバム・ページでさわりだけ聞けます)、代わりに同アルバムから「シャレード/Charade」を ・・・。 

THE SONG ザ・ソング

寺村容子トリオ / 寺島レコード

「Charade – Yoko Teramura (寺村容子トリオ) 」

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路傍の花、樹々の鳥(225) ~ お好きな服は? ~

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 咲きだした庭の「フジバカマ(藤袴)」。「オ・ス・キ・ナ・フ・ク・ハ ?(お好きな服は?)」。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方である。「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、当時は朝顔といわれていたという「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」のことで、「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ次の2首の歌がその由来とされている。

「秋の野に 咲きたる花を 指(および)折り かき数ふれば 七種の花」 (万葉集・巻八 1537)

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし)
                 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 (万葉集・巻八 1538)

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 秋の七草ではないが、「センニチコウ(千日紅)」もこの季節の印象的な花。花そのものではなく紫やピンク、白、黄、赤に色づく苞(ほう)を楽しむ。苞とは、つぼみを包んでいた葉のことをいうが、「センニチコウ」のように、花弁や萼(がく)に見えるような植物もある。花名の「千日紅(センニチコウ)」は、百日咲き続けるといわれる「百日紅(サルスベリ)」よりも花期が長いとされることに由来するという。

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 さて、今宵の曲、イタリアの巨匠、「エンリコ・ピエラヌンツイ/Enrico Pieranunzi」と、ボーカルと演奏というJAZZ二刀流のはしり、「チェット・ベイカー/Chet Baker」のコラボで、「Fairy Flowers」。アルバムは、「ソフト・ジャーニー/Soft Journey」(1980)から。長らく廃盤になっていたが、エンリコの作品を多くリリースしているEGEA から復刻、再発したもの。1979年12月と1980年1月に分けて、ローマのスタジオで録音された。「チェット・ベイカー」の代名詞ともいえるような「マイ・ファニー・ヴァレンタイン/My Funny Valentine」も収録。

 
         

Soft Journey[輸入盤]

Chet Baker / Egea

「Chet Baker & Enrico Pieranunzi – Fairy Flowers」

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我が庭の秋の定番は

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我が家の狭き庭の秋の定番である。まず、「フジバカマ(藤袴)」。原産は中国ともいわれるが、秋の七草の一つ。万葉の昔から日本人に親しまれ、「源氏物語」にも登場する花。かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されているという。

「おなじ野の 露にやつるゝ藤袴 あはれはかけよか ことばかりも」
           (源氏物語より 夕霧が玉鬘に藤袴を差し出して詠いかける歌)

そんな「源氏物語」の作家「紫式部」ゆかりの「ムラサキシキブ(紫式部)」。この時期、美しい宝石のような実をつけるが、どうも実際のところは「コムラサキ(小紫)」ではないだろうか。

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女性に由来する和名の秋の花。先週に比べ、日差しが強くなり、すこし気温が上がってきた秋の日の午後。妻はお出かけ、久しぶりのひとりの時間。コーヒーを飲みながらと、久しく聴いてなかった日本の女性シンガーのアルバムを引っ張り出してきた。歌唱力も実力も十分ありながら、「Jazzy,not Jazz」と「Jazz」で揺れ動いているようにも思える日本の女性シンガーたちにエールを ・・・。

オーガニック系、まったり系、癒し系などと評されている何人かを ・・・。まず、「ヌーン/noon」。大阪生まれで、わが町にも住んだことがあるといっていた。デビュー・アルバム、「better than anything」(2003)、セカンド・アルバム「my fairy tale」(2004)から。

better than anything

noon / ビクターエンタテインメント

「noon – I’ll Never Fall In Love Again」

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my fairy tale

noon / ビクターエンタテインメント

「Noon - So Far Away」

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二人目は、「アン・サリー/Ann Sally」。本名(旧姓)、「安 佐里」。1972年生まれ。名古屋市出身の歌手、シンガー・ソングライター。現役の内科医であり、2児の母親でもある。幼少時からピアノを習い音楽に親しみ、大学時代よりバンドで本格的に歌い始めた。卒業後も医師として働きながらライヴを重ね、2001年「Voyage」 でアルバムデビュー。2002年から3年間、ニューオリンズに医学研究のため留学、帰国後は医師としての勤務の傍ら、日本全国でライヴ活動を行い、2児の母となっても活動を続けている。

デビュー・アルバム、「Voyage」(2001年)から。

ヴォヤージュ

アン・サリー / ビデオアーツ・ミュージック

「Smile - Ann Sally」

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そして、「村上ゆき」。1971年生まれ。福岡県飯塚市出身の歌手、シンガーソングライター、ピアニスト。大学在学中より弾き語りを始め、ジャズ・ピアニスト&ボーカリストとして活動。 2004年9月に1stアルバム、「Both sides, now~青春の光と影」でデビュー。 また、現在まで、数多くのCMソングへの起用が多いことから、「おとなのCMソングNo.1歌姫」と名付けられたという。

そんなCMソングを中心に集めたカヴァー・アルバムが、「おんがえし」(2012年)。多分一度くらいは聴いたことがあるでしょう「積水ハウスの歌」、「ウィスキーがお好きでしょ」などが、「ヘブンズ・ヴォイス」とも称される優しい歌声と、高い演奏力のピアノによって弾き語られる。

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村上ゆき / ヤマハミュージックコミュニケーションズ

「ウィスキーがお好きでしょ  ー 村上ゆき」

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宣伝するつもりはありませんが、外せませんですね、「積水ハウスの歌」。

「積水ハウスの歌 CM柴犬編+50周年バージョン - 村上ゆき」

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お好きな服は?

