JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

今夜は乾杯だ!

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バイタ、藁
 雪のため一日遅れたが、今日が第一回炭焼きの「窯出し(炭出し)」の日。何回やっても、出来栄えが気になり、ワクワク、ドキドキする。窯を開けて入る。まだ窯は余韻が残って暖かい。灰をかき分けながら、手に取ってみる。かなりいい出来栄え。ホッと安堵する。写真は窯から出した直後の炭の断面。本当に美しい菊の文様が浮き出ている。窯の上部に入れた、「バイタ」と呼ばれる小枝の束や藁もそのまま炭になっている。データの分析や検証はこれからであるが、テーマを掲げ、試行したことの効果が実証されたと思う。素直にうれしい。今夜は乾杯だ!

 今宵は、菊炭に乾杯して、「My Favorite Thigs」。「私の好きなもの」。言わずと知れジャズのスタンダード。カバーはそれこそ山ほどあるが、この歌を東北弁で歌った女性歌手がいる。「伊藤君子」。日本人女性ジャズ歌手では私が最もご贔屓にしている歌手である。

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 ジャズを東北弁で歌う。そんな発想はどこから生まれたのであろうか。彼女はこんなふうに語っている。『きっかけは、青森に毎年お仕事に行かせて頂いていたんですね。そこで伊奈かっぺいさんとお会いできることがありまして、いろんなお話をしているうちに「津軽弁でジャズをやってみたら、おもしろいんじゃないか」とおっしゃって下さって、やってみましょう、ということになりました。

 「伊藤君子」に「津軽弁でジャズを歌って欲しい!」という「伊奈かっぺい」氏のリクエストに、津軽弁に惹かれていた彼女は喜んで応え、5曲の「津軽弁のスタンダードナンバー」が出来た。それが、アルバム、「ジャズだが?ジャズだじゃ! ~津軽弁ジャズ~」。最初は一部限定のリリースだったが、2009年に一般にもリリースされた。パーソネルは「伊藤君子(vocal)」の他、アレンジとピアノを「大石学」、ベースを「坂井紅介」、ドラムは「海老沢一博」が勤めている。企画者でもある「伊奈かっぺい」が一極だけオリジナルで参加しているのもご愛嬌。

【 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs) 】

「♪ バラに たもずがる 雨コの雫     (バラにたまった雨の雫)
   ちゃっぺのひげコど キガキガの星コ (子猫のヒゲとピカピカの星)
   ぬぐだまるてげしと 茶色の袋っコ  (温まる手袋と 茶色の紙袋)
   みんな私(わ)の大好ぎだもの     (皆私の大好きなもの)

   めんごい馬(ま)コど 林檎の菓子コ (可愛い仔馬と 林檎のお菓子)
   ソリの鈴コど カツレツとスパゲチ   (橇の鈴と カツレツとスパゲティ)
   まんどろな月コさ 飛ぶ渡り鳥     (まんまるな月に飛んでいく渡り鳥)
   これも私(わ)の大好ぎだもの    (これも私のお気に入り)
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・             ♪」
                     (和訳;伊藤君子 津軽弁訳;甲地正幸)

ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

「伊藤君子 ー 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs)」

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さて菊炭の出来栄えは ・・・

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第一回目の窯出し(炭出し)である。大雪に見舞われ、窯焚きを二日間延期するなど、トラブルもあり心配したが、しっかりと菊の文様が浮き出し、案外の出来栄えであった。

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窯出しに続いてすぐに、第2回の炭焼きの窯入れである。10人を超える一般の参加者もあり、体験を指導する我々の仲間も結構気合が入っているようだ。

続けている「炭焼き讃歌」、「Fire讃歌」シリーズ。今宵の歌姫は、「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」。「I’m On Fire」はアルバム、「Take Love Easy」から。

Take Love Easy

Sophie Milman / Koch Records

「I’m On Fire – Sophie Milman」

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明日のためにクヌギ苗100本を植える

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遊びの山の「クヌギ(椚、櫟)」の再生林がちょっと危機的状況になってきたため、植樹を計画し、そのための穴掘りを先週の活動で行った。(参照拙ブログ「熱中症と雀蜂に気をつけながら、クヌギを植える穴を掘る」

