JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

山からの見晴らしと森の明るさを取り戻す

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 ここ2ヶ月ほど続けていた山頂付近の間伐。すっかり明るくなって、見通しが利くようになった。地面に陽が届くようになったため、幼木も芽生え出すでしょう。2枚目の写真のように、森の明暗がはっきりし、伐採の効果は一目瞭然。視線のその先に見えるようになったのは、一生懸命に間伐作業をしている写真の仲間が住んでいる団地。自分の住んでいるところが山頂から見渡せるようにしたい。そんな彼の単純な思いが、山からの見晴らしと森の明るさを取り戻す。

 秋、青空、吹き上がってくる風の爽やかさ、作業後のコーヒーの旨さ。そんなことに喜びを感じるための山作業といってもいいかもしれない。さすれば、この山とボランティアは、天然の癒しのカフェなのかも知れない。

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 さて、今宵は「バリー・マニロウ/Barry Manilow」のJazzyなアルバム、「2:00 A.M. Paradise Cafe」(1984)からの一曲。「パラダイス・カフェ/Paradise Cafe」。

 「バリー・マニロウ」。1943年生まれ。私たちと同世代で、「コパカバーナ/Copacabana」という大ヒット曲をもつアメリカのポピュラー音楽の歌手、ピアニスト・作曲家・アレンジャー・プロデューサー。この歌は、1984年ポピュラー畑の彼にしてはJAZZ・ブルース色の濃厚な、全曲オリジナルで構成されたアルバム、「2:00 AM Paradise Cafe」に収録されている。これからの秋の夜長、グラスを傾けながらゆったり聴くにはぴったりの一枚であろう。まるでNYあたりの小さなJAZZクラブの片隅に居るような気分に浸れる極上のジャズ・バラード・アルバム。

【 Paradise Cafe 】  
           music: Barry Manilow; Lyrics: Bruce Sussman and Jack Feldman

「♪ The night is new     日が変わっても
  The faces are friendly   おなじみの顔のフレンドリーな仲間たち
  So have a few       もうちょっと飲んだら
  And let me play       演奏を始めようか
  Some new songs, some blue songs あたらしい歌を覚えたんだ ちょっとブルーな歌をね
  The mood is always right  いつもいいムードだね この店は
  Every night at the Paradise Cafe 毎晩 パラダイス・カフェで

  The world outside       店の外では
  May make its own madness  馬鹿をさらけ出しても
  But here we hide        ここに隠れてしまえば
  The world away         そんな世界とは無縁さ
  No headlines, no deadlines   大事件や締め切りに右往左往することもなく
  We’ll make them disappear   そんなものは何処かへやってしまおう
  While you’re here at the Paradise Cafe 君がこのパラダイス・カフェにいる間はね 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・

  Just me and you around the piano    君と僕、ピアノのそばでふたりっきり
  Not much to do but dream away     夢だけを見ながら過ごす
  So stay on I’ll play on          そのままでいて、僕が演奏する間は
  I’m all yours for a song         演奏する歌はすべて君に捧げるから
  All night long at the Paradise Cafe    一晩中ずっとこのパラダイス・カフェで
  All night long at the Paradise Cafe    一晩中ずっとこのパラダイス・カフェで ♪」

2:00 Am Paradise Cafe

Barry Manilow / Sbme Special Mkts.

「Paradise Cafe」と「Where Have You Gone」の2曲を続けて。

「Barry Manilow – Paradise Cafe and Where Have You Gone?」

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この風の心地よさがたまらない

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 梅雨明けの猛暑。全く逃げようともしない鹿の親子を横目で見ながら、伐採作業のため、山頂近くまで上がる。

 この日は、チェーンソーを使って、「アラカシ(粗樫)」など常緑広葉樹の高木を伐採。10数本伐採しただけで、見違えるように森が明るくなり、麓からの上昇気流が、さあっと抜けるようになる。うれしいのは、この風である。木漏れ日の心地よさと癒しの風。暑さも疲れもいっぺんに吹き飛ぶ。

 熱中症を避けるため、早めに山をくだり、エアコンの効いた部屋で、メンバーが家庭菜園で採れたという「ミニトマト」と「黒豆」、同じ公園で活動するアウトドア料理のグループが差し入れくれた「鹿肉の燻製」を頂く。ほっとするコーヒー・タイムである。