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我が庭に咲く「秋の七草」の「フジバカマ(藤袴)」、「ミヤギノハギ(宮城野萩)」。TVか何かで聞いた「秋の七草」の覚え方は、「オスキナフクハ?」。「女郎花(ミナエシ)」、「尾花(オバナ/スキのこと)」、「桔梗(キョウ)」、「撫子(デシコ)」、「藤袴(ジバカマ)」、「葛(ズ)」、「萩(ギ)」が覚えやすい。万葉集に「山上憶良(やまのうえのおくら)」が詠んだ歌がその由来とされている。

「萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花」 
                                            (万葉集・巻八 1538)

万葉の当時、「あさがお」と呼ばれた「桔梗」、「撫子」も、かって我が庭先あったが、今はこの二つが眼を楽しませてくれる。
 
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ところで、「フジバカマ」の花の蜜を好む蝶は、「アサギマダラ(浅葱斑)」。名の由来ともなった「浅葱色」の翅の模様が鮮やかな大型の蝶で、長距離を移動するという。秋に日本本土から南西諸島・台湾への渡り個体が多く発見され、2011年10月10日に和歌山県から放たれた「アサギマダラ」が、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲されたという。人が寄っても逃げない蝶で、我が遊びの山でも、この季節になると見かける蝶である。(写真はWikipedia より)

我が家の庭に「フジバカマ」は咲きだしたが、「アサギマダラ」がやってくる気配はない。やってきたのは、妻の誕生日が近づいたということで、次男夫婦と孫がプレゼントをもって来た。二人住まい。たまの来客は嬉しい

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さて、今宵のピアニスト、「ジュニア・マンス/Junior Mance」。ソウルフルなピアノを聴きたいならこの人と、おすすできる一人。キャリアも実力を備えた大御所といってもいいのに、人気、知名度も今ひとつの感がある。ハーレムのブルースの感触を色濃く残しながら、今のNYに生きるソウルフルなJAZZを感じさせる。「ジュニア」と呼ばれたのは父親もピアニストだったためで、「綾戸智恵」がニューヨークで暮らしていたとき、彼と親交があり、一緒に音楽活動もしたこともあったとステージで語っていた。

1928年10月シカゴ生まれ、なんともう86歳である。5歳のときからピアノを弾き始め、10代で既にプロ活動をしていたという。カレッジで学んだあと、プロとして音楽活動をしてたが、1951年入隊し、2年間の兵役義務を終える。シカゴで音楽活動を再開したマンスは、「チャーリー・パーカー/Charlie Parker」の勧めで、NYに移り、多くのミュージシャンとセッションを重ね、1956年には、「キャノンボール・アダレイ/Cannonball Adderley」や「ディジー・ガレスピー/Dizzy Gillespie」のバンドの参加する。1959年、自分のトリオで演奏をするようになり、アルバム「Junior」(Verve, 1959)でデビュー、その後、自己名義、共演も含め、夥しい数のアルバムをリリースしている。

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マンスは、親日家でたびたび来日して、日本中の各地で演奏をしている。また、1990年から2009年の間、「秋吉敏子」、「ケニー・バロン/Kenny Barron」、「レイ・ブライアント/Ray Bryant」、「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」、「トミー・フラナガン/Tommy Flanagan」、「ハンク・ジョーンズ/Hank Jones」、「マル・ウォルドロン/Mal Waldron」、「山中千尋」などそうそうたるメンバーを擁する「100 Gold Fingers」と呼ばれるスター・ピアニスト集団の一人に選ばれた。

最近は、妻と立ち上げた自身のレーベル、「JunGlo」からアルバム、「The Three of Us (JunGlo, 2012)」をリリースしたり、2013年には世界ツアーを行うなど、まだまだ衰えを知らぬようである。

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ジュニア・マンス・トリオ / ユニバーサル ミュージック

「Junior Mance - Love For Sale」
 
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同じくソウル色の色濃いアルバム、「Harlem Lullaby (Atlantic, 1966)」と「Groovin’ Blues (M&I, 2001)」から ・・・。

ハーレム・ララバイ

ジュニア・マンス / ワーナーミュージック・ジャパン

「Junior Mance – St. James Infirmary」
 
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グルーヴィン・ブルース

ジュニア・マンス・トリオ&エリック・アレキサンダー / ポニーキャニオン

「Junior Mance Trio & Eric Alexander – Lonely avenue」

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