JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(198) ~ 我が団地にもやっと春が ~

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 ウォーキングの道筋にやっと咲き出した「梅」、「サンシュユ(山茱萸)」。都会と田舎の中間の住宅団地。私の住む団地にもやっと春が来たようだ。

 ひさびさの美メロ・ピアノは、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati」の「The Country Life」。再びの鉄壁のピアノ・トリオに回帰したトリオでのアルバム、2013年録音の「Seals」から。

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 「アレッサンドロ・ガラティ」。1966年、イタリア・フィレンツェ生まれのジャズピアニスト。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」を敬愛し、独特の詩情と哀愁を持つ抒情派ピアニストである。6歳でクラシック・ピアノを始め、後にジャズに強い興味を持つ。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」や「キース・ジャレット/Keith Jarrett」などに強く影響を受け、内省的で微妙な感情に溢れ、抒情性と哀愁が見事に溶け合つた美しいインプロビゼーションを聴かせてくれる。パーソネルは、「アレッサンドロ・ガラティ/Alessandro Galati (p)」、「ガブリエル・エヴァンジェリスタ/Gabriele Evangelista (b)」、「ステファノ・タンボリーノ/Stefano Tamborrino (ds)」。

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Galati Alessandro Trio / Via Vento Jazz

「The Country Life - Alessandro Galati」

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路傍の花、樹々の鳥(106) ~ 盛りの梅三色 ~  

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夜半は寝ていても雨音が聞こえるような激しい雨。明ければ一転、ポカポカ陽気、コートいらずの春の気温。温度計は18.5℃を示していた。気象台からは近畿地方については発表されてないが、あの暖かく強い南風は、間違いなく春一番でしょう。そして、梅の色も一段と鮮やかに ・・・。

今宵の曲は、「A Slow Hot Wind」。取り上げるには、まだまだ季節が早いようにも思いますが、なにせこの気温ですから ・・・。「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」の曲ですね。作詞は「ノーマン・ギンベル/Norman Gimbel」でしたか。まずは、再登場「ジョニー・ハートマン/Johnny Hartman」の「ビロードのような声」と呼ばれた味わい深い低音から。

Johnny-Hartman

「ジョニー・ハートマン」。1923年年7月生まれ、1983年9月没、享年60歳。「ビロードのような声」と評される、独特の甘い声の持ち主。学校に通いながら歌い始め、シカゴ音楽カレッジに入学し、専門的に声楽に取り組み始めたという。プロデビューは、第二次世界大戦終了後、1947年。しかし、「F.シナトラ/Frank Sinatra」や「P.コモ/Perry Como」、「A.ウイリアムス/Andy Williams」、「B.クロスビー/Bing Crosby」、「N.キング・コール/Nat King Cole」などのように世界的に有名になることは決してなかった。JAZZ本で彼をとりあげられてすらいない場合もあるくらいである。しかし、今では私が癒される数少ない男性ボーカルである。

【 A Slow Hot Wind 】 Music by Henry Mancini Lyrics by Norman Gimbel

「♪ Her gaze           僕を見つめる
   Swept over me now  彼女の眼差しは
   a slow hot wind     まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう

   Some days          きっといつの日か
   It’s too warm to fight  我慢できなくなるほど熱い
   A slow hot wind      まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう

   There in the shade        日陰で
   Like a cool drink waiting   冷たい飲み物を待っているように
   She sat with slow fire in her eyes  彼女は燃えるような目で
   Just waiting                   ただ座って待っているだけ

   Some days          きっといつの日か
   It’s too warm to fight  我慢できなくなるほど熱い
   A slow hot wind      まるでゆっくりと吹いてくる熱風のよう ♪」

Voice That Is

Johnny Hartman / Grp Records

「A Slow Hot Wind – Johnny Hartman」

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この曲を知ったのは、「ジョニー・ハートマン」のアルバムとどっちが早かったのか? 「セルジオ・メンデス&ブラジル’66」の大ヒットアルバム、「マシュ・ケ・ナーダ/原題:HERB ALPERT PRESENTS~SERGIO MENDES & BRASIL’66」(1966)から。

マシュ・ケ・ナーダ

セルジオ・メンデス&ブラジル’66 / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Sergio Mendes & Brasil 66 – Slow Hot Wind」

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最後は大御所で締めましょうか。「サラ・ボーン/Sarah Vaughan」です。