 さて、「心地よき風」といえば、頭に浮かぶのが、この曲、「ブリージン/Breezin’」。「Breezin’」とは、爽やかで、心地よい風が吹いているという意味。いや、大ヒットしましたね。ジャズ・ソウル・ギタリストである「ジョージ・ベンソン/George Benson」のアルバム。1976年5月にリリースされるやいなや、「ビルボード/Billboard」誌などのヒット・チャートのトップを独占。また、1977年の第19回グラミー賞においても、複数の賞を受けた。スムース・ジャズのスタンダードと言っていいでしょう。

Breezin’

George Benson / Warner Bros / Wea

「Breezin’ – George Benson studio version」

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まさかのイヌザクラ!

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昨年から周辺の整備をしていた「ウワミズザクラ(上溝桜)」の大木。やっと花が咲き始めたと思ったら、まさかの「イヌザクラ(犬桜)」だった。一同がっかり。「ウワミズザクラ」は花序枝の先に花がつくので、そうではない「イヌザクラ」とは区別できる。遊びの山のほかの「ウワミズザクラ」に比べ、ずいぶんと開花が遅いと思っていた。開いた花は、写真のように極めてしょぼい。写真のように、普通の人だったら、遠目にも花が咲いていることになかなか気づかないだろう。まさに、「どうでもいい桜」、「つまらない桜」の意味で付けられた「犬桜」である。しかし、ほとんど見向きもされないこの桜にスポットをあてただけでもよしとせねばなるまいと気を取り直す。

さて、話は変わるが、森林ボランティア・クラブを立ち上げてから、早いもので丸3年が経った。週一回の定例の活動、14人の仲間がいるが、いつも11人以上が参加する。もちろん何も強制はしていないし、参加、不参加は全くの自由である。そんな高い参加率で、なぜ丸3年も長続きしているのだろうか。このブログでも書いたことがあるが、山の手入れは典型的な人手による3K(汚い、危険、きつい)作業である。しかし、楽しいのである。ボランティアは、なによりも自分が楽しいと思えることが一番のモチベーションである。自然の中で汗を流し、四季を肌で実感し、季節の移ろいの中でゆっくりではあるが、手をかけたことによる効果が目に見えて感じられる。そして、仲間と一つになっての共同の作業が、誰かの役に立っていると思える充実感。ボランティア、その心は「ワン・フォー・オール」でもある。

今日もまた満開の「モチツツジ(黐躑躅)」が出迎えてくれる中、仲間と森の手入れに向かう。

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さて、少し前に「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」のトランペッター「ルー・ソロフ/Lew Soloff」の逝去の記事を取り上げたが、「MJQ」は60年代のハード・バップを80年代に鮮やかに蘇らせて人気を博したコンボ。その後継者と思っているバンドがある。

それが、NYをベースに活動を続け、現代版「ジャズ・メッセンジャーズ/The Jazz Messengers」という呼び声も高い、「ワン・フォー・オール/One For All」。このユニットは、ピアノ+ベース+ドラムで構成される基本的なピアノトリオに、テナーサックス、トランペット、トロンボーンのホーンセクションを加えた6人編成のセクステット(sextet)になっている。

メンバーは、「エリック・アレキサンダー/Eric Alexander(ts)」、「ジム・ロトンディ/Jim
Rotondi(tp)」、「スティーブ・デイヴィス/Steve Davis(tb)」、「デヴィッド・ヘイゼルタイン/David Hazeltine(p)」、「ジョン・ウェーバー/John Webber(b)」または「ピーター・ワシントン/Peter Washington(b)」、「ジョー・ファンズワース/Joe Farnsworth(ds)」。1997年に小さなジャズ・クラブでの活動から結成されたという。

