JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

路傍の花、樹々の鳥(220) ~ 炎天の花も一気に ~

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ヒマワリ
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ササユリ??
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 雨が収まった後も、余波の災害が続いている。記録的な大雨が終わったと思ったら、どうやら今度は記録的?な猛暑。久しぶりにいつものコースを変えて、ひとりでウォーキング。炎天の花も一気に咲き出し、一気に夏気分に ・・・。とはいえ、急に真夏日になったため、体がすこしだるい。蝉はまだ鳴かない。

 けだるいトランペットの響きで、定番「サマータイム/Summertime」。「チェット・ベイカー/Chet Baker」です。「バークレイ・レコード/Barclay Records」時代の演奏のコンピ・アルバム、「In Paris: Barclay Sessions 1955-1956」(2000)から。オリジナルは、「CHET BAKER QUARTET」(1955)。 カルテット仕立てで、パーソネルは、「Chet Baker (trumpet)」、「Gerard Gustin (piano)」、「Jimmy Bond (bass)」、「Nils-Bertil Dahlander (drums)」。

 ベスト・オブ・チェット・ベイカー・イン・パリ
 チェット・ベイカー / / ユニバーサルクラシック
   
    

「Chet Baker Quartet – Summertime」

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 気だるさと甘さでは引けを取らないのが、フリューゲル・ホーンの名手、「アート・ファーマー/Art Farmer」。「ミシェル・ルグラン/Michel Legrandの代表曲でもある映画主題歌、「The Summer Knows(おもいでの夏)」を同名のアルバム(1976)から。

おもいでの夏

アート・ファーマー / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Art Farmer – The Summer Knows」

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いよいよ梅雨明けだ

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「18日昼前、気象庁は、九州南部・北部、四国、中国、近畿、東海が梅雨明けしたとみられると発表した」とニュースが報じている。

久しぶりに雲一つない青空。太陽が容赦なくジリジリと照りつける。蝉もうるさいほどに鳴き出した。誇らしげに咲く炎天の花。夏はこうでなくちゃと思う反面、やっぱりこの暑さ、老いの身にこの急激な暑さはこたえる。といいつつ、いくつかの用事をこなす。

さて、今宵の曲は、「ブルー・スカイ/Blue Skies」。「アーヴィング・バーリン/Irving Berlin」が1926年に書いたポピュラー音楽の歌。「幸せの象徴である青い鳥 (Bluebird of happiness)」を歌詞を盛り込んだ数多くの曲のひとつであり、次のような一節がある。

「♪ Bluebirds singing a song    青い鳥が歌を歌っている
   Nothing but bluebirds all day long. 間違いなく青い鳥が一日中  ♪」

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さて、最初の歌い手は、アメリカが誇る国民的シンガーといっていいでしょう。「ウィリー・ネルソン/Willie Nelson」。都会的な中にも、土の匂いがする歌手。スタンダードを本当に渋く、年輪を重ねた人にしか歌えないような味わいで歌っている。カントリー出身の歌手であるが、もはやカントリーという枠では括りきれない「ウィリー・ネルソン」の「スターダスト/Stardust」(1978)から。この曲は、1978年の「Billboard Hot Country Singles」の第1位にランキングされた。

Stardust

Willie Nelson / Columbia/Legacy

「Willie Nelson – Blue Skies」

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2人目は、このブログで何度も取り上げている早逝の歌手、「エヴァ・キャシディ/Eva Cassidy」。生前としては最後に残された「ブルース・アレイ/Blues Alley」でのライブ・アルバム、「Live at Blues Alley」から。

Live at Blues Alley

Eva CassidyEva Music

「Eva Cassidy – Blue Skies」

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最後は、その歌心溢れる「ビル・チャーラップ/Bill Charlap」のピアノの演奏にいつも聞き惚れてしまう「ニューヨーク・トリオ/New York Trio」のアルバム、「夜のブルース/Blues In The Night」から。

