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「毎日が日曜日」を12年間

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クヌギの伐採a
 11月からいよいよ年明けの炭焼きの窯木、クヌギの伐採を始める。急斜面での伐採、玉切り作業、グループの平均年齢も上がってきた今年は、一層安全に気を配らなければならない。

 そんな折、かって勤めていた会社のOB会報誌から、「来年は年男、何か新年の抱負を一言」という原稿依頼が舞い込んできた。気にもしていなかったが、そうか、定年してからもうすぐ12年を経つんだ。定年直後は、「これから毎日が日曜日の生活、どうなることやら」といささかの心配もあったが、皆んなたどってきた道、過ぎてみると、そんな心配も無用で、それなりに充実した生活が送れているのではと感じている。次の12年もあっという間に経つでしょう。無事でいれば84歳。今の森林ボランティアを続けることができていればいいのだが、果たして ・・・。

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 私が聴き惚れる男性ボーカリストの一人が「アンリ・サルバドール/Henri Salvador」。このブログでもよく取り上げている。(参照拙ブログ 「男唄に男が惚れて(5) ~バルー、サルバドール、セグンド 人生の達人たち~」「サルバドールからの手紙」、 「60歳過ぎたら聴きたい歌(84) ~アンリ・サルヴァドール/こもれびの庭に~ 」 などなど)そこからの再録。

 彼の歌に、「毎日が日曜日/Il Fait Dimanche」と言う歌がある。「日曜日みたいだね」という意味らしいが、そんな歌を思い出した。この歌が収録されているアルバム「サルバドールからの手紙/原題;Chambre Avec Vue(Room With A View/眺めのいい部屋)」が日本で発売されたのは2001年で、彼は当時84歳であった。

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 「アンリ・サルバドール」は、1917年南米ギニア、カイエンヌで生まれ、7歳でパリにやってきて以来、ずっと「パリっ子」として過ごし、パリで音楽活動を続け、やがて「ジャンゴ・ラインハルト」の伴奏などをつとめた。フランスへのサンバの紹介者したのも彼だったという。レジオン・ド・ヌール勲章受賞、日本で言えば、「三波春夫」か「北島三郎」のような存在だったという。そんな彼が84歳でリリースしたのが「サルバドールからの手紙」。インタビューにも「これが私がやりたかった音楽」と自信を持って答えるムッシュ・アンリ。13曲で構成されているが、「ボクは昨日生まれ、今日生き、明日死ぬ」というポリネシアのことわざを大事に守って84年間生きてきた一つの到達点である。そして、このアルバムを最後に、2008年2月、動脈瘤破裂のためパリの自宅で旅立ってしまった。享年90歳。この「手紙」がまさに彼の遺書となってしまった

 「こもれびの庭に」、「眺めのいい部屋」、「人生という名の旅」、「毎日が日曜日」、「生きてるだけじゃ駄目なんだ」・・・・などの収録された曲のタイトルをみても、彼の到達した境地を強く感じることが出来る。私はフランス語は分からないので、訳詩に頼るしかその意味は理解できないのだが、一度聴いたら忘れがたい、深くて、渋い「男」の声によって語られる「人生の物語」である。

 妻に先立たれた老年の男の心象風景を囁くように語る ・・・・。 「アンリ・サルヴァドール」は、パリ郊外、「ペール・ラシェーズ墓地」に、30年以上昔に亡くなった最初の妻のジャクリーヌといっしょに眠っている。「エディット・ピアフ/Edith Piaf」の墓の隣だという。 

サルヴァドールからの手紙

アンリ・サルヴァドール / EMIミュージック・ジャパン

Chambre Avec Vue

Henri Salvador / EMI France

【 Il Fait Dimanche 毎日が日曜日 】

「♪ Il fait dimanche quand tu souris    君が微笑めば日曜日になる
  Et par les persiennes baissées     降りた鎧戸の隙間から
  Un rayon de soleil rougit        一筋の陽光が僕らの愛の巣の壁を
  Les murs de notre nid douillet     紅く染める

  Il fait dimanche au bord de l’eau    水辺も日曜日だ
  Vin blanc glacé sous les glycines    藤の花の下にはよく冷えた白ワイン 
  Quand sur ta bouche reviennent les mots  君が何かを話そうとする時
  Ces premiers mots que l’on devine   その最初の言葉は想像できる

  Il fait dimanche et tous les jours…   毎日が日曜日
  A chaque fois que tu souris       君が微笑むたびに
   ・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・  ♪」  
                           (訳;梅原英正 ライナーノーツより)

「Il Fait Dimanche – Henri Salvador」

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 「こもれびの庭に/Jardin d’Hiver」も ・・・・。こちらはライブから。まさに伊達男。このとき、なんと88歳!!!

【 Jardin d’hiver こもれびの庭に 】           
                    Henri Salvador/ Keren Ann    

「♪ Je voudrais du soleil vert     緑色の太陽に
   Des dentelles et des théières  レースに、ティーポットに
   Des photos de bord de mer   海辺の写真が欲しい
   Dans mon jardin d’hiver     僕の冬の庭に

   Je voudrais de la lumière      光が欲しい
   Comme en Nouvelle Angleterre ニュー・イングランドのような
   Je veux changer d’atmosphère  気分を変えたい
   Dans mon jardin d’hiver       僕の冬の庭の

   ・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・・  ♪」  
                           (訳;梅原英正 ライナーノーツより)

「Henri Salvador – Jardin d’hiver – Fête de la Chanson Française 2005」

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