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各々が独自に活動している売れっ子メンバーがズラリと揃っているだけに、長期の活動は結構難しいのではないかと言われていたが、それが杞憂だったと思われるほど、もう18年も活動が継続し、リリースされたアルバムも15作以上を数える。ほぼ全員が1960年代生まれ。リアルタイムでは彼らが知らない60年代のブルーノート・ジャズ、とりわけ「アート・ブレイキー&ジャズメッセンジャーズ/Art Blakey & The Jazz Messengers」の魂を今に引き継ぎ、彼ら自身のスタイルを創造した。 日本デビュー盤は、「情事の終わり/The End Of A Love Affair」 (Venus, 2001)。

情事の終わり

ワン・フォー・オール / ヴィーナス・レコード

「Eric Alexander, One For All – How Are You? 」

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「アワー・ファーザー・フー・アート・ブレイキー/Our Father Who Art Blakey」という曲を冒頭に掲げた「アート・ブレイキー」へのトリビュート・アルバム、「危険な関係のブルース/No Problem: Tribute To Art Blakey」 (Venus, 2003)。 少し大きめの音量で目を閉じて聴いていると、まるで学生時代のジャズ喫茶にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ってくる。

危険な関係のブルース

ワン・フォー・オール / ヴィーナス・レコード

「NO PROBLEM - One For All」

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この日一番の笑顔で

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この日一番の笑顔である。この日は私が所属するボランティア・グループが、月に一回開催している木工教室。我々の活動の主体である森の手入れにより、間伐材が大量にでる。そこで、我々だけが楽しんでいるだけではもったいないので、公園にやってくる子供たちにも楽しんでもらおうと始めたイベントで、もう2年半近く続いている。この日は、自由に動物などを作ってもらう、いつもの木工教室と「手作りピザ」というメニュー。天気がよく、飛び石連休ということもあって、多くの家族連れがやってきた。ピザの材料が予定数をオーバーし、受付をお断りせなばならなくなったくらい。そこでこの日一番の笑顔である。お母さんと娘さん二人でピザ生地を延ばしているところ。このあと、無農薬野菜などをトッピングして、手作りのピザ窯で美味しいピザが ・・・。
 
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そして、お父さん方は木工で実力を発揮。のこぎり、ドリル、錐などで子供さんの作品の加工を担当してもらう。この日もたくさんの作品ができました。そしてこの写真、この日一番の力作である。このイベント、楽しみにしているリピーターもだんだん増え、主催している我々爺さんたちも張り合いがでるというもの。さて、来月はどんな笑顔や力作に会えるだろうか。
 
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さて、再び「タンスの肥やし」となっていたジャズ・ピアニストの再発見に戻ります。今宵は、そのスイングが小気味よい「レイ・ケネディ・トリオ/Ray Kennedy Trio」。この方もあまり馴染みがないかもしれません。ギター&ボーカルの伊達男、「ジョン・ピザレリ/John Pizzarelli」のトリオでピアノを担当していたのが、「レイ・ケネディ」。ピザレリのトリオは、ギター、ベース、ピアノという、ドラムレスの変則トリオ。その中で抜群のスイング感、リズム感を出していた。その「レイ・ケネディ」が、ノーマル編成の自分のトリオでだしたアルバムが、「ソフト・ウインズ/Soft Winds」(2007)。スタンダード中心で、そのスイング感に注目したアルバムだった。

ソフト・ウインズ

レイ・ケネディ / カメラータ東京

しかしその後、なぜか立て続けにドラムやストリングスなども加え、「ジャズ・イン・クラシック」のアルバムをリリース、私には急速に輝きを失った感じを覚えた。多分レコード会社の企画に振り回されたんでしょうか。

モーツァルト・イン・ジャズ

レイ・ケネディ・トリオ / カメラータ東京

上のアルバムからのYOUTUBEへのアップがありませんでしたので、アルバム「癒しジャズ-ショパン」から。 スロー・ボッサのアレンジが心地よいことは間違いないのですが ・・・。

癒しジャズ~ショパン

トム・ケネディ(b) / カメラータ東京

「Chopin Prelude Op.28 No.4 – Ray Kennedy Trio」
 
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炭焼きを終えると春のスイッチが入る

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11日の炭出しをもって、今季の「炭焼き」を終えた。8日の予定だった「炭出し(窯出し)」が、あの雪のため延期になったためである。今季も例年通り3回の炭焼きを実施したが、3回とも無事に終え、炭の出来具合いもまずまずであった。「炭焼き」の準備に着手したのが、まだ暑さの残る去年の10月半ば、第1回目の炭焼きを始めたのが12月初旬、準備まで含めるとほぼ4ヶ月の長きにわたって「炭焼き」を実施してきたことになる。しかし、終わってみれば、あっという間の出来事であった。

