JAZZYな生活

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路傍の花、樹々の鳥(355) ~ 「アサギマダラ」は来ないが・・ ~

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今年も我が家の庭に、「フジバカマ(藤袴)」が咲いた。「秋の七草」の一つで、万葉の時代から人々に親しまれてきた植物。かつては日本各地の河原などに群生していたが、今は数を減らし、環境省のレッドリストでは準絶滅危惧(NT)種に指定されているという。公園でもかってはよく見かけたが、鹿の食害により激減、最近は見当たらない。
   
 よく知られているもうひとつは、越冬をするために、八重山諸島や台湾、香港あたりまで海何千キロと海をわたる蝶、「アサギマダラ(浅葱斑)」が、この時期、この花の蜜を好んで吸うということ。私も一度だけ、公園に咲く「フジバカマ」の蜜を吸っているところを見たことがある。しかし、我が家の「フジバカマ」には、まだ一度も訪れたことがない。来てくれたら、感動ものなんだけど ・・・・。(「アサギマダラ」の写真はNETより拝借)


 「ホトトギス(杜鵑草)」もまた咲いた。鳥の「ホトトギス(不如帰)」の胸元の斑点と、模様が似ているために、花にも「ホトトギス(杜鵑草)」という名前がつけられたという。やはり、その斑点が印象的。


 今宵も、「ジョー・サンプル/Joe Sample」と「レイラ・ハザウェイ/Lalah Hathaway」とのコラボ・アルバム「ソング・リブズ・オン/The Song Lives On」(1999)から「One Day I’ll Fly Away」。
   
 この曲は、やはり「ジョー・サンプル」とのコラボ・アルバムもある、「ランディ・クロフォード/Randy Crawford」のアルバム、「Now We May Begin」(1980)で歌われた歌であり、作曲は「ジョー・サンプル」、作詞は「ウィル・ジェニングス/Will Jennings」である。「♪ いつか 私は飛び立つわ あなたとの愛は 昨日に置き去りにして ・・・・ ♪」と前へ前へと進んでいく女性の心境を歌った希望が湧いてくる美しいバラード。「いつの日にか ・・・」とでも訳しましょうか。そして、「ニコール・キッドマン/Nicole Kidman」が、映画「ムーラン・ルージュ/Moulin Rouge」の中で歌っていたのも強く印象に残っている。
   
【 One Day I’ll Fly Away 】   by Joe Sample , Will Jennings

「♪ I make it alone       私 一人で生きていくわ
  When love is gone       愛は終わったいま
  Still you made your mark   でも、まだあなたの面影が私の心の中に
  Here in my heart        深く刻みつけられているわ
   
  One day I’ll fly away        いつか 私は飛び立つわ 
  Leave your love to yesterday   あなたとの愛は 昨日に置き去りにして 
  What more can your love do for me  もうこれ以上 どうしようもないわ
  When will love be through with me   愛は私を通り過ぎてしまったから
  
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
   
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつか 私は飛び立つわ 
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  きっと、きっと ・・・
  One day I’ll fly away, fly away, fly away  いつの日にか      ♪」
   


   
Song Lives on
Joe Sample & Lalah Hathaway/ジョー・サンプル&レイラ・ハサウェイ
Pra Records


     
    

「Joe Sample & Lalah Hathaway – One Day I’ll Fly Away」

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 今は亡き「ジョー・サンプル」を偲んで、同じアルバムから、アルバム・タイトル曲ほかを ・・・・。

「Lalah Hathaway & Joe Sample – The Song Lives On」

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「Joe Sample & Lalah Hathaway – When The World Turns Blue」

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路傍の花、樹々の鳥(227) ~ 団地を抜けた小道では ~

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 いつもとウォーキングのコースを変えて、団地を出ると、延喜式にも記載されているという古い神社、「多太神社」の脇を通る古い道をゆく。団地とはがらっと雰囲気が変わり、タイムスリップしたような古い古道の面影が残されている。そして路傍には雑草も交えて色とりどりの花が ・・・。「セイダカアワダチソウ(背高泡立草)」、「ガーベラ」でしょうか。

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 ハロウィンも近づいたようで ・・・。

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 7月にはいつも楽しませてくれる「ハンゲショウ(半夏生)」の場所には、「ホトトギス(杜鵑草)」が一面に。我が家にも咲くが、これだけ一面に群生するのも珍しい。

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 お地蔵さんとハロウィンが同居する小道。このお地蔵さんには、いつも花が絶えない。8月には「地蔵盆」も行われており、地域に根付いている素朴な信仰心が窺われる。

 さて、今宵の曲、「So Many Stars」。あの「セルジオ・メンデス/Sérgio Mendes」の1967年のボッサで、「マリリン・バーグマン&アラン・バーグマン/Marilyn Bergman & Alan Bergman」夫妻が英語詩をつけたもの。