ある会社のCSR活動の一環としていただいたクヌギ苗100本を早速植えた。2年ものだというが、1.5m~2mほどの立派な苗である。先週掘ったクヌギ再生林の斜面の穴に、この公園で得られた腐葉土を入れ、丁寧にクヌギ苗を植えていく。1時間半ほどで植樹完了。本日の天気予報は午後から雨。いい塩梅である。

10数年後には、立派なクヌギに育って、我々の後輩たちが見事な菊炭を焼いてくれると期待したい。まだまだ鹿の食害などで萌芽しなくなったクヌギも多い。しばらくはこの活動も続けていこうと思う。

「ビートルズ/The Beatles」の曲に、「ノルウェーの森/Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」(1965)という曲がある。この曲にインスパイアされた「村上春樹」の小説「ノルウェイの森」は世界中でベストセラーとなり、映画化もされた。

多くのアーティストたちにカバーされているが、中には「Norwegian Woods」と表記されているものもある。そもそも原題の「Norwegian Wood」が何を意味するか歌詞中に明確に描かれていないため、単数では「森」を意味しないとか、本当は「ノルウェー産の木材(安物の木材という意味も)」だとか、いろいろな解釈があるようだ。歌詞内容について「ジョン・レノン/John Lennon」自身は、ローリング・ストーン誌やプレイボーイ誌のインタビューで「当時の妻シンシアに気付かれないように、他の女性との浮気を書いたもの」と説明しているという。(Wikipediaによる)

しかし、「ノルウェー産の木材」じゃ雰囲気出ませんね。マーケティング的には「ノルウェーの森」で正解でしょう。あえて訳さず歌詞を掲げておきます。

【 NORWEGIAN WOOD (This Bird Has Flown) 】 
                       作詞作曲: John Lennon and Paul McCartney

「♪ I once had a girl
   Or should I say she once had me
   She showed me her room
   Isn’t it good, Norwegian wood

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   And when I awoke I was alone
   This bird has flown
   So I lit a fire
   Isn’t it good, Norwegian wood ♪」

「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」の演奏から。アルバムは、「ファンタジスタ/Fantasista」(2003年)。

ファンタジスタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / M&I


「Norwegian Wood – European Jazz Trio」

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たまには日本人女性シンガーもと、引っ張り出してきたのは、アレンジがちょっと気に入った「akiko」のアルバム、「ACROSS THE UNIVERSE」。

ACROSS THE UNIVERSE

akiko / ability muse records


「akiko – Norwegian Wood」

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10年がかりでクヌギを育てる

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周辺の整備も間に合い、やっと咲き出した「エドヒガン(江戸彼岸)」。そんな桜を遠目に見ながら、「クヌギ(椚、櫟)」の苗とそのドングリを再生林に植える。我々が行っている炭焼きは、かっての先人たちが里山としてずっと昔から利用していたクヌギ林のクヌギを材料としている。伐採した後も、株から新しい芽が出て、8~10年くらいで炭材としてちょうど手頃な太さに育つ。これを里人は、「台場クヌギ」と呼んで、成長しては伐採するということをずっと昔から、繰り返し繰り返し行ってきた。しかし最近その新芽が育たなくなってきたのである。最大の原因は、鹿の食害である。それに株の老齢化、最近の豪雨による表土の流出などが重なっていると考える。このまま行けば、クヌギの入手が困難であるのは目に見えているので、ドングリとそれから育てた苗を植え付ける活動を始めた。

太閤秀吉の時代からお茶席で重用されてきた菊炭。その伝統の技術を守っていこうとしている我々の活動。材料であるクヌギを絶やすわけにはいかないのである。結果がでるのは10年後。今から毎年少しずつでも育てていくつもり。10年! さて私はどうなっているのでしょうか ・・・。

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さて、今宵のピアノ。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のソロ・ピアノで、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」。アルバムは、「Bill Evans The Solo Sessions, Vol. 1」。エヴァンスのソロ・ピアノと言えば、グラミー賞を取った、「自己との対話/Conversations With Myself」 (1963)、「アローン/Alone」(1968)がよく知られている。