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新しいボランティア・グループを立ち上げてから、「炭焼き」を実施したのは、これで3シーズンを数える。新しく加わった仲間も含めて、ほぼ全員が、「炭焼き」のノウハウを理解、習得できたように思う。来季からは、また一段と「菊炭」としての出来栄えのレベルを上げられるよう、新しいノウハウの獲得を目指して、チャレンジしていきたいと思う。などと、もっともらしいことを言っているが、本音はなかなか奥深い「炭焼き」の魅力に、すっかりとり憑かれてしまっているのである。きちんと後片付けも終え、感謝をしながら窯口を閉めた炭焼き窯は、ようやく元の佇まいを取り戻した。この「炭焼き」を終えると、私の心の中では、いつも「春のスイッチ」が入るのである。

 

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さて、「お久しぶり熟女シンガー」の追加版です。「テッサ・ソーター/Tessa Souter」。彼女の年齢などはよくわかっていませんが、写真などから察するに、まさに脂の乗り切った「熟女」と推察します。トリニダード・トバコ人の父とイギリス人の母との間でロンドンで生まれる。8歳でピアノを始めたが、歌にも才能の片鱗を見せ、彼女の声を聴いたピアノ教師が声楽も学ぶようにと後押しをしたと言う。90年代にロンドン大学を卒業、その後は英国版の「ヴォーグ」誌や「ザ・タイム」誌などのジャーナリストとして活躍。そして、90年代後半に長年の夢であったジャズ・シンガーへの道を本格的に歩み出したと調べた資料にはある。デビュー・アルバムは2004年「Listen Love」。彼女のヴォーカルの特徴として、スペイン、北アフリカ、中近東、インド、ブラジルなどの音楽や、フラメンコ、ケルト音楽の影響も受けているという。現在はニューヨークを拠点に音楽活動をしている。

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このブログでも何回か取り上げているが、私が最初に聴いたのは、「ヴィーナス・レコード」からの日本デビュー盤、「キー・ラーゴの夜/Nights of Key Largo」(2008)であった。(参照拙ブログ「快人二面相 ~You Only Live Twice~」「春を感ずる美女ボーカル三人 ~巧みなジャケット・マーケティング~」「60歳過ぎたら聴きたい歌(35) ~ Moondance ~」 など)

この日本デビュー盤では、「ジョニー・マンデル/Johnny Mandel」、「セルジオ・メンデス/Sergio Mendes」、「バート・バカラック/Burt Bacharach」、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」、更には、「ジョン・レノン/John Lennon」のナンバーなど、様々な時代のスタンダードをゆったりと歌っている。決してヴィーナス・レコードがお得意の「お色気熟女」が売りのコンセプトではなく、あくまでも知的に抑制されたボーカルで聴かせていると感じる。


キー・ラーゴの夜

テッサ・ソーター / ヴィーナスレコード

そんな中から1曲、「All Or Nothing At All」を。

「All Or Nothing At All – Tessa Souter」

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日本デビュー盤の後は、「なんか路線が違う方向へ ・・・」と感じているが、本当のデビュー盤、「Listen Love」(2004)では、シンプルなアレンジと伴奏ながら、「Caravan」や「Left Alone」など、JAZZらしいヴォーカルを堪能させてくれる。


Listen Love

Tessa Souter / Nara

「スティング/Sting」のオリジナルで有名な「Fragile」。フラメンコ的あるいは聴き様によっては、イスラム風な雰囲気が漂う。

「Tessa Souter-Fragile」

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六十の手習い

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定年後の爺さんたちが集まって、ボランティア活動として里山公園の森の手入れを行っていることは、このブログでもずっと書いてきた。しかし、この爺さんたち、森の手入れに関して何か筋道の立った学習をしたことはない。ましてや、専門的な教育も受けたことももちろんない。先達の手ほどきで、いわば見よう見まねでやってきたというのが実態に近いのだろう。したがって、この公園森の在り方についてそれぞれが様々な価値観やらイメージを持っている。新しくボランティア・クラブをスタートさせるにあたって、この森を、「こういう森にしたい」という目標、動機づけをはっきりさせて活動したい、あるいは新しいクラブ員も含め、私たちが手入れを行っている森に関して実際の管理作業の基準や手順のよりどころなどをまとめた、マニュアルを作りたい。こんな爺さんたちの要望から、マニュアルづくりをスタートさせるために、管理事務所が主催する、森の管理の専門家による調査・管理のセミナーを受けた。

