隣町、猪名川町で、この時期旧暦のひな祭りにが開催されている。預かりを頼まれていた孫娘を連れて出かけてきた。場所は、明治から昭和にかけてのこの地出身の豪商、冨田家が昭和初期に建て、国登録有形文化財にも指定されている、かやぶき古民家「静思館」である。
外国人客などを接待するという目的で、3年かけて建てられたという建築面積534㎡(162坪)の大邸宅、10を超える部屋や、おくどさん(台所)、縁側、蔵、庭などいたるところににおびただしい数のお雛様が飾られている。地元の旧家から集めたものや、趣味の創作お雛様やら、その数の見当もつかないくらいの多さ。
人形たちの作る空間。ある種の妖しいオーラさえ感じ、真夜中にここに一人ではとてもこれそうにない。孫娘は目ざとくはその中から足の指が6本ある人形を見つけた。「きゃああああ~~~!!」
昭和歌謡から、「人形の家」。「弘田三枝子」のパンチのある歌唱で、昭和44年、私が入社した年にヒットしました。それまでポッチャリしたという印象のあったPOPSのダイナマイト娘。すっかり大人になった彼女の再登場にはびっくりしたものでした。この歌、作曲「川口真」、作詞「なかにし礼」ですが、サルサ・バージョンと英語バージョンがあるようで、YOUTUBEにアップされていた英語バージョンを聴いてみます。(歌詞はNETを参考に)
【 Ballade Of Doll’s House 】
「♪ What is this
That has made you dislike me
Have I done anything that will hurt your pride
Love once burned in our hearts
We were on the throne
Now you’ve gone
And I’m down all alone
I’m a doll in the pain
Lying still in the dust
Waiting for you
As all dolls do
In this forgotten so forgotten lonely room
You were my life
My everything
You had me dancing
On forty strings
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ♪」
弘田三枝子・せれくしょん~ジャズ・ヒッツ
弘田三枝子
COLUMBIA
「人形の家 (英語版) ー 弘田三枝子」
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