JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

小さなストレス

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 腕時計を替えた。時間が大幅に狂い出し、信用できなくなったからである。腕時計の時間が狂う。定年後、そんなに時間に縛られてはいない生活とは言え、ボランティア活動などに腕時計は必須、時間が狂うことは、私にとって、結構ストレスであることに気がついた。

 重いし、手間ではあるが、学科が精密工学科卒業ということもあって、機械巻き腕時計が好きで、結婚祝いに義父からもらったR社の機械巻き腕時計を、何回かメンテをしながら、40年近く愛用し続けていたが、故障したので、3年くらい前、国産大手のS社の、機械巻きの腕時計に替えた。ところがこの時計、当初から調子が悪く、5分/日程度狂うが、我慢して使っているうちに、ここ1年くらいは1分/日くらいの狂いに落ち着いていたので、安心して使っていた。しかし、梅雨に入ってからである「10気圧防水」なのに、結露し、水滴どころか、はっきりわかるほど水が溜まりだした。こうなると、もういけません、15分/時間と大幅に狂い出し、動かなくなってしまった。

 「たった3年で?」とメーカに問い合わせると、「生産は終了しているし、保証期間は1年、修理には時間と結構な修理代がかかる」という。そこで、考えてみると、たいした理由もなく、今まではちょっと敬遠していた、「クォーツ、ソーラー、電波時刻合わせ」の機能を持つC社の腕時計に替えた。結果、軽くて快調、日に1秒の狂いもなく極めて快調である。「メイド・イン・ジャパン」に対する不信感と失望は残ったが、とりあえず小さなストレスは解消した。しかし、取り替えることができない隣国との軋轢によるストレスは一向に解消する気配を見せない。 

 さて今宵の曲、古いスタンダード曲で、「Just In Time」。1956年のミュージカル、「ベルズ・アー・リンギング/Bells Are Ringing」の挿入歌として作られた曲である。「ちょうどいい時にあなたと出会った」、そんな意味。一方、「Just On Time」は、トヨタ発祥のいわゆる「カンバン方式」で、メーカで働いていた現役時代は、随分とこれに振り回された思い出がある。

【 Just In Time 】    By Jule Styne, Adolph Green, Betty Comden

「♪ Just in time        ちょうどいい時に  
  I found you just in time  ちょうどいい時にあなたと出会った
  Before you came my time   君に会うまでは
  Was running low       落ち込むばかりの日々だった
  I was lost          投げたサイコロは
  The losing dice were tossed  どこかへいってしまうし
  My bridges all were crossed  架けたはずの橋は渡れず
  Nowhere to go         どこへも行けないし

  ・・・・・・・・・・・・・・・

  For love came just in time  ちょうどいい時に恋に落ちた
  You found me just in time  ちょうどいい時にあなたと出会った 
  And saved my lonely life   君は私の寂しい人生を
  That lovely day         素晴らしい日々に変えてくれたんだ ♪」

 シナトラを始め、いろいろなカバーがありますが、今宵は御贔屓、「カーラ・ヘルムブレヒト/Carla Helmbrecht」、アルバム「One for My Baby」(2003)から。


       
One for My Baby
Carla Helmbrecht/カーラ・ヘルムブレヒト
Heart Music


    
    

「Just In Time – Carla Helmbrecht」

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 カナダ・ケベックの生まれの異色のシンガー・ソングライター、「テレス・モンカウム/Térez Montcalm」。アルバム「Here’s to You: Songs for Shirley Horn」(2011)から。


     
Here’s to You: Songs for Shirley Horn
Terez Montcalm/テレス・モンカウム
Verve


    
    

「Just In Time – Terez Montcalm」

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 演奏からも。美脚ジャケとしても有名な、「マーティ・ペイチ/Marty Paich」、「The Broadway Bit」(1959)から。


    
Broadway Bit
マーティ・ペイチ/Marty Paich
ワーナーミュージック・ジャパン


    
    

「Just In Time – Marty Paich」
   
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 東欧・ハンガリーのピアニスト、「サチ・ジュニア・トリオ/Szakcsi Jr Trio」。アルバムは、「プサルムス/Psalms」(2008)。「賛美歌、聖歌」という意味だそうである。この「サチ・ジュニア」というピアニスト、本名を「ベーラ・サチ・ラカトシュ・ジュニア/Bela Szakcsi Lakatos Jr.」といい、父は、ハンガリー・ジャズ・ピアノの大御所、「ベーラ・サチ・ラカトシュ/Bela Szakcsi Lakatos」、弟はいまや「澤野工房」の看板ピアニストの一人、「ロバート・ラカトシュ/Robert Lakatos」であるピアノ・ファミリーの一員である。


