JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

棚田に囲まれた百姓家で蕎麦を喰う

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【 お知らせ 】
  長いあいだご愛読いただきましたが、オーナーさんの都合により来年1月末をもって「プレミアムエイジ」が終了することになりました。つきましては、「JAZZYな生活」は、同じ内容をアップしている個人ブログ、「大屋地爵士のJAZZYな生活」(https://oyajijazz.exblog.jp/)で引き続きご覧いただけますので、お手数ですが、そちらへの移行をよろしくお願いいたします。




 妻の友人から美味しい蕎麦屋があると聞き、やってきたのは猪名川町の北部、「柏原の棚田」と地域では知られている棚田に囲まれた谷間の集落に、ひっそり佇む週に2日だけしか営業してない蕎麦屋。もちろんSNSなどにも紹介されていない、猪名川町に住んでいる人しか知らない、いわば、隠れ蕎麦屋である。立派な玄関、庭や欄間、土壁、床の間の百姓家を、そのまま蕎麦屋として使っていて、妙なリニューアルなど一切していないところが好ましい。ゆったりと4席のテーブル席だけで、この日も満席。

  
 メニューはおまかせのメニューだけである。まずは、梅ジュース、春菊と柿の白和え、そして、メインは、十割蕎麦と地元で採れた野菜中心の天ぷら。十割なのに、しっかりコシがあって、風味が際立っている。さらにメニューにない、あんかけの蕎麦がき、温かい蕎麦と続き、炊き込みご飯と漬物、デザートは南瓜プリンとコーヒー。いや、お腹いっぱいの大満足。もう終わりかと思ったら、さらに蕎麦のかりんとうが出てきたのには驚いた。
   
 聞けば、この地での蕎麦作りの歴史はそう長くはなく、道の駅に「そばの館」ができてから、猪名川町が町おこしの一つとして、蕎麦の栽培を奨励したのがきっかけだそうだ。一時は年間15トンも玄蕎麦を生産していたが、最近は3トンがやっとだそうだ  原因は、ここでも「鹿の食害」。新芽が全て食べられてしまうという。


 1時間半近くかけてゆっくり蕎麦を楽しみ、そのあとは、間近に広がる棚田の風景を散策して楽しむ。店を出るとき、近くのお寺の鐘が「ご~~ん」と鳴った。今でも毎日時を告げているという。棚田、百姓家、蕎麦、寺の鐘 ・・・。なにか日本の原風景にタイムスリップしたようで懐かしい一時を過ごした。クリスマスもいいけど、こんな年の瀬の過ごし方もいい。


 今宵のピアノ、ノルウェーのピアニスト、「ヘルゲ・リエン/Helge Lien」率いるピアノ・トリオ。そのトリオのアルバムに、日本語のタイトルをつけたアルバムがある。「Natsukashii」(2011)。「懐かしい」。この曲、蕎麦屋のBGMに流れたとしても、全く違和感はない。
     
 「ヘルゲ・リエン」。ノルウェーを代表するピアニスト。1975年、ノルウェイ生まれの42歳。最初に音楽的影響を受けたのが、「ピンク・フロイド/Pink Floyd」だという。16歳でクラシックを志したが、「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を聴いて、JAZZの世界に。最初、ピアノ+チューバ+サックスという変則トリオを立ち上げるも、それと時期を同じくして、標準的編成のピアノ・トリオ、「ヘルゲ・リエン・トリオ」も立ち上げたという。 タイトル曲、「Natsukashii (懐かしい)」、「Hymne(聖歌)」の2曲を ・・・。パーソネルは、「Helge Lien;piano」、「フローデ・ベルグ/Frode Berg;bass」、「クヌート・オーレフィアール/Knut Aalefjaer;drums」。録音は、2010年9月。


    
NATSUKASHII (懐かしい)
Helge Lien/ヘルゲ・リエン
OZELLA/DISK UNION


     
     

「Helge Lien Trio – Natsukashii (懐かしい)」

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「Helge Lien Trio – Hymne (Til Jarl Åsvik)」

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疑い晴れて喰う十割蕎麦の美味さ

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PSA再検査、MRI検査を受けたが、前立腺がんの疑いがまだ捨てきれないということで、直接前立腺から細胞を取って病理検査をする「針生検」をするために、2週間ほど前1泊2日の検査入院をした。その結果が分かる日である。(参照拙ブログ「検査入院を終えて」

診察室へ入る前は、ちょっとドキドキ。事前にいろんな情報を調べていたためか、意外と冷静に医者の前に座ることができた。12箇所細胞を採取したが、結果は、「いずれもシロ」。がん細胞は検出されなかった。しかし、PSA値は基準を超えているので少し様子を見るため、3ヶ月後のPSA検査を予約して帰路についた。

「ああ、よかった!」というのが、偽らざる実感。父親は大腸癌で手術をし、妹を昨年癌で亡くしているので、「前立腺がん」を告げられる覚悟はできていた。入院、手術のこと、家族のこと。そして多少の死生観や終活のことも考えた2週間であった。

そう決まったからにはと、昼飯は少し弾んで、ご贔屓の蕎麦屋、「いっ時あん」で十割蕎麦を食べる。本日は福井県丸岡産の蕎麦。最初は塩で蕎麦の甘味を味わい、そして濃すぎない程度なつゆで ・・・。実に美味い。心の持ち様が美味さを加速したようだ。

さて、こんな時に頭に浮かんだ曲は、不謹慎にも「グロリア・ゲイナー/Gloria Gaynor」、1979年のバブル時代を象徴したヒット曲、「I Will Survive/邦題;恋のサバイバル」。「生き抜いてやる」というような強い意志表示でしょうか。女性の力がアップし、男に三行半(古い!)を叩きつける内容で、かのアメリカでも大ヒットした。

「♪ ・・・ さあ出て行ってよ。いますぐそのドアから出て行ってよ!アンタなんかに頼らないで生き抜いていって見せるわ ・・・ ♪」

恋のサバイバル
/グロリア・ゲイナー / / キングレコード



「Gloria Gaynor ‐ I Will Survive」

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この記事を書いていて寒気を感じたので体温を測ったら、37.5度。がんにはならなかったが、風邪をひいてしまったというお粗末 ・・・。



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