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12月に行われる1日と合わせて2日間のコース、1日目の午前中は里山の基礎について学び、午後は植生調査の実習であった。「Nature/自然」という言葉の定義や意味に関する欧米と日本の違いや、いままでも個人個人がバラバラに持っていた森や里山に対する知識を改めて正しく共有できたとともに、ボランティアなど市民参加型の森の手入れ活動を行い、放置された里山の再利用を図っていくといういわゆる「兵庫方式」についても理解と認識ができた。久しぶりの座学であったが、眠る人もなく、爺さんたちの向学心、ますます旺盛というところ ・・・。午後からは、「植生調査」の実習。植生を数値化することにより、この森のプロフィールが改めて明らかになるとともに、今我々が進めている手入の方向性についても、そう大きく間違っていないということで、自信を持つこともできた。

専門家にきちっと講義してもらっての勉強と実習、「六十の手習い」ではあるが、なかなか心地よいものであった。もちろん、「好きこそものの ・・・・」のたとえもありますが ・・・ 。

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さて、秋に気配が濃厚になってきた夜更けに聴く「男の哀歌」。JAZZをはなれて、アルゼンチンの吟遊詩人、「歩く大地」と呼ばれた「アタウアルパ・ユパンキ/Atahualpa Yupanqui (1908年 – 1992年)を聴いてみたくなる。1929年、「インディオの小径/Caminito del indio」でデビューし、1930-40年代に多くの作品を発表するが、その活動が反政府的と目されて、1950年代初頭にはフランスへの亡命を余儀なくされたこともある。私がこの人を知ったのは高校生の時であった。以来、秋の夜半になると聴きたくなる歌。(参照拙ブログ「男唄に男が惚れて(2)~アタウアルパ・ユパンキ インディオの魂を聴く~」 )

そんな「アタウアルパ・ユパンキ」の代表作が「ツクマンの月/Luna tucumana」。「ツクマン」とは、アルゼンチンの地方都市、「サン・ミゲル・デ・ツクマン」のことである。

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アタウアルパ・ユパンキ
アタワルパ・ユパンキ / 東芝EMI
ISBN : B000064TVX

 
 
【 ツクマンの月 】

「♪ Yo no le canto a la luna       美しく輝いているからといって
   porque alumbra y nada más,    私は月に歌いはしない
   le canto porque ella sabe      月は私の歩んできた人生を
   de mi largo caminar          よく知っていると思うから歌うのさ
   Ay lunita tucumana!          ああ、ツクマンの月よ
   tamborcito calchaquí         カルチャキ族の太鼓の響きよ
   compañera de los gauchos    タフィ(地名)への道を共に行き来する
   en las sendas de Tafí          ガウチョ(遊牧民)たちよ

   Perdido en las cerrazones    お前が雲にすっぽり隠れてしまったら
   quién sabe, vidita, por dónde andaré ?  私は道に迷ってしまう
   Mas cuando salga la luna    しかし月が出たら
   cantaré, cantaré,          私は歌うとしようか
   a mi Tucumán querido,      愛するツクマンに届けと
   cantaré, cantaré, cantaré.    私は歌う、私は歌う、私は歌うのだ
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   En algo nos parecemos      お前と私はどこか似ている
   luna de la soledad,          一人ぽっちの孤独の月よ
   yo voy andando y cantando     私は歌いながら人生を歩んでゆく
   que es mi modo de alumbrar     これが私の光りかたなのだ   ♪」

どこか「高橋竹山」に通ずる雰囲気を感じてしまうのは、思い過ぎだろうか ・・・。

「Atahualpa yupanqui ― Luna tucumana」

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