JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

炭、炭、炭

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 第2回目の炭の出来は、ほとんどの窯木が、欠けたり崩れたりせずに出てきて、良炭率90%超という素晴らしい出来栄えであった。そのうちの何本かを切断してみると、なぜ「菊炭」と呼ばれるのかがよくわかる美しい断面が現れる。

 先日、「炭」という漢字の語源を教えていただいた。漢字だからもちろん中国由来であるが、その象形は、「山の崖から掘り出した石炭」という意味だという。またひとつ「炭」に関する知識が増えた。

 炭の材料である「クヌギ(椚、櫟、国木)」育成から始まって、窯木のつくり方、炭の焼き方、炭の利用の仕方 ・・・、すべてが先人の知恵の結晶である。我々のクラブは、いまその先人の知恵を楽しませてもらっているだけである。やはり、この知恵の結晶を将来に伝えていきたいし、いかねばならないと感じる。

 今宵の曲、「セイリング/Sailing」、「ニューヨーク・シティー・セレナーデ/Authur’s Theme (Best That You Can Do)」などのヒット曲で知られている、シンガー・ソングライター、「クリストファー・クロス/Christopher Cross」が歌う「Words of Wisdom(智慧の言葉、名言)」。アルバム、「Another Page」(1983)、「The Very Best of Christopher Cross」(2002)から。

【 Words of Wisdom 】  by Christopher Cross

「♪ I can hear your voice and I have no choice  君の声を聞きたくてたまらない
  ’Cause the pain is too deep inside        それほどこの痛みは深いから
  And the hurt of a love that is lost has no cure  失った愛の傷はもう癒せない
  But the love of another heart         でも、彼女の愛をふたたび
  Your friends try and say it will all get better   取り戻せると友達は気を使って言う
  They say that they know how you feel 彼らは君がどう思っているかを知っていると言うが
  But your heart isn’t sure           君の心に確信が持てない
       ‘cause it knows what it heard     だって、無責任に言っていることだから
  All the things that it read in the letter    この手紙に書いてあることがすべて

  All the words of wisdom        どんな知恵の言葉も
  Never seem to ease the pain      この痛みを癒せはしない
  All the words of wisdom sound the same  どんな知恵の言葉も同じように虚しく響く

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・    ♪」
    

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Another Page
クリストファー・クロス/Christopher Cross
Warner Bros / Wea


     
     

「Christopher Cross – Words Of Wisdom」

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やはり菊炭は美しい

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 今年、第1回目の炭焼きの炭。歩留まりはあまり良くなかったが、美しい菊炭が今年も焼けた。

 今宵の歌、「You Are So Beautiful」。訳の必要などないくらいシンプルだけど、情感のこもった歌。

【 You Are So Beautiful 】  by Billy Preston / Bruce Fisher / Bruce Carleton Fisher

「♪ You are so beautiful
   To me
   You are so beautiful
   To me
   Can’t you see

   You’re everything I hope for
   You’re everything I need
   You are so beautiful to me
   You are so beautiful to me

   You are so beautiful
   To me
   Can’t you see
   You’re everything I hope for
   You’re every, everything I need
   You are so beautiful to me     ♪」

 まずは、「ベイ・シュー / Bei Xu」から。ニューヨーク・ジャズ・シーンで活躍する中国人女性ヴォーカリスト。学生時代に交換留学生としてアメリカに渡り、インディアナ大学で会計学を学びつつ、歌とピアノのレッスンに励み、やがてはJAZZヴォーカリストになる夢をかなえた。同名のタイトルのアルバム「You Are So Beautiful」(2009)から。

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 ベイ・シュー / ユニバーサル ミュージック クラシック

「Bei Xu - You Are So Beautiful」

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 そして、「ジョー・コッカー/Joe Cocker」。「Greatest Hits」(1998)から。

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GREATEST HITS
Joe Cocker
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「Joe Cocker – You Are so Beautiful (Live) 」

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今夜は乾杯だ!

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バイタ、藁
 雪のため一日遅れたが、今日が第一回炭焼きの「窯出し(炭出し)」の日。何回やっても、出来栄えが気になり、ワクワク、ドキドキする。窯を開けて入る。まだ窯は余韻が残って暖かい。灰をかき分けながら、手に取ってみる。かなりいい出来栄え。ホッと安堵する。写真は窯から出した直後の炭の断面。本当に美しい菊の文様が浮き出ている。窯の上部に入れた、「バイタ」と呼ばれる小枝の束や藁もそのまま炭になっている。データの分析や検証はこれからであるが、テーマを掲げ、試行したことの効果が実証されたと思う。素直にうれしい。今夜は乾杯だ!