夜のブルース

ニューヨーク・トリオ / ヴィーナスレコード


 
「New York Trio- Blue Skies」

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路傍の花、樹々の鳥(125) ~ ここだけの炎天の花 ~

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ハマボウ
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私の地域で最初に鳴き始める蝉、「ニイニイゼミ」が鳴き始めたが、明けたかなと思ったが、まだ梅雨明けではないそうだ。降ったり止んだりの日が続いている。雨の合間を縫ってのウォーキングの道筋で、ほかでは見かけず、ここだけに黄色の花を咲かせる「炎天の花」が咲き始めた。何の花か長いことわからずじまいだったが、読者の方から、「ハマボウ(浜朴あるいは黄槿)」と教えてもらった花である。

和名は「浜辺に生えるホオノキ(朴の木)」の意味らしく、漢字も「浜朴」と書いたり、「黄色のムクゲ」という意味で「黄槿」とも書く。朝開き、夕方にはしぼんでしまう一日花らしいが、大きな木に毎日次々と開花し、9月ころまで次々と咲いて、ウォーキングしている私の目を楽しませてくれる。

西日本から韓国済州島、奄美大島まで分布し、内湾海岸に自生する塩生植物であるという。内陸部に自生して咲く花ではないようだ。察するところ、この家の主が海辺の出身で、そのふるさとの夏の思い出のために、庭に植えたのであろうか。そんなストーリーが浮かんだ「ここだけの炎天の花」。

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暑い。何を聴こうかと考えるのも億劫で、エイヤッと適当に選んだディーヴァは、「シェリル・ベンティーン/Cheryl Bentyne」。その洗練されたアンサンブルと研ぎ澄まされたハーモニー、スタイリッシュなステージで、人気ジャズ・コーラス・グループの最高峰に立つ「マンハッタン・トランスファー/The Manhattan Transfer」で、ソプラノ・パートを担当し、近年はソロでの活躍も目覚ましい。

1954年、米国ワシントン州生まれというから、2年ほど前に還暦、60歳を迎えたばかり。父はディキシーランド・ジャズのクラリネット奏者で、音楽一家に育ち、高校の時からクラブで歌い始めたという。高校卒業後は、しばらくスウィング・ジャズのバンドに入り、主に西海岸で活動していたが、1979年にオーディションを受け、交通事故で大けがをした「ローレル・マッセ/Laurel Masse」の後任のソプラノ担当として「マンハッタン・トランスファー」に加入、現在のメンバーとなった。1992年には初のソロ・アルバム、「サムシング・クール/Something Cool」を発表して以来、コンスタントにソロ・アルバムを発表、もはや円熟の域に達したといっていい。

そんなアルバムの一つ、「ザ・ブック・オブ・ラヴ/The Book of Love」(2006)から。ハリウッド版「シャル・ウィ・ダンス/Shall We Dance?」の挿入歌としても使われた、「The Book of Love」をアルバム・タイトル曲としている。文字通り「愛の教科書」、「愛の本」。7つのチャプターとエピローグで綴られたこのアルバムは、憧れ、戯れ、欲望、愛、歓び、幻滅、そして別れ ・・・、シェリルはひとりの女性の愛の変遷、軌跡を歌に託して優しく綴ってくれる。

Book of Love

Cheryl Bentyne / Telarc


そのアルバムから、切ない恋のスタンダードを2曲。

「Cry Me A River – Cheryl Bentyne」

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「I’m fool to want you - Cheryl Bentyne」

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新しいスタンダードをという意気込みで、彼女がお気に入りのPOPSから選んだという、「ソングズ・オブ・アワ・タイム」(2008)から。「ノラ・ジョーンズ/Norah Jones」のヒット曲、「Don’t Know Why」と、シンガー・ソングライター、「スティーヴン・ビショップ/Stephen Bishop」のヒット曲で、「ラブソングと子守唄は君のためにとっておこう ・・・」と歌う、「It Might Be You」。