本アルバムは、エヴァンスの死後にその存在が明らかになった1963年のソロ・パフォーマンス第一集。1963年といえば、彼にとって最も完成されたといわれている、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro(b
)」と「ポール・モチアン/Paul Motian(Ds)」との鉄壁トリオが、1961年、「スコット・ラファロ」の交通事故死によって崩壊したしまったまもない頃。ジャズ・トリオとしての最高の対話相手を失ってしまった「ビル・エヴァンス」。同じ年に録音された、同じくソロ・アルバム「自己との対話」はリリースされ、「The Solo Sessions」はお蔵入りしてしまったという。どんなドラマがあったのか ・・・・。

Solo Sessions 1

Bill Evans / Milestone

「自己との対話」にも収録されている美しくも儚い曲、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」を ・・・。


「”Spartacus” Love Theme – Nardis – Bill Evans Solo 」

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いい炭焼けました

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第一回目の炭焼きを終えた。手前味噌ではあるが、惚れ惚れするような「菊炭」が焼けた。今まで一応のレベルの炭は焼けるものの、特に窯が冷えている一回目の炭焼きは品質的には納得ができず、試行錯誤を繰り返してきた。そして今回の炭焼きでトライをしたいくつかのことが、どうも的を得て正解だったらしく、見事な「菊炭」を焼くことができた。窯を開いて、取り出すまでは「どうだろうか?」と内心ドキドキしていたが、しっかりと樹皮がついて、つややかな炭が現れるに至って、そんな心配は吹き飛んでしまった。炭焼きを始めた10数年前当時、先輩たちを指導され、たまたまこの日公園を訪れていた先達からもお褒めの言葉を頂き、ちょっとだけ自信もついた。さっそく第二回目が始まり、気が抜けない日がまだまだ続く。

「Fire」ときたら次は「Smoke」でしょう。さて今宵取り上げる曲は、「煙が目にしみる」ではなく、賑々しく「スモーク・オン・ザ・ウォーター/Smoke on the Water」。ハード・ロックですが、何故かこの曲を私は好きなのです。その印象的なリフのためでしょう。イギリスのロックバンド、 「ディープ・パープル/Deep Purple」の楽曲。

Machine Head

Deep Purple / Imports

「Deep Purple – Smoke On The Water (Live At Montreux 2006)」

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喫茶去

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急に寒くなり、山の紅葉も鮮やかに色づき、見頃を迎えた今日は、我がクラブが主催する、「お茶会」。活動拠点の一庫公園」内にある「エドヒガン」桜の群生地が、市の天然記念物に指定されたのがきっかけとなって、公園では「北摂里山キャンペーン」を実施している。お茶会は、紅葉とお茶を楽しんでもらうというその一環のイベントである。

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茶席に掲げた「喫茶去」の軸。私は茶の湯のことはさっぱりであるが、「きっさこ」と読み、中国唐時代の禅僧、「趙州和尚」の言葉だそうで、「まあ、お茶でも一服召し上がれ」という意味であるという。シンプルな、いい言葉である。

クヌギの伐採、窯木作り、自然体験学習のサポートなどの山遊びに加え、病院、帰省などの私事も重なり、この11月は、現役時代と同じくらいめっぽう忙しかった。されど忙中閑あり、まさに「喫茶去」、主催者である私もゆったりとした気分でお点前を楽しむことだできた。

センター内に設えてある囲炉裏を使って茶席に設え、地元中学校の茶道部の生徒さんにお願いしてのお点前。厳密な作法にのっとっているかどうかはわかないが、そこは「一庫流」、楽しんでもらうことが最優先。

 
 

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静けさ、湯の沸く音。子供たちも多く参加したが、その静粛な雰囲気を感じてか、履物も揃え、無作法に騒ぐ子は一人もいない。場が躾けるのである。花生けには、公園に今を盛りと咲く一挿しの「サザンカ(山茶花)」。壁には、これも園内で見られる「サネカズラ(実葛)」。その昔、つるから粘液をとって整髪料に使ったことからn別名、「ビナンカズラ(美男葛)」とも呼ばれている。そして、和菓子は地元猪名川町の老舗「うませ」の「冬もみじ」。