    
Psalms
Szakcsi Jr./サチ・ジュニア
X Produkcion


    
    

「Just in Time – Szakcsi Jr. Trio」

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けもの道を分け入って森へ入ると ・・・

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13日、植生調査のため、森へと分けいった。先日の雪が日陰にはまだところどころ残っている。そしてその雪には、無数の鹿の足跡が ・・・。この日も数頭の群れを見かけたが、この山には多くの野生の鹿が生息し、それがいわゆる「鹿の食害」をもたらして、大きな問題となっているが、ネットを張るくらいの対策で、実際のところはお手上げ状態である。ところで、森にはいくつもの「けもの道」がある。これを探すと、森の中を移動するのに大変楽である。

DSCN6680

 

そしてこの「けもの道」をたどりながら、植生調査をしていると、この山の中ではいたるところで先人が残した「炭焼き窯」の窯跡や「間歩(まぶ)」と呼ばれる手掘りの採掘坑の跡に出会う。我々の遊びの山は、「知明山」というが、その昔、神のお告げにより銅が発見されたという言い伝えがあり、そうしたことから不思議な山、「奇妙山」といわれ、いつしか「知明山」と呼ばれるようになったという。事実、この地域一帯には、おおきな銀銅鉱脈が走っていて、太閤秀吉の財政を支えたという「多田銀山」もその鉱脈上にある。銀や銅の精錬には炭が必要であり、そんなこともこの地域で炭焼きが盛んだった理由の一つかもしれない。

さて、また昨日の大雪。けもの達は ・・・。

Marty Paich - end piece

 

さて、久しぶりにビッグ・バンドJAZZを聴きたくなった。引っ張り出してきたのは、ご存知、通称「踊り子」で知られる名盤、「マーティ・ペイチ/Marty Paich」率いる「Modern Touch」のアルバム、「ブロードウェイ・ビット/The Broadway Bit」(1959)。「足ジャケ」でも名高いアルバムだ。(参照拙ブログ「JAZZ的トリビア(3) ~続き・JAZZと美脚との素敵な関係~」

「マーティ・ペイチ/Marty Paich」。1925年、カルフォルニア生まれ。1950年代に「ショーティ・ロジャース/Shorty Rogers」楽団にピアニストとして在籍した後、自己の楽団を結成し、クールジャズのウエスト・コーストで活躍したバンド・リーダー。なんといっても特筆すべきはその素晴らしいアレンジである。

のっけの「It’s All Right With Me」からスイング感一杯の演奏が始まると、それだけでウキウキしてくる。「アート・ペッパー/Art Pepper (sax)」をはじめとする手練のウエスト・コースト・ジャズの名手が多数参加し、お馴染みのスタンダードを題材に、洗練されたビッグバンド・ジャズ・アルバムに仕上がっている。1959年の録音であるが、全く古さを感じさせない粋なフルバンドJAZZ。


ブロードウェイ・ビット

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン

そこから2曲ほど。最初は、「アート・ペッパー」のアルトと「スコット・ラファロ/Scott La Faro」のベースが絶妙な「I’ve Never Been In Love Before」。

「Marty Paich and His Orchestra – I’ve Never Been In Love Before」

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そして「フランク・シナトラ/Frank Sinatra」や「トニーベネット/Tony Bennett」などの歌唱でお馴染みのスタンダード、「Just in Time」。

「Marty Paich and His Orchestra – Just in Time」

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そして、「踊り子」アルバムとペアで有名なのが、「お風呂」こと「アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー/I Get A Boot Out Of You」。こちらもほぼ同時期の録音。いまではこの2枚の名盤が、ともに1,000円という廉価版で買えるのである。


アイ・ゲット・ア・ブート・アウト・オブ・ユー

マーティ・ペイチ / ワーナーミュージック・ジャパン

ご存じのスタンダード、「It Don’t Mean A Thing(スイングしなけりゃ意味がない)」。

「It Don’t Mean A Thing – Marty Paich」

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