JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

さすがに老いを感じてはきたが ・・・

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 一年ぶりのクヌギの伐採、玉切り作業。急斜面の上り下りで息が上がる。踏ん張れず、バランスを崩し尻餅をつく。チェーンソーや鋸を持つ手が重い。一年前に比べ、間違いなく体力は下がっている。ヘルメット着用、声かけやロープなどを使い、安全最優先で作業を行っているが、実質、約2時間の作業が集中力と体力の限度である。

 来園者や公園事務所の職員からは、お世辞半分に「お若いですね」と言われるが、仲間の最年長は79歳、若い人でも65歳、十分に高齢者である。さすがに皆んな老いてはきたが、顔はまだいきいきと輝いている。この活動、仲間の皆んなにとって、楽しさや健康、活力をもたらしてくれているが、それにもまして、多少は世の中に役立っているということが、モチベーションの源泉にもなっている。ゆっくりと時間をかければ、まだまだ続けられそうである。

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 さて、今宵も哀愁のラテン。わたしもまだまだ負けていられませんと思うのが、「オマーラ/Omara」。アメリカのJAZZギタリスト、「ライ・クーダー/Ry Cooder」とキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」のメンバーのひとりで、「コンパイ・セグンド/Compay Segundo」と並んで人気があり、いまだ現役で活躍している。

 有名になったきっかけは、「ライ・クーダー」が、キューバ音楽の伝説的なアーティストたちをドキュメンタリーとしてまとめた映画、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。今はもうすっかり老いてしまったが、彼らが150年の歴史のある「ソン」という伝統音楽を、その後のキューバ革命の荒波をくぐってを守り続けてきたことを描いたドキュメンタリーである。この映画がきっかけで90年代末に世界的なブームを巻き起こしたが、その当時で平均年齢は70歳代、今ではオリジナル・メンバーの大半はすでに他界しているという。

 そういえば、「コンパイ・セグンド」、「オマーラ」のふたり、2015年、オバマ前米国大統領に招かれ、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」が、ホワイトハウスで、演奏した時もパフォーマンスを披露した。(参照拙ブログ「ホワイトハウスに流れたカリブの熱風」「カリブから風が吹く」

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 「キューバの歌姫」と呼ばれる「オマーラ・ポルトゥオンド/Omara Portuondo」。1930年生まれと言うから、今年87歳である。老いてはいるが、輝きを失っていない魅力的な表情と素晴らしい歌唱力を持っている。その「オマーラ」が、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーたちと作り上げたソロ・アルバムが、「オマーラ/Omara」。その切々たる哀愁に心が動かされる。
 
 前述のブログ記事からの再録ですが、「オマーラ」の哀切の歌唱を ・・・。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ・オマーラ

オマーラ・ポルトゥオンド / ワーナーミュージック・ジャパン

 「ベインテ・アニョス/Veinte años (20年の歳月)」 。

「Omara Portuondo – Veinte años」

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 「カンタ・ロ・センティメンタル/Canta lo sentimental (叙情歌)」

「Omara Portuondo – Canta lo sentimental」

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  フルアルバムはコチラ、  「Omara Portuondo (Full Album) 」 

    

ホワイトハウスに流れたカリブの熱風

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キューバの伝説的な音楽バンド「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」が15日、米ホワイトハウスに訪問、オバマ大統領らの前で、演奏を披露した。キューバの音楽家がホワイトハウスで生演奏したのは50年以上ぶりとのこと。オバマ大統領は「皆さんのCDを買いました」に話しかけたという。グラミー賞の受賞歴もある同バンドは、オバマ米大統領からスペイン語で「ようこそホワイトハウスへ!」と歓迎された後、全4曲を披露した。当日のパフォーマンス映像がありました。(クリックしてください)

米国とキューバは今年7月、キューバ危機以来54年ぶりに国交を回復し、関係改善を進めている。そんなことに思いを馳せた矢先の出来事である。オバマ大統領も彼らの音楽が好きだとは ・・・。

「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」は、アメリカのJAZZギタリスト、「ライ・クーダー/Ry Cooder」とキューバの老ミュージシャンらで結成されたバンド。有名になったきっかけは、「ライ・クーダー」が、キューバ音楽の伝説的なアーティストたちをドキュメンタリーとしてまとめた映画。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」。今はもうすっかり老いてしまったが、彼らが150年の歴史のある「ソン」という伝統音楽を、その後のキューバ革命の荒波をくぐってを守り続けてきたことを描いたドキュメンタリーである。この映画がきっかけで90年代末に世界的なブームを巻き起こしたが、その当時で平均年齢は70歳代、今ではオリジナル・メンバーの半数はすでに他界しているという。 (参照拙ブログ「カリブから風が吹く」