 今宵は、菊炭に乾杯して、「My Favorite Thigs」。「私の好きなもの」。言わずと知れジャズのスタンダード。カバーはそれこそ山ほどあるが、この歌を東北弁で歌った女性歌手がいる。「伊藤君子」。日本人女性ジャズ歌手では私が最もご贔屓にしている歌手である。

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 ジャズを東北弁で歌う。そんな発想はどこから生まれたのであろうか。彼女はこんなふうに語っている。『きっかけは、青森に毎年お仕事に行かせて頂いていたんですね。そこで伊奈かっぺいさんとお会いできることがありまして、いろんなお話をしているうちに「津軽弁でジャズをやってみたら、おもしろいんじゃないか」とおっしゃって下さって、やってみましょう、ということになりました。

 「伊藤君子」に「津軽弁でジャズを歌って欲しい!」という「伊奈かっぺい」氏のリクエストに、津軽弁に惹かれていた彼女は喜んで応え、5曲の「津軽弁のスタンダードナンバー」が出来た。それが、アルバム、「ジャズだが?ジャズだじゃ! ~津軽弁ジャズ~」。最初は一部限定のリリースだったが、2009年に一般にもリリースされた。パーソネルは「伊藤君子(vocal)」の他、アレンジとピアノを「大石学」、ベースを「坂井紅介」、ドラムは「海老沢一博」が勤めている。企画者でもある「伊奈かっぺい」が一極だけオリジナルで参加しているのもご愛嬌。

【 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs) 】

「♪ バラに たもずがる 雨コの雫     (バラにたまった雨の雫)
   ちゃっぺのひげコど キガキガの星コ (子猫のヒゲとピカピカの星)
   ぬぐだまるてげしと 茶色の袋っコ  (温まる手袋と 茶色の紙袋)
   みんな私(わ)の大好ぎだもの     (皆私の大好きなもの)

   めんごい馬(ま)コど 林檎の菓子コ (可愛い仔馬と 林檎のお菓子)
   ソリの鈴コど カツレツとスパゲチ   (橇の鈴と カツレツとスパゲティ)
   まんどろな月コさ 飛ぶ渡り鳥     (まんまるな月に飛んでいく渡り鳥)
   これも私(わ)の大好ぎだもの    (これも私のお気に入り)
      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・             ♪」
                     (和訳;伊藤君子 津軽弁訳;甲地正幸)

ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

「伊藤君子 ー 私(わ)の好ぎなもの(My Favorite Thigs)」

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さて菊炭の出来栄えは ・・・

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第一回目の窯出し(炭出し)である。大雪に見舞われ、窯焚きを二日間延期するなど、トラブルもあり心配したが、しっかりと菊の文様が浮き出し、案外の出来栄えであった。

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窯出しに続いてすぐに、第2回の炭焼きの窯入れである。10人を超える一般の参加者もあり、体験を指導する我々の仲間も結構気合が入っているようだ。

続けている「炭焼き讃歌」、「Fire讃歌」シリーズ。今宵の歌姫は、「ソフィー・ミルマン/Sophie Milman」。「I’m On Fire」はアルバム、「Take Love Easy」から。

Take Love Easy

Sophie Milman / Koch Records

「I’m On Fire – Sophie Milman」

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明日のためにクヌギ苗100本を植える

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遊びの山の「クヌギ(椚、櫟)」の再生林がちょっと危機的状況になってきたため、植樹を計画し、そのための穴掘りを先週の活動で行った。(参照拙ブログ「熱中症と雀蜂に気をつけながら、クヌギを植える穴を掘る」

ある会社のCSR活動の一環としていただいたクヌギ苗100本を早速植えた。2年ものだというが、1.5m~2mほどの立派な苗である。先週掘ったクヌギ再生林の斜面の穴に、この公園で得られた腐葉土を入れ、丁寧にクヌギ苗を植えていく。1時間半ほどで植樹完了。本日の天気予報は午後から雨。いい塩梅である。

10数年後には、立派なクヌギに育って、我々の後輩たちが見事な菊炭を焼いてくれると期待したい。まだまだ鹿の食害などで萌芽しなくなったクヌギも多い。しばらくはこの活動も続けていこうと思う。

「ビートルズ/The Beatles」の曲に、「ノルウェーの森/Norwegian Wood (This Bird Has Flown)」(1965)という曲がある。この曲にインスパイアされた「村上春樹」の小説「ノルウェイの森」は世界中でベストセラーとなり、映画化もされた。