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台場クヌギを前の伐採から8年、10年かけて育成し、そしてまた伐採を繰り返して窯木を作り、炭焼きをする。そんなことが日常だった、かっての里山を保ち、菊炭・炭焼きを伝承していくという一連の我々のボランティア活動。もう炭を使う機会がほとんどなくなった今、ここに我々が綴ってきた「一庫(ひとくら)炭物語」が完結した。

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さて急に寒くなってきましたが、こんな時は、わがJAZZミューズの一人、「ほっこりおばさん」こと「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」の暖かみのある声とウクレレの伴奏によるハワイアン風ジャズを楽しんでいただきましょうか。スウィート、ラヴリー、センチメンタル、そしてジャジーで、全面にウクレレをフィーチャーしたアルバムが、「マナクーラの月/Moon Of Manakoora」。

「ジャネット・サイデル」。1955年生まれの60歳。オーストラリア出身のヴォーカリスト、 ピアニスト。1980 年ごろからベース奏者の兄、「デイヴィド・サイデル/David Seidel」とシドニーの高級ホテルのラウンジを拠点に活動を始めたという。デイヴィドが主宰するレーベル、「ラ・ブラーヴァ/La Brava」から1992 年にファースト・アルバム「Little Jazz Bird」をリリースし、現在に至るまで、17枚以上のアルバムを発表している。

レパートリーは実に広く、古いジャズからポップスまで、とにかく、どんな歌でも、とびきり楽しく、そして明るく唄ってしまう。彼女のスタイルは、カルテットなどの形をとることもあるが、自身の弾き語りによるピアノと、ギターの「チャック・モーガン/Chuck Morgan」と、実兄のベースのデ イヴィドとのドラムレス・トリオが基本。そのチャックがギターをウクレレに持ち替えたのがこのアルバム。ウクレレが彼女の「心温まる」という歌唱にこんなのもピッタリくるのだ。

マナクーラの月

ジャネット・サイデル / MUZAK

「THE MOON OF MANAKOORA - Janet Seidel」

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「Janet Seidel – Twilight Time」

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「Janet Seidel – No Moon At All」

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炭焼きへ始動開始!

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早いもので一年があっという間に経ち、もう今年の炭焼きの準備を始める時期になった。今年度の炭焼きは2回を予定。第1回は平成28年1月16日から、第2回は1月30日からと決まっている。まず最初にすべきことは、菊炭の材料である台場クヌギの再生林を調査し、2回分の炭焼きの材料を確保するための、伐採するエリアを決めることである。この日は、平成18年、平成19年に皆伐したエリアを調査。写真のように切り株の脇から萌芽し、手頃な太さに育っている。1回の炭焼きで窯木は350本程度必要なので、700本の窯木が採れるかどうか見極めるための大事な調査である。さて、得られたデータを基に早急にエリアを決めなくてはならない。

それよりもっと大事なことは、炭窯が今年もまた炭焼きに使えるかどうかを点検しなくてはならない。それは炭焼きを生業としているプロにお願いしている。この山に多くあり、常緑で他の樹木の成長をさまたげているので、いつもは伐採の真っ先の対象木となる雑木、「ヒサカキ(非榊)」の実も宝石のように色づいた。

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本格派、大人のジャズ・ボーカルは、「キャロル・ウェルスマン/Carol Welsman」。紹介され、久々にそのクセのないジャズ・ボーカルに聞き惚れてしまった。なんとなく知っているなあという名前なので、多分アルバムを持っているだろうと探して見たが見当たらない。調べてみたら、2006年ブログをはじめてまもない頃ころ、一度取り上げていました。アルバムは、「What’cha Got Cookin’」(2005)。これ、どこへ行ってしまったんだろう。(参照拙ブログ「Cool Biz ~定年考」

Whatcha Got Cookin

キャロル・ウェルスマン / 日本コロムビア



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「キャロル・ウェルスマン」。1960年、トロント生まれのカナダのジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。ボストンの「バークリー音楽大学」でピアノ演奏を、また、ヨーロッパに渡って声楽を学んだ。1990年、トロントにもどった彼女は、トロント大学でジャズ演奏の実技を担当する教員となり、学生への個別指導やジャズ・ヴォーカルの即興アンサンブルを編成して指導にあたっていたが、1987年、「Just Imagination」でデビュー。2000年には、本格的に全米進出。「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」が絶賛し、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」が惚れ込んだという。