ソングズ・オブ・アワ・タイム

シェリル・ベンティーン / キングレコード

「Cheryl Bentyne – Don’t Know Why」

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「Cheryl Bentyne – It Might Be You」

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炎天の花はサウダージの花

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ノウゼンカズラ

「炎天の花」と聞くと、私は真っ先にこの花、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」を思い浮かべてしまう。「サルスベリ(百日紅)」、「ムクゲ(木槿)」、「フヨウ(芙蓉)」、「ヒマワリ(向日葵)」なども、この時期の花であるにも関わらず、決まってそうである。理由の一つは、あの大な真紅の花びらが垂れ下がる様が、印象的だからであろう。

夏の季語でもある「ノウゼンカズラ(凌霄花)」がご近所のあちこちで咲きだした。中国原産で、平安時代には日本に渡来していたと考えられるそうだ。漢名の「凌霄花」は、「霄(そら)を凌ぐ花」の意で、高いところに攀じ登ることによる命名だという。(Wikipediaによる)

真っ先に思い浮かべてしまうもうひとつの理由は、去年他界してしまったが、花好きだった母親が詠んだ歌が心に残っているからである。甲子園は地方大会が始まった。あの「ノウゼンカズラ」は、もう咲いてるのだろうか。「ノウゼンカズラ」はサウダージの花でもある。

    甲子園の熱戦終わり夕風にノウゼンカズラの残り花散る  豊子

さて、今宵のピアニストは、「ロベルト・オルサー/Roberto Olzer」。「雅びにして耽美のピアニスト」で、今まさに絶頂期を迎えている。「ニコライ・ヘス/Nikolaj Hess」と並んで、今年の収穫のひとりとして、つい最近も取り上げたばかりである。

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「ロベルト・オルサー」。1971年、イタリア生まれ。幼少の頃から、クラシックのピアノとオルガンを習い、名門「ベルディ音楽院」ではオルガンを専攻。その後、ミラノのカソリック大学では哲学を学ぶ傍ら、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」からジャズ・ピアノを学んだという。最初のレコーディングは、セクステットで、2002~2003年に行われ、「Eveline」というタイトルでリリースされている。その後、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev (doublebass)」、「マウロ・ベッジオ/Mauro Beggio (drums)」とピアノトリオを結成。2012年に、「Steppin’Out」、そして昨年、「澤野工房」から「The Moon And The Bonfires」がリリースされた。

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「Steppin’Out」を聴いて興味を持ち、「The Moon And The Bonfires」で魅了され、過去に遡ってソロ・アルバムも聴いてみたいという思いが強くなった。ソロ・アルバムは、「Esprit de Finesse – Hommage a F. Mendelssohn」(2009)。「メンデルスゾーンへのオマージュ」とサブ・タイトルが付けられているように、メンデルスゾーンの楽曲とオリジナルが約半々で構成されている。

アルバム・タイトルの「Esprit de Finesse」。「西田幾多郎」によって「繊細の精神」と訳されているが、パスカルの言葉で、幾何学的精神の対概念、いわば哲学する精神のことだそうだ。メンデルスゾーンの楽曲と自分の楽曲を対比させ、内省的な思索の結果、クラシカルな響きと旋律の美しさが表出した秀逸な作品。

Espirit De Finesse

Roberto Olzer / Imports

「Roberto Olzer, piano solo - Divertissement I & Eveline」

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路傍の花、樹々の鳥(42) ~ 炎天の花もそろそろ ~

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6月の下旬から眼を和ませてくれているご近所に咲く、炎天の花、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」。もう下の方の花は散り、入道雲と鮮やかなコントラストをみせているのは、上の方に咲く花。長らく楽しませてくれたが、そろそろ終わりかな ・・・。いろいろあったこの夏も去ろうとしている。歳をとると、季節が過ぎゆくのが速く感じるという。