多くのアーティストたちにカバーされているが、中には「Norwegian Woods」と表記されているものもある。そもそも原題の「Norwegian Wood」が何を意味するか歌詞中に明確に描かれていないため、単数では「森」を意味しないとか、本当は「ノルウェー産の木材(安物の木材という意味も)」だとか、いろいろな解釈があるようだ。歌詞内容について「ジョン・レノン/John Lennon」自身は、ローリング・ストーン誌やプレイボーイ誌のインタビューで「当時の妻シンシアに気付かれないように、他の女性との浮気を書いたもの」と説明しているという。(Wikipediaによる)

しかし、「ノルウェー産の木材」じゃ雰囲気出ませんね。マーケティング的には「ノルウェーの森」で正解でしょう。あえて訳さず歌詞を掲げておきます。

【 NORWEGIAN WOOD (This Bird Has Flown) 】 
                       作詞作曲: John Lennon and Paul McCartney

「♪ I once had a girl
   Or should I say she once had me
   She showed me her room
   Isn’t it good, Norwegian wood

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

   And when I awoke I was alone
   This bird has flown
   So I lit a fire
   Isn’t it good, Norwegian wood ♪」

「ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio」の演奏から。アルバムは、「ファンタジスタ/Fantasista」(2003年)。

ファンタジスタ

ヨーロピアン・ジャズ・トリオ / M&I


「Norwegian Wood – European Jazz Trio」

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たまには日本人女性シンガーもと、引っ張り出してきたのは、アレンジがちょっと気に入った「akiko」のアルバム、「ACROSS THE UNIVERSE」。

ACROSS THE UNIVERSE

akiko / ability muse records


「akiko – Norwegian Wood」

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10年がかりでクヌギを育てる

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周辺の整備も間に合い、やっと咲き出した「エドヒガン(江戸彼岸)」。そんな桜を遠目に見ながら、「クヌギ(椚、櫟)」の苗とそのドングリを再生林に植える。我々が行っている炭焼きは、かっての先人たちが里山としてずっと昔から利用していたクヌギ林のクヌギを材料としている。伐採した後も、株から新しい芽が出て、8~10年くらいで炭材としてちょうど手頃な太さに育つ。これを里人は、「台場クヌギ」と呼んで、成長しては伐採するということをずっと昔から、繰り返し繰り返し行ってきた。しかし最近その新芽が育たなくなってきたのである。最大の原因は、鹿の食害である。それに株の老齢化、最近の豪雨による表土の流出などが重なっていると考える。このまま行けば、クヌギの入手が困難であるのは目に見えているので、ドングリとそれから育てた苗を植え付ける活動を始めた。

太閤秀吉の時代からお茶席で重用されてきた菊炭。その伝統の技術を守っていこうとしている我々の活動。材料であるクヌギを絶やすわけにはいかないのである。結果がでるのは10年後。今から毎年少しずつでも育てていくつもり。10年! さて私はどうなっているのでしょうか ・・・。

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さて、今宵のピアノ。「ビル・エヴァンス/Bill Evans」のソロ・ピアノで、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」。アルバムは、「Bill Evans The Solo Sessions, Vol. 1」。エヴァンスのソロ・ピアノと言えば、グラミー賞を取った、「自己との対話/Conversations With Myself」 (1963)、「アローン/Alone」(1968)がよく知られている。

本アルバムは、エヴァンスの死後にその存在が明らかになった1963年のソロ・パフォーマンス第一集。1963年といえば、彼にとって最も完成されたといわれている、「スコット・ラファロ/Scott LaFaro(b
)」と「ポール・モチアン/Paul Motian(Ds)」との鉄壁トリオが、1961年、「スコット・ラファロ」の交通事故死によって崩壊したしまったまもない頃。ジャズ・トリオとしての最高の対話相手を失ってしまった「ビル・エヴァンス」。同じ年に録音された、同じくソロ・アルバム「自己との対話」はリリースされ、「The Solo Sessions」はお蔵入りしてしまったという。どんなドラマがあったのか ・・・・。