Sings the Mancini Songbook

Sarah Vaughan / Polygram Records

「Sarah Vaughan – Slow, Hot Wind」

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路傍の花、樹々の鳥(34 ) ~梅一輪によせて ・・・~

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いつものウォーキングの道筋。梅一輪が咲いているのを見つけた。膨らんではいるものの、他の花はまだ蕾だというのに、健気にも咲き始めたのだ。「あっ、咲いた」とすこしホッとしますね。そして、「スイセン(水仙」)は、もういっぱいに花を開いている。

それにしても、いつも思うことがある。樹木の和名の付け方が絶妙であるということだ。例えば、春を待ちかねたように咲く「コブシ(辛夷)」は、その実が子供の拳のような形から名付けられたというし、また、「ミツマタ(三椏)」は、その枝が必ず三叉、すなわち三つに分岐する特徴があるため、この名がある。「コバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)」は、その名の通り、枝先に花が終わってから三枚の葉がつくことからこの名がついた「ミツバツツジ(三葉躑躅)」に比べて、葉が多少小さいためこの名がある。花の咲くのは夏であるが、その実が美しい赤になる「ナナカマド(七竈)」は、大変燃えにくく、「七度竃(かまど)に入れても燃えない」ということから付けられたという。また「ガマヅカ」は、鎌などの柄に最適なので、「鎌柄(かまつか)」が名前の由来だという。
古の人は、その生活の中で、よく樹木を観察し、利用し、親しんだ中で、和名が付けられていったことに、いつも感心するのである。

さて、もうすぐ春である。「春が来たのに、なぜ私の心は浮き浮きしないのかしら?」と微妙な女心を歌う歌がある。「Spring is here(春が来たというのに)」という歌。「リチャード・ロジャース/Richard Rodgers」、「ローレンツ・ハート/Lorenz Hart」のゴールデン・コンビにより、1938年のミュージカル「私は天使と結婚した」のために作られた古い歌である。このほろ苦く感傷的なムードの漂うスタンダードを、「エラフィッツ・ジェラルド/Ella Fitzgerald」、「カーリー・サイモン/Carly Simon」などが歌っている。私が好きなのは、「ローズマリー・クルーニー/Rosemary Clooney」の歌唱。

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「ローズマリー・クルーニー」。1928年生まれのアメリカの歌手、女優である。幼い頃、母親は別の男と結婚し、父親も行方をくらますという極貧の生活を経験するが、ローズマリーとベティの姉妹は、シンシナティのラジオ局のオーディションに合格し、1945年に「The Clooney Sisters」として歌手デビューを果たす。数年後、姉妹は別々に活動するようになり、ローズマリーは、21歳の時にニューヨークに渡る。1951年に「Come On-a My House(家へおいでよ)」が、ビルボード・チャートで全米第1位となる大ヒットとなり、その後も、「Mambo Italiano」などの世界的な大ヒット曲を連発する。2002年にカリフォルニア州、ビバリーヒルズで肺癌により死去。74歳。俳優の「ジョージ・クルーニー/George Clooney」は甥である。

 

佇まいも美貌も歌唱も、その「端正」において抜群のローズマリー。私が大好きな白人女性歌手のひとりである。そんな彼女のピカイチ、珠玉のバラード集が、「Sings Ballads」。どの曲もその歌詞が、彼女の歌唱によって心に響いてくる。ギターの「エド・ビカート/Ed Bickert」が抜群の演奏をして、見事にサポート。


Sings Ballads

Rosemary Clooney / Concord Records

そのアルバムに収められているのが、「Spring is here(春が来たというのに)」。

【 Spring Is Here 】  作詞;Lorenz Hart  作曲;Richard Rodgers

「♪ Spring is here!                 春が来た
   Why doesn’t my heart go dancing?   でも私の心が浮き浮きしないのは何故?
   Spring is here!                  春が来た
   Why isn’t the waltz entrancing?     でもワルツを聞いてもうっとりしないのは何故?
   No desire, no ambition leads me,     欲しいこともしたいこともないの
   Maybe it’s because nobody needs me.  たぶん誰も私を必要としていないからかしら

       ・・・・・・・・・・・・               ・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「Rosemary Clooney – Spring is here」

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そして、この曲をリリカルに奏でるのは、ご存知「ビル・エヴァンス・トリオ/Bill Evans trio」。名盤「ポートレイト・イン・ジャズ/Portrait in Jazz」より。


ポートレイト・イン・ジャズ+1

ビル・エヴァンス / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bill Evans trio-Spring is here」

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