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肉食系男子はどこにいる?

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はっきりした定義が伴わず、イメージだけが一人歩きしている感はあるが、「草食系男子、肉食系女子」なんて言葉を時々聴く。実態はどうかはわからないが、「言いえて妙」で、なんとなく今の世相を反映しているような気がする。我が息子3人のうち、一番肉食系だった次男はさっさと結婚したが、長男と三男は印象がやや草食系のためか、いまだ独身である。いずれも首都圏に住んでいるが、家を出ていくときに残っていた怪しげな雑誌をみると、あながち草食系でもなさそうである。

今のJAZZボーカルの世界は、「草食系男子、肉食系女子」の世界であることははっきりしている。女性の新人JAZZボーカルは、次から次へとデビューしてくるが、男性ボーカルのデビューはここ何年も聞いたことがない。日本では「小林桂」、イギリス出身の「ジェイミー・カラム/Jamie Cullum」、カナダ出身の「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」くらいか ・・。小林のメジャー・デビューは2000年、カラムは1999年、ブーブレにしても、デビューは2003年である。それくらいしか頭に浮かばないのである。女性のそれと比べて極めてアンバランスである。JAZZ畑ではないが、かっては、「トム・ジョーンズ/Tom Jones」なんて、男臭さでむせ返るような肉食系シンガーがいたことが懐かしい。

なぜか? 端的に言えばマーケットが極めて小さいのである。かっては肉食系で、バブルのころはブイブイいわせていた団塊世代のおじさんたち、そしておばさんたち。JAZZファンのおじさん達は、私もその一人であるが、今は女性ボーカルに流れているだろうし、おばさんたちは、EXILE(エグザイル)や韓流のイケメン・グループに夢中になっているのではないだろうか。そして、次々とデビューしてくる女性JAZZシンガーも、どちらかといえば「癒し系」と称されるアーティストの多いことも気になるところ。男でも女でもいいが、停滞している市場の殻をぶち破るような破壊力を持った新人が出てこないものだろうか。

先ほどあげた3人にしても、外見は肉食系ではない。草食系といってもいいくらいである。そんな中で極めて稀少価値、外見からしていかにも肉食系、2007年に37歳の遅咲きデビューをした、男性JAZZボーカルがいる。「イタメン海坊主」と呼んでいるが、「マリオ・ビオンディ/Mario Biondi」である。イタリア、シシリア出身で、2メートルを超える長身で、こわもての面構え。そのソウルフルなハスキー・ヴォイスで、ダイナミックな歌唱が久々の男性ボーカルと話題になった。イタリアの若きハードバップ・グループ、「ハイ・ファイヴ/The High Five Quintet」とコラボしたデビュー・アルバム、「Handful Of Soul」が、イタリア国内で2万枚以上のセールスを記録したという。

ハンドフル・オブ・ソウル

マリオ・ビオンディ&ザ・ハイ・ファイヴ・クインテット / キングレコード


 
しかし、今年3月から4月にかけ、結成30 周年を迎えたブリティッシュ・ジャズファンクの雄、「インコグニート/Incognito」の日本ツアーにスペシャル・ゲストとして出演をする予定だった「マリオ・ビオンディ」は、地震や原発事故にビビったのか、彼のみ出演キャンセルとなった。その肉食系の外見に似合わず、意外と小心者?でちょっとがっかり ・・・。ラテン・ソウルといった感覚の歌唱が新鮮な、「リオ・デ・ジャネイロ・ブルー」。

「Mario Biondi-Rio De Janeiro Blue」

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