Solo Sessions 1

Bill Evans / Milestone

「自己との対話」にも収録されている美しくも儚い曲、「スパルタカス 愛のテーマ/Spartacus Love Theme」を ・・・。


「”Spartacus” Love Theme – Nardis – Bill Evans Solo 」

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いい炭焼けました

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第一回目の炭焼きを終えた。手前味噌ではあるが、惚れ惚れするような「菊炭」が焼けた。今まで一応のレベルの炭は焼けるものの、特に窯が冷えている一回目の炭焼きは品質的には納得ができず、試行錯誤を繰り返してきた。そして今回の炭焼きでトライをしたいくつかのことが、どうも的を得て正解だったらしく、見事な「菊炭」を焼くことができた。窯を開いて、取り出すまでは「どうだろうか?」と内心ドキドキしていたが、しっかりと樹皮がついて、つややかな炭が現れるに至って、そんな心配は吹き飛んでしまった。炭焼きを始めた10数年前当時、先輩たちを指導され、たまたまこの日公園を訪れていた先達からもお褒めの言葉を頂き、ちょっとだけ自信もついた。さっそく第二回目が始まり、気が抜けない日がまだまだ続く。

「Fire」ときたら次は「Smoke」でしょう。さて今宵取り上げる曲は、「煙が目にしみる」ではなく、賑々しく「スモーク・オン・ザ・ウォーター/Smoke on the Water」。ハード・ロックですが、何故かこの曲を私は好きなのです。その印象的なリフのためでしょう。イギリスのロックバンド、 「ディープ・パープル/Deep Purple」の楽曲。

Machine Head

Deep Purple / Imports

「Deep Purple – Smoke On The Water (Live At Montreux 2006)」

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喫茶去

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急に寒くなり、山の紅葉も鮮やかに色づき、見頃を迎えた今日は、我がクラブが主催する、「お茶会」。活動拠点の一庫公園」内にある「エドヒガン」桜の群生地が、市の天然記念物に指定されたのがきっかけとなって、公園では「北摂里山キャンペーン」を実施している。お茶会は、紅葉とお茶を楽しんでもらうというその一環のイベントである。

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茶席に掲げた「喫茶去」の軸。私は茶の湯のことはさっぱりであるが、「きっさこ」と読み、中国唐時代の禅僧、「趙州和尚」の言葉だそうで、「まあ、お茶でも一服召し上がれ」という意味であるという。シンプルな、いい言葉である。

クヌギの伐採、窯木作り、自然体験学習のサポートなどの山遊びに加え、病院、帰省などの私事も重なり、この11月は、現役時代と同じくらいめっぽう忙しかった。されど忙中閑あり、まさに「喫茶去」、主催者である私もゆったりとした気分でお点前を楽しむことだできた。

センター内に設えてある囲炉裏を使って茶席に設え、地元中学校の茶道部の生徒さんにお願いしてのお点前。厳密な作法にのっとっているかどうかはわかないが、そこは「一庫流」、楽しんでもらうことが最優先。

 
 

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静けさ、湯の沸く音。子供たちも多く参加したが、その静粛な雰囲気を感じてか、履物も揃え、無作法に騒ぐ子は一人もいない。場が躾けるのである。花生けには、公園に今を盛りと咲く一挿しの「サザンカ(山茶花)」。壁には、これも園内で見られる「サネカズラ(実葛)」。その昔、つるから粘液をとって整髪料に使ったことからn別名、「ビナンカズラ(美男葛)」とも呼ばれている。そして、和菓子は地元猪名川町の老舗「うませ」の「冬もみじ」。

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台場クヌギを前の伐採から8年、10年かけて育成し、そしてまた伐採を繰り返して窯木を作り、炭焼きをする。そんなことが日常だった、かっての里山を保ち、菊炭・炭焼きを伝承していくという一連の我々のボランティア活動。もう炭を使う機会がほとんどなくなった今、ここに我々が綴ってきた「一庫(ひとくら)炭物語」が完結した。

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さて急に寒くなってきましたが、こんな時は、わがJAZZミューズの一人、「ほっこりおばさん」こと「ジャネット・サイデル/Janet Seidel」の暖かみのある声とウクレレの伴奏によるハワイアン風ジャズを楽しんでいただきましょうか。スウィート、ラヴリー、センチメンタル、そしてジャジーで、全面にウクレレをフィーチャーしたアルバムが、「マナクーラの月/Moon Of Manakoora」。

「ジャネット・サイデル」。1955年生まれの60歳。オーストラリア出身のヴォーカリスト、 ピアニスト。1980 年ごろからベース奏者の兄、「デイヴィド・サイデル/David Seidel」とシドニーの高級ホテルのラウンジを拠点に活動を始めたという。デイヴィドが主宰するレーベル、「ラ・ブラーヴァ/La Brava」から1992 年にファースト・アルバム「Little Jazz Bird」をリリースし、現在に至るまで、17枚以上のアルバムを発表している。