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そんなライブを行った「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーの一人が、「オマーラ・ポルトゥオンド/Omara Portuondo」。「コンパイ・セグンド/Compay Segundo」と並んで、老いてはいるが、輝きを失っていない魅力的な表情と素晴らしい歌唱力を持っている。1930年生まれと言うから、今年85歳である。当日のパフォーマンスのビデオやそれを伝えるニュースの写真から、彼女がその魅力を未だ失っていないことがよくわかる。

「キューバの歌姫」と呼ばれる「オマーラ・ポルトゥオンド」が、「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」のメンバーたちと作り上げたソロ・アルバムが「オマーラ/Omara」。その切々たる哀愁に心が動かされる。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツ・オマーラ

オマーラ・ポルトゥオンド / ワーナーミュージック・ジャパン

「ベインテ・アニョス/Veinte años (20年の歳月)」 。

「Omara Portuondo – Veinte años」

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「カンタ・ロ・センティメンタル/Canta lo sentimental (叙情歌)」

「Omara Portuondo – Canta lo sentimental」

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カリブから風が吹く

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さて、暑くなってきました。春どころか初夏を思わせる陽気。爽やかな風が心地よい。つい最近のトップ・ニュースにオバマ大統領とキューバのカストロ国家評議会議長とが会談したというニュースがあった。昨年の12月、オバマ大統領は17日、これまで50年にわたって国交を断絶してきたキューバとの国交正常化に乗り出すと発表した。あのキューバ危機の時は私は16歳。子供ながら、その緊迫感を感じていたことをよく覚えている。米国の経済封鎖が解除されれば、新しい市場としての期待が一気に高まる。

そのキューバ、アメリカの南東、マイアミからわずか150kmのカリブ海に浮かぶ国。ラテン音楽が好きだった私は、中南米への憧れが強く、未だなしえていないが行ってみたい国のひとつである。そのニュースをきっかけに、キューバの首都ハバナの現在の特集がレポートされていたが、ハバナといえば私には忘れられない優れた音楽ドキュメンタリーがある。「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」。この映画が、私のキューバへの憧れをさらに強くしたとも言える。かってそのことを書いた記事、「男唄に男が惚れて(5) ~バルー、サルバドール、セグンド 人生の達人たち~」から再録してみる。

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JAZZギタリストでもある、「ライ・クーダー/Ry Cooder」が、キューバ音楽の伝説的なアーティストたちをドキュメンタリー映画としてまとめた「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」をみたのは、1999年、仕事でヨーロッパからシカゴに向かう大西洋上の機内であった。この映画は、1932年ハバナに設立され、かってアメリカ資本華やかなりし頃、全盛期を迎えた「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」で活躍したミュージシャンたちと、今はもうすっかり老いてしまったが、彼らが150年の歴史のある「ソン」という伝統音楽を、その後のキューバ革命の荒波をくぐってを守り続けてきたことを描いたドキュメンタリーである。帰国するなり、すぐにCDを手に入れるほど魅せられたドキュメンタリー。革命の嵐を超え、自分たちの音楽を守り抜いてきた誇りと矜持に支えられ今でも現役のミュージシャンであり続ける伝説の老ミュージシャンたち。主役は当時89歳になるという「コンパイ・セグンド/Compay Segundo」。老いてはいるが、輝きを失っていないその魅力的な表情と歌の力。ここにも、かくありたいと思う「老い」の一つの到達点を見た思いがする。

ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ Film Telecine Version [DVD]

東北新社

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

オマーラ・ポルトゥオンド / ライス・レコード

Buena Vista Social Club-Chan Chan」  ツア-ライブから。

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フル・アルバムがアップされていました。 「Buena Vista Social Club - FULL ALBUM」

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1. チャン・チャン
2. デ・カミーノ・ア・ラ・ベレーダ (道を踏み外すな)
3. エル・クァルト・デ・トゥラ (トゥラの部屋)
4. ブエブロ・ヌエボ (新しい民族)
5. ドス・ガルデニアス (クチナシの花をふたつ)
6. イ・トゥ・ケ・アス・エチョ? (私の花に何をした?)
7. ベインテ・アニョス (二十年)
8. エル・カレテーロ (荷馬車引き)
9. カンデラ (火)
10. アモール・デ・ロカ・フベントゥッド (青春時代のいい加減な愛)
11. オルグリェシダ (誇りを持って)
12. ムルムリョ (ささやき)
13. ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
14. ラ・バヤメーサ (バヤーモの女)

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そしてもう一つのわたしの「ハバナ」。それはラム酒、「ハバナ・クラブ 7年」である。灼熱の太陽をたっぷり浴びて育った上質のサトウキビを原材料に、伝統的な技法によって造られる「ハバナ・クラブ」は、カカオのような甘さがあり、バニラとカラメルの香りをまとい、極めてまろやか味わいが特長。それがいたく気に入ってしまい、現役の頃この酒は一時、酒場での私の定番だったことがあるほどだった。久しぶりに「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を聴いていたら、無性に「ハバナ・クラブ」が飲みたくなった。そして、フロリダ半島、マイアミの先、「キー・ウェスト」まで点々と続く島々の途中のホテルで、暑い日差しの中、メキシコ湾からの風に吹かれながら、ラム酒を煽り、午睡に耽ったことも思い出した。