ボーカル王国カナダを代表する本格派シンガー&ピアニスト、キャロル・ウェルスマンの最新作は、「ルーファス・リード/Rufus Reid(b)」、「ルイス・ナッシュ/Lewis Nash(ds)」、「ウォーレンス・ルーニー/Wallace Roney(tp)」などの凄腕ミュージシャンを従えた本格ジャズを楽しめるスタンダード集、「Alone Together」。

Alone Together

Carol Welsman / Idla

曲のアップがありませんので、プロモーション・ビデオを ・・・。

「Carol Welsman - Alone Together」

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そして、 自身をアルバム・タイトルにした、「Carol Welsman」(2007年)から。ジャケ買い必須のフォトとラテン・テイストの曲群が好印象。

Carol Welsman

Carol Welsman / Justin Time Records

「Brazasia – Carol Welsman」

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「Carol Welsman – What a fool believes」

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炭焼きを終えると春のスイッチが入る

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11日の炭出しをもって、今季の「炭焼き」を終えた。8日の予定だった「炭出し(窯出し)」が、あの雪のため延期になったためである。今季も例年通り3回の炭焼きを実施したが、3回とも無事に終え、炭の出来具合いもまずまずであった。「炭焼き」の準備に着手したのが、まだ暑さの残る去年の10月半ば、第1回目の炭焼きを始めたのが12月初旬、準備まで含めるとほぼ4ヶ月の長きにわたって「炭焼き」を実施してきたことになる。しかし、終わってみれば、あっという間の出来事であった。

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新しいボランティア・グループを立ち上げてから、「炭焼き」を実施したのは、これで3シーズンを数える。新しく加わった仲間も含めて、ほぼ全員が、「炭焼き」のノウハウを理解、習得できたように思う。来季からは、また一段と「菊炭」としての出来栄えのレベルを上げられるよう、新しいノウハウの獲得を目指して、チャレンジしていきたいと思う。などと、もっともらしいことを言っているが、本音はなかなか奥深い「炭焼き」の魅力に、すっかりとり憑かれてしまっているのである。きちんと後片付けも終え、感謝をしながら窯口を閉めた炭焼き窯は、ようやく元の佇まいを取り戻した。この「炭焼き」を終えると、私の心の中では、いつも「春のスイッチ」が入るのである。

 

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さて、「お久しぶり熟女シンガー」の追加版です。「テッサ・ソーター/Tessa Souter」。彼女の年齢などはよくわかっていませんが、写真などから察するに、まさに脂の乗り切った「熟女」と推察します。トリニダード・トバコ人の父とイギリス人の母との間でロンドンで生まれる。8歳でピアノを始めたが、歌にも才能の片鱗を見せ、彼女の声を聴いたピアノ教師が声楽も学ぶようにと後押しをしたと言う。90年代にロンドン大学を卒業、その後は英国版の「ヴォーグ」誌や「ザ・タイム」誌などのジャーナリストとして活躍。そして、90年代後半に長年の夢であったジャズ・シンガーへの道を本格的に歩み出したと調べた資料にはある。デビュー・アルバムは2004年「Listen Love」。彼女のヴォーカルの特徴として、スペイン、北アフリカ、中近東、インド、ブラジルなどの音楽や、フラメンコ、ケルト音楽の影響も受けているという。現在はニューヨークを拠点に音楽活動をしている。

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このブログでも何回か取り上げているが、私が最初に聴いたのは、「ヴィーナス・レコード」からの日本デビュー盤、「キー・ラーゴの夜/Nights of Key Largo」(2008)であった。(参照拙ブログ「快人二面相 ~You Only Live Twice~」「春を感ずる美女ボーカル三人 ~巧みなジャケット・マーケティング~」「60歳過ぎたら聴きたい歌(35) ~ Moondance ~」 など)

この日本デビュー盤では、「ジョニー・マンデル/Johnny Mandel」、「セルジオ・メンデス/Sergio Mendes」、「バート・バカラック/Burt Bacharach」、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」、更には、「ジョン・レノン/John Lennon」のナンバーなど、様々な時代のスタンダードをゆったりと歌っている。決してヴィーナス・レコードがお得意の「お色気熟女」が売りのコンセプトではなく、あくまでも知的に抑制されたボーカルで聴かせていると感じる。


