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夏仕舞、冬支度

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最近、秋が短いと感じる。夏が終われば、ひとっ飛びに冬へ、そんな感じである。久しぶりの弾丸帰省。実家の夏仕舞、冬支度。庭の雑草を刈ったり、無人の家の冬に備えての点検や遺品の最後の整理。そして仏壇を我が家に運ばねばならない。今年最後の帰省となるだろう。

松本を発つ日、実家から見る常念岳は雲の上からわずかに冠雪の頭だけを見せていた。中央道の途中、富士山は見えなかったが、恵那峡SAでは、あの噴火から約2年が過ぎた御獄山がくっきりと姿をみせ、噴煙を上げていた。帰路、気がつくと愛車の走行距離は1万4千kmを超えていた。

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TVの契約を解除してしまった実家、もちろんインターネットもないし、スマホも使っていない。たっぷりの夜の時間は本を読み、母親が使っていたCDラジカセで、JAZZボーカルを聴こうと決めていた。ずっと聴いていたのは、私の大のご贔屓の一人、「ティアニー・サットン/Tierney Sutton」。「Jazzy、Not Jazz」路線全盛の女性ジャズ中にあって、正統派ジャズ・ボーカルとして気を吐いているシンガーの一人。

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1963年生まれ。アメリカ、ネブラスカ州オマハ出身。名門ウェズリアン大学で文学を専攻、卒業後バークリー音楽大学に入学。バークリー音楽卒業後は、L.A.を拠点として活動する女性ジャズシンガー。1998年のデビュー以降、12枚のアルバムをリリースしているが、透明感あふれる歌声とずば抜けた歌唱力で3度のグラミー賞ノミネートを誇る。

まず取り上げたアルバムは、4枚目のアルバム、「Something Cool」(2002)。フランス出身の人気ピアニスト、「クリスチャン・ジェイコブ/Christian Jacob」ら17年近く共に活動を続けているメンバーがサポート。そのアレンジの妙、スウィング感、絶妙のスキャット。これぞJAZZボーカル。
 

Something Cool

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1万4千kmを疾駆した愛車に ・・・。

「Tierney Sutton – “Route 66″ – live at Anthology in San Diego」

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亡き母を偲んで ・・・。


「Tierney Sutton – Alone Together」

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タイトル曲、「Something Cool」。いや、いい。

「Tierney Sutton – Something Cool」

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