しゃがれ声が好き

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ずっと山での「遊び」が続いていたためか、少し風邪気味である。大したことはないが、声が嗄(しゃが)れ声。「しょうが湯」を飲んで、熱めの風呂に入りながら、一節うなってみる。

山では、日当たりの良いところでは、もう「馬酔木(あせび)」と「三叉(ミツマタ)」が咲き出した。今年も、春は確実に近づいてきているようだ。

ところで、私は嗄れ声、だみ声が大好きである。「ルイ・アームストロング/Louis Armstrong」、「レイ・チャールズ/Ray Charles」、「レナード・コーエン/Leonard Cohen」、「ジョー・コッカー/Joe’ Cocker」、「トム・ウェイツ/Tom Waits」、「クリス・レア/Chris Rea」などが ・・・。 そうそう、かって一世を風靡したブルース・バンド「憂歌団」のリード・ヴォーカルであった「木村充揮(きむら あつき)」もその一人である。とりわけ、「レイ・チャールズ」は、学生バンドで歌っている頃は、なりたい声の一人であった。

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いずれもこのブログでは、既にご紹介しているので、新しい嗄れ声の歌い手をご紹介しましょうか ・・・。スペインは、フラメンコの歌い手、「フラメンコ・カンタオール/flamenco cantador」と呼ばれる「ディエゴ・エル・シガーラ/Diego el Cigala」。

マドリッド出身、1968年生まれ。私はフラメンコの世界はよく知りませんが、この世界で絶大なる人気を持っているそうです。その「エル・シガーラ」が、キューバ音楽界の伝説的ピアニスト、「ベボ・バルデス/Bebo Valdés」と組んで、2003年に発表したのが、「ラグリマス・ネグラス/Lágrimas negras(黒い涙)」。このアルバムは、世界的大ヒットとなり、2004年のラテン・グラミー賞の最優秀トラディショナル・トロピカル・アルバム賞を受賞したという。

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「ベボ・バルデス/Bebo Valdés」。キューバ・ジャズの「ゴッドファーザー」とも呼ばれる、キューバ音楽界の伝説的ピアニストである。1918年、キューバ、ハバナ出身で、現在も活動していれば94歳である。1950年代のハバナのナイトクラブでピアニストとしてキャリアをスタートさせ、キューバ音楽の黄金期に活躍したが、1960年に「フィデル・カストロ/Fidel Castro」率いる革命政権後のキューバを去り、どのような政治信条であろうとも、独裁的な政権のある場所には二度と戻らないという本人の意思から、妻の故郷のストックホルムに住み、その後一度もキューバを訪れていないという硬骨の音楽家。

76歳となった1994年にリリースしたアルバムをきっかけに、再度世界的な音楽市場の表舞台に立つこととなった。さらに、2003年制作の「Lágrimas negras(黒い涙)」が大ヒットを記録、普通のミュージシャンならとっくに引退している歳になって、初めて世界的な評価を獲得したのである。

アメリカのギタリスト、歌手、作曲家である「ライ・クーダ/Ry Cooder」によって、現在もハバナに息づいているキューバの伝統的音楽と、それを受け継いでいる老ミュージシャンたちにスポットを当て、1997年に制作された「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ/Buena Vista Social Club」というアルバムがある。

私が、「Lágrimas negras(黒い涙)」という曲を知ったのは、そのアルバムをもとに、クーダーの友人、「ヴィム・ヴェンダース/Wim Wenders」監督により、1999年に制作された同名の音楽ドキュメンタリー映画の中で、1930年生まれで、現在も現役の女性歌手、「オマーラ・ポルトゥオンド/Omara Portuondo」が、この曲を歌っていたからである。

ブエナ★ビスタ★ソシアル★クラブ Film Telecine Version [DVD]

東北新社

その記憶から、バルデスとエル・シガーラのアルバムに興味を持ったのである。「Lágrimas negras(黒い涙)」は、失恋した心の痛みを唄ったキューバの名曲。そしてこのアルバムは、キューバ音楽とフラメンコというジャンルを越えたいわば、フュージョンの傑作である。

Lagrimas Negras

Bebo Valdes & Diego El Cigala / Bmg

「♪ あなたが去ってしまったので深く傷ついてしまったわ
    あなたの知ら ない所で私は涙にくれる
      私の命のような黒い涙をながして 
        ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

フラメンコ独特の絞り出すようなしゃがれ声、キューバのリズムに乗って哀愁ほとばしるピアノ、言葉に詰まり、胸の奥深いところに、深々と沁みてくるような嘆き節 ・・・・。スペインを旅し、こんな声を聴いたフラメンコ酒場を思い出す。

「Bebo Valdés y Diego “El Cigala” - Lagrimas Negras (Black Tears)」

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