キー・ラーゴの夜

テッサ・ソーター / ヴィーナスレコード

そんな中から1曲、「All Or Nothing At All」を。

「All Or Nothing At All – Tessa Souter」

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日本デビュー盤の後は、「なんか路線が違う方向へ ・・・」と感じているが、本当のデビュー盤、「Listen Love」(2004)では、シンプルなアレンジと伴奏ながら、「Caravan」や「Left Alone」など、JAZZらしいヴォーカルを堪能させてくれる。


Listen Love

Tessa Souter / Nara

「スティング/Sting」のオリジナルで有名な「Fragile」。フラメンコ的あるいは聴き様によっては、イスラム風な雰囲気が漂う。

「Tessa Souter-Fragile」

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今年もいい炭焼けました

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土曜日が1回目炭焼きの窯出しの日。運を天にまかせた(大げさな!)日でもある。窯口を遮蔽していた土とレンガを取り払い、恐る恐る窯の中へと入る。入り口近くに置いた窯木は灰になっているが、奥の窯木はしっかりと倒れずに立っているし、バイタもしっかりと残っている。まずは一安心しながら、次々と炭となった窯木を運び出していく。今回、470本の窯木を入れたが、その80%がまあまあの炭として取り出せた。初回の炭焼きとしては、まずまずの出来である。
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炭焼き体験として一連の工程に参加された一般の方にも、その苦労や楽しさ、奥の深さも分かって頂き、お土産に袋一杯の菊炭を持って帰って頂いた。

冒頭の写真。異様な風体で立っているのが私である。窯木を出し終えて、窯から這い出て、ずらっと並んだ炭の出来栄えに、ほっとしているところである。ロー・テクで、アナログで、しかも3K極まりない作業工程を伴う炭焼き。かって、最先端のビル・システム開発に携わっていた技術者だった私の心をとらえて離さない。
 
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今年も元気に炭焼きを続けている我々の仲間になぞらえて、ほぼ同じ世代でありながら、もう30年以上にわたり、バンド活動を続けている元気な爺さんバンドの代表をとりあげてみましょう。このバンドを聴くだけで、心が明るく弾む米国東海岸を代表するフュージョン・バンド、「スパイロ・ジャイラ/Spyro Gyra」。

1951年生まれのリーダーのサックス奏者、「ジェイ・ベッケンスタイン/Jay Beckenstein」によって、1975年に結成された。奇妙なグループ名は、ベッケンスタインが学生時代の生物の授業で「spirogyra(アオミドロ)」と書くべき所を「spyro gyra」と綴りを間違えて書いたことに由来するという。幾多のメンバー・チェンジを乗り越えながら、30年以上にわたりバンド活動を牽引、現在までに20枚以上のアルバムを出し、1000万枚以上を売り上げ、フュージョン系バンドとしてはもっとも成功を収めたグループの一つであるといわれる。ラテン・フレイバーの軽やかなサウンドはいまでも心を軽やかにしてくれる。代表曲は、「モーニング・ダンス/Morning Dance」。

Morning Dance

Spyro Gyra / Amherst Records

「Spyro Gyra ― Morning Dance」
 
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菊の炭の物語りを味わう

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窯口で勢いよく燃え盛る薪の炎。いよいよ炭焼きが始まった。窯の温度をあげるため、強い火力が必要なので、1年以上も乾燥させた薪を使って火を焚く。躍る炎、赤く輝く炎、ずっと見ていてもまったく飽きない。子供も交え、10人ほどの炭焼き体験希望者と始めた今年の炭焼き体験第1日目の作業は、まず我々が苦労して作った「窯木(かまぎ)」を窯の前まで運び、中へと入れる作業である。細い窯木は奥へ、太い窯木は入り口近くへと、手渡しをしながら窯内に隙間を作らないよう縦に整然と並べていく。このドーム状の窯の広さは、直径約2m、高さは最も高いところで1.75mほどである。
 