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さて、タンスから取り出してきたのは、「エルマー・ブラス・トリオ/Elmar Brass Trio」。アルバムは、ひと夏の夢の終わりにふさわしいかな? 「Night Dreamer」。

「エルマー・ブラス/Elmar Braß」。ドイツの男性ピアニスト。1979年生まれの若さ。ナイジェリアで育ったが、帰国後11歳の時よりピアノのレッスンを始め、その後音楽学校で、ジャズ&クラシック・ピアノを学び、「モントルー・ジャズ・フェスティバルにも参加したという。ほとん馴染みがないが、いままでに3枚ほどアルバムをリリースしていて、澤野工房が注目し、2010年に期待して日本で売り出した若手。そんな情報しかありません。

日本デビュー。アルバムは、「ウェイン・ショーター/Wayne Shorter」で知られた「Night Dreamer」がタイトル。リラックスした雰囲気と小粋にスウィングするピアノですが、やはり、クラシックにベースを置く、欧州らしい気品、雰囲気が顔を出す。サポートは、「Markus Schieferdecker (bass)」、「Guido May (drums)」。

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NIGHT DREAMER
エルマー・ブラス・トリオ/澤野工房

Elmar Brass : piano
Markus Schieferdecker : bass
Guido May : drums

 

残念なことにTOUTUBEには、まったくアップされていません。澤野工房の紹介ページより試聴ください。
 

 

路傍の花、樹々の鳥(39) ~ 帰省の間に ・・・ ~

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このところ、母親の入院やなにやらで、たびたび1泊2日の「弾丸帰省」を余儀なくされている。我が家から松本の実家まで、片道400km、5時間のドライブである。元来、運転は好きな方なので、まださほど耐えて運転しているという感じはないが、さすがにとんぼ返りは無理でしょう。夜は爆睡してしまうところを見ると、やはり寄る年波、気力・体力の衰えは隠せないと十分に実感している。

梅雨の雨や帰省のため、日課のウォーキングもやや滞りがちであったが、久しぶりの晴天、さっそくウォーキングへ ・・・。何日かぶりの道筋には、今まっ盛りの「アジサイ(紫陽花)」に加えて、炎天の花、「ノウゼンカズラ(凌霄花)」、「ムクゲ(槿)」、「キョウチクトウ(夾竹桃)」などが咲きだした。     

「伸びあがって炎天の花」と「山頭火」が詠んだ「ひまわり(向日葵)の花の咲く日も近いでしょうか。

帰省の車の中でよく聴くCDは、ボーカル&ギターのデュエット、「グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア/Grazyna Auguscik & Paulinho Garcia」の「ふたりのボサノヴァ〜ビートルズ・ノヴァ/The Beatles Nova」。(参照拙ブログ「「母の日」の花届く」

ふたりのボサノヴァ~ビートルズ・ノヴァ

グラジーナ・アウグスチク&パウリーニョ・ガルシア / MUZAK


 
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ポーランドを代表するジャズ・シンガー、「グラジーナ・アウグスチク」と、サウダージ感溢れるブラジル出身のギタリスト、「ポリーニョ・ガルシア」による、ガット・ギターで紡がれる上質で柔らかいサウンド、哀愁漂うノスタルジックなコーラス・ワークは、ドライブの緊張を和らげてくれる。6月23日、24日は、「コットンクラブ/Cotton Club」でライブを行ったという。いや聴きたかったな。

鮮やかな赤であるが、どこか物悲しい。そんな「凌霄花」にデュオによるこんな曲をなぞらえてみた。ボサノヴァの巨匠、「バーデン・パウエル/Baden Powell」と「ヴィニシウス·デ·モラエス/Vinicius de Moraes」の手になる有名な「アペロ/Apelo」。「深い悲しみによる喪失感」という意味のようである。残念ながら出典のアルバムはわかりません。


「Grażyna Auguścik & Paulinho Garcia  - Apelo」

 
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