【 So Many Stars 】  by Sérgio Mendes, Marilyn Bergman, Alan Bergman

「♪ The dawn is filled with dreams       夢いっぱいの夜明け
  So many dreams which one is mine    きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の夢

  Which dream of all the dreams      この夢の中のどれだろうか
  When there’s a dream for every star   ひとつひとつの星に夢が宿るのは何時
  And there are oh so many stars      こんなにもいっぱいの星が輝く 
  So many stars               いっぱいの星が

  The wind is filled with songs        歌いっぱいの風
  So many songs which one is mine     きっと私のもあるはず
  One must be right for me         きっとその一つは私の歌

  Which song of all the songs        この歌の中のどれだろうか 
  When there’s a song for every star     ひとつひとつの星に歌が芽生えるのは何時 
  And there are oh so many stars,       こんなにもいっぱいの星が輝く
  so many stars               いっぱいの星が

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・      ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

 3人の歌姫の競演。まずは、「ダイアナ・パントン/Diana Panton」の可憐な歌唱から。アルバムは、「ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた/If the Moon Turns Green… 」(2007)。

 ムーンライト・セレナーデ~月と星のうた

 ダイアナ・パントン / MUZAK/fab.

「Diana Panton - So Many Stars」

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 「ジェーン・モンハイト/Jane Monheit」。アルバム、「サレンダー/Surrender」(2007)から。

 Surrender

 Jane Monheit / Concord Music Group

「Jane Monheit & Sergio Mendes – So Many Stars」

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 最後は、「ナタリー・コール/Natalie Cole」のアルバム、「Ask a Woman Who Knows」(2002)。動画は、アルバムリリース後、ロンドンで行われたライブ・パフォーマンスの模様を収録した同タイトルのDVD(2003)から。

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Ask a Woman Who Knows
ナタリー・コール/Natalie Cole
ユニバーサル ミュージック クラシック


          
         

「Natalie Cole – So Many Stars」

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ほの暗い中で咲く

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 黄昏時、ほのかな闇の中で妙に艶かしく見えるのは、「ホトトギス(杜鵑草)」。季節の花である。若葉や花にある斑点模様が、鳥の「ホトトギス(杜鵑)」の胸にある模様と似ていることから、この名がついたという。

 今宵のピアノは、イタリア人ピアニスト、「フランチェスコ・マッチアンティ/Francesco Maccianti」。トリオに加え、サックスを加えたカルテットのアルバム、「Passo a due」から。イタリア語はわかりませんが、「二歩進む」というような意味でしょうか。

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 「フランチェスコ・マッチアンティ/Francesco Maccianti」。1956年イタリア生まれということくらいしか、バイオグラフィもキャリアもわかっていません。このピアニスト、イタリア人ということもあって、かなり抒情性に富んでいるのだが、同じヨーロッパでも、ウェットでぬくもりがあって、北欧のそれとはちょっと違う感じがする。そこにサックスを加えると、さらに官能的な音世界の深みが増す。光と影、やはりイタリアの生み出す風土のためか。

 パーソネルは、「Francesco Maccianti(p)」、「アレス・タヴォラッジ/Ares Tavolazzi(b)」、「エリオット・ジグムンド/Eliot Zigmund(ds)」、「ピエトロ・トノーロ/Pietro Tonolo (ts,ss)」。

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Passo A Due
Maccianti Francesco
Almar Records

   

「Francesco Maccianti Quartet ー Passo a due」

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「Francesco Maccianti ー Moon Waltz」

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「The Unknowing Face · Francesco Maccianti Quartet」

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 2004年録音盤のトリオ演奏、「Crystals」からも。

Crystals

Francesco Maccianti / Imports

「Francesco Maccianti - Distant Call」

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我が庭の秋の定番は (その2)

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前回に続き、我が庭に咲く風情のある和名をもつ秋の花から ・・・・。

斑点のある美しい花びらが、「ホトトギス(杜鵑)」のおなかにある模様と似ているため、この名前がつけられたという、「ホトトギス(杜鵑草)」。ユニークな柄が毎年楽しませてくれる。

そして、植えた記憶はないのに、どこからか種が運ばれてきて居着いてしまったようで、淡紅色の花をつけるのが、「ハナカタバミ(花片喰)」。南アフリカ原産だが、江戸時代の末以降に鑑賞用として渡来し、その後四国、九州などで野生化しているらしい。「カタバミ」とは変わった名前だが、由来は、葉の一箇所、先端部が食べられたように欠けているところから、「片喰」と呼ばれるようになったという。

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さて、最近久しく聴いてなかった和の女性ジャズ・シンガーを今宵も引っ張り出して ・・・。オーガニック系、まったり系、癒し系などと評されている三人目は、「鈴木重子」。