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そこに、その時の窯木の太さによって違いがあるが、今回は470本ほどの窯木を並べ、その上に、この地方では「バイタ」とよばれるクヌギの細枝を束にした柴を、ぎっしりと詰め込んでいく。この作業が結構大変で、狭い空間の中で、舞い上がる炭埃や扱いにくい窯木や柴と格闘しながら、最後は体を動かすのも、窯から抜け出すのもやっとという状態まで詰め込んでいく。この作業を終えると、トタン板で窯木と窯口を仕切り、薪を燃やすスペースを作り、予備燃焼をして、第1日目の作業は終了である。
 

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2日目からが炭焼き本番。といってもひたすら窯口で火を燃やすことが殆どの作業。最低でも8時間は焚かなくてはならないのだ。「炭焼き」というと、皆さんは「窯木を燃やして炭を作る」と思われるかもしれないが、そうではなく、窯口で薪を焚いて、窯内の温度を、窯木が熱分解を始める温度といわれる400~500℃ぐらいまであげるのである。「窯木-煙=炭」。木の中に含まれている水分、セルロース、リグニンなどの成分を熱分解して、煙として追い出してしまう、そのためにひたすら窯口で火を焚くのである。やがて窯内の温度が600℃ぐらいに達して、外から熱を加えなくても、自ら熱分解を始め、空気だけを供給してやればいい状態となるので、空気の供給口だけを残し、窯口をレンガで遮蔽する。ここまでが、2日目の作業。作業が終わる頃には、7時を回り、すっかり暗くなってしまったが、日没直前のわずかな時間、向かいの山に陽があたり、山が真っ赤に燃え上がった。
 

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そして、この日は公園のセンターにある囲炉裏(いろり)を使っての「お茶会」も行われた。別のボランティア・グループで茶道の心得のある方、そして地域の中学校の茶道部の生徒さんによるお点前である。ひたすら火を燃やす合間を縫って、我々もちょっと優雅なひとときを楽しむ。

夏の下草刈りなどの手入れをし、何年も時間をかけてクヌギを育て、葉が散った秋にはクヌギを伐採し、山から降ろして窯木づくりをし、窯に入れ、窯焚きを経て見事な「菊炭」に変身させる。そんな炭の物語が、お点前の静寂の中に、完結しようとしている。頂いた一服の抹茶のなかに、太閤秀吉の茶会の昔から続いてきた、その菊の炭の物語を味わう。
 
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そして3日目、煙の色や量を観察し、煙道の温度を計測し、窯内の状態を推理しながら、ゆっくりと1日がかりで炭化を促進させ、4日目に炭化がほぼ終了したと判断し、煙道、窯口を完全に砂で遮蔽し、空気の供給を断つ。これが「くどさし」である。ここまでの作業をやっと終えた。この後は「窯出し(炭出し)」の日まで窯が冷めるのを待つのみである。今年の夏の異常ともいえる暑さ、例年より1ケ月早めた第一回目の炭焼き。一応考慮しながら、炭焼きを行ったが、どんな影響を炭の出来具合に与えているか、それは窯を開けてみるまでは分からない。またそれが楽しみなところなのだが ・・・。
 
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さて今宵の1曲。美しい菊炭を生みだす炎とクヌギの様なデュオを ・・・。「ブラッド・メルドー&パット・メセニー /Pat Metheny & Brad Mehldau」。アルバムは、「メセニー・メルドー/Metheny Mehldau」。2006年9月に発表されたこのアルバムは、ギターとピアノの、ともに白人ジャズ・アーティストとしては現代ジャズ最高峰といわれる2人の初共演として、そしてまたその年のジャズ・シーン最大のプロジェクトとして、各方面から大絶賛を浴びた。メセニーが7曲、メルドーが3曲を提供した全10曲を収録。そのうち2曲にはメルドーのグループで、この9月に来日して、「エンリコ・ピエラヌンツィ/Enrico Pieranunzi」とセッションを行った「ラリー・グラナディア/Larry Grenadier (b)」、「ジェフ・バラード/Jeff Ballard (ds)」が参加したカルテット仕立て。

Metheny Mehldau

Pat Metheny / Nonesuch

内省的なブラッドのピアノが、パットの静謐なギターと巧みに響きあい、澄んだ透明感のある美しい演奏に結実している。「Find me in your dreams」。

「Pat Metheny & Brad Mehldau – Find me in your dreams」
 
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