透明感にあふれ、か細い感じはするが、ナチュラルなその声がボサノバにあうと思って聴きだしたシンガー。

1965年生まれ、静岡県浜松市出身。幼い頃からピアノや声楽に親しみ、学生の頃は、合唱とバンド活動にいそしみ、東京大学在学中に、本格的にボサノヴァ、ジャズヴォーカルを学ぶ。ジャズクラブでの活動を続けながら、司法試験への挑戦するも挫折。「本当に好きなことをして、限りある人生を生きよう」と、ヴォーカリストの道を選択。1995年、メジャーデビュー。そして、ニューヨークの名門ジャズクラブ、「ブルーノート」で日本人ヴォーカリストとして初のライブ公演。一気に有名になった。以後、多くの作品を発表。最近は、さまざまなジャンルの曲を、独自のスタイルで表現し、彼女なりのJAZZの新しい形を模索しているようにも見える。

初期のアルバム「ジャスト・ビサイド・ユー/Just Beside You」は、クラプトンの「Tears In Heaven」やビートルズ・ナンバーなどPOPS色の濃いアルバムながら、ボッサ・テイストの「Only Trust Your Heart」は、彼女特有のしなやかなタッチが光る。

ジャスト・ビサイド・ユー

鈴木重子 / BMGインターナショナル

「鈴木重子 ー Only Trust Your Heart」

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「鈴木重子」らしいといった評がぴったりはまる「フラジャイル/Fragile」。

クローズ・ユア・アイズ

鈴木重子 / BMGメディアジャパン

「鈴木重子/Shigeko Suzuki – Fragile」

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新しい境地を切り開いたといえるのは「とりのうた」。

マイ・ベスト・フレンズ

鈴木重子 / BMGインターナショナル

「とりのうた - Shigeko Suzuki」

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台風去って ・・・

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超大型、スーパー台風とも言われた台風19号がどうやら抜けてくれた。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。幸いな事に、私の地域や親戚友人などには、被害はなかったようだ。松本の実家も、長野県の南は通過したが、直撃はしていないので大丈夫だとは思うが、なにせ人が住んでいない。近々冬支度のための帰省の折に、家が傷んでいないかを確かめなくてはいけない。

「この台風で持つかな?」と思った庭先の「ホトトギス(杜鵑草)」、大した風ではなかったので、どうやら耐えてくれたようだ。たしか、ご近所から株分けしていただいたものである。「ホトトギス」、東アジアを中心におよそ20種が分布し、その内の10種が日本に自生するという。斑点のある花びらが、鳥の「ホトトギス」のお腹にある模様と似ているため、この名前がついたという。美しい斑点を持つ花びらは風情があり、山野草として人気が高い。「ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑草)」、「キバナノホトトギス(黄花杜鵑草)」などは希少種らしいが、もちろん我が家のそれは園芸種であろう。しかし、毎年見事な斑点で、目を楽しませてくれる。

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さて、今宵のピアニストは、「ヨーナ・トイヴァネン/Joona Toivanen」。11月に新作がリリースされるという予告のオススメ・メールが届いて、関心を持ったピアニスト。わたしは知らなかったが、2000年録音の「Numurkah」が、「澤野工房」から2002年にリリースされて、日本でもその名が知れ渡ったという。

「ヨーナ・トイヴァネン/Joona Toivanen」。1981年フィンランド生まれ、33歳の若さ。現在は、スウェーデン第2の都市の「ヨーテボリ(イェーテボリ、イエテボリとも)/Gothenburg」在住という。キャリアなどの詳細はわからないが、デビューは前述のトリオでのアルバム、「Numurkah」。この時なんと19歳であった。メジャー・デビューは「EMI Blue Note」からで、3作目となる「Frost」(2006)。彼のピアノのリリカルと繊細さという特長が全編に溢れているというが、このアルバム、入手が困難なようである。

Joona Toivanen Trio – Numurkah

Joona Toivanen Trio /

Frost

Joona Toivanen / Capitol

上記アルバムから、YOUTUBEにアップされていた「Morning Mist」を ・・・。

「Joona Toivanen Trio- Morning Mist」 パーソネルは、「Joona Toivanen(Piano)」、「Tapani Toivanen(Bass)」、「Olavi Louhivuori(Drums)」。
 
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そして、2010年にはトリオで、2011、12年にはカルテットでアルバムをリリースしたあと、2013年には初めてソロ・ピアノによるライブ・アルバム、「Polarities」をリリース。これを聴くと、北欧の風土と文化の中でしか生まれ得ない美意識に裏付けられた音の世界が存在するということがよくわかる。
 
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Polarities

Joona Toivanen /


YOUTUBEを聴いて思わず発注してしまったタイトル曲「Polarities」。

「Joona Toivanen: Polarities live (solo piano)」
 
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