レパートリーは実に広く、古いジャズからポップスまで、とにかく、どんな歌でも、とびきり楽しく、そして明るく唄ってしまう。彼女のスタイルは、カルテットなどの形をとることもあるが、自身の弾き語りによるピアノと、ギターの「チャック・モーガン/Chuck Morgan」と、実兄のベースのデ イヴィドとのドラムレス・トリオが基本。そのチャックがギターをウクレレに持ち替えたのがこのアルバム。ウクレレが彼女の「心温まる」という歌唱にこんなのもピッタリくるのだ。

マナクーラの月

ジャネット・サイデル / MUZAK

「THE MOON OF MANAKOORA - Janet Seidel」

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「Janet Seidel – Twilight Time」

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「Janet Seidel – No Moon At All」

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炭焼きへ始動開始!

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早いもので一年があっという間に経ち、もう今年の炭焼きの準備を始める時期になった。今年度の炭焼きは2回を予定。第1回は平成28年1月16日から、第2回は1月30日からと決まっている。まず最初にすべきことは、菊炭の材料である台場クヌギの再生林を調査し、2回分の炭焼きの材料を確保するための、伐採するエリアを決めることである。この日は、平成18年、平成19年に皆伐したエリアを調査。写真のように切り株の脇から萌芽し、手頃な太さに育っている。1回の炭焼きで窯木は350本程度必要なので、700本の窯木が採れるかどうか見極めるための大事な調査である。さて、得られたデータを基に早急にエリアを決めなくてはならない。

それよりもっと大事なことは、炭窯が今年もまた炭焼きに使えるかどうかを点検しなくてはならない。それは炭焼きを生業としているプロにお願いしている。この山に多くあり、常緑で他の樹木の成長をさまたげているので、いつもは伐採の真っ先の対象木となる雑木、「ヒサカキ(非榊)」の実も宝石のように色づいた。

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本格派、大人のジャズ・ボーカルは、「キャロル・ウェルスマン/Carol Welsman」。紹介され、久々にそのクセのないジャズ・ボーカルに聞き惚れてしまった。なんとなく知っているなあという名前なので、多分アルバムを持っているだろうと探して見たが見当たらない。調べてみたら、2006年ブログをはじめてまもない頃ころ、一度取り上げていました。アルバムは、「What’cha Got Cookin’」(2005)。これ、どこへ行ってしまったんだろう。(参照拙ブログ「Cool Biz ~定年考」

Whatcha Got Cookin

キャロル・ウェルスマン / 日本コロムビア



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「キャロル・ウェルスマン」。1960年、トロント生まれのカナダのジャズ・ヴォーカリスト、ピアニスト。ボストンの「バークリー音楽大学」でピアノ演奏を、また、ヨーロッパに渡って声楽を学んだ。1990年、トロントにもどった彼女は、トロント大学でジャズ演奏の実技を担当する教員となり、学生への個別指導やジャズ・ヴォーカルの即興アンサンブルを編成して指導にあたっていたが、1987年、「Just Imagination」でデビュー。2000年には、本格的に全米進出。「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」が絶賛し、「ハービー・ハンコック/Herbie Hancock」が惚れ込んだという。

ボーカル王国カナダを代表する本格派シンガー&ピアニスト、キャロル・ウェルスマンの最新作は、「ルーファス・リード/Rufus Reid(b)」、「ルイス・ナッシュ/Lewis Nash(ds)」、「ウォーレンス・ルーニー/Wallace Roney(tp)」などの凄腕ミュージシャンを従えた本格ジャズを楽しめるスタンダード集、「Alone Together」。

Alone Together

Carol Welsman / Idla

曲のアップがありませんので、プロモーション・ビデオを ・・・。

「Carol Welsman - Alone Together」

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そして、 自身をアルバム・タイトルにした、「Carol Welsman」(2007年)から。ジャケ買い必須のフォトとラテン・テイストの曲群が好印象。

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Carol Welsman / Justin Time Records

「Brazasia – Carol Welsman」

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「Carol Welsman – What a fool believes」

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炭焼きを終えると春のスイッチが入る

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11日の炭出しをもって、今季の「炭焼き」を終えた。8日の予定だった「炭出し(窯出し)」が、あの雪のため延期になったためである。今季も例年通り3回の炭焼きを実施したが、3回とも無事に終え、炭の出来具合いもまずまずであった。「炭焼き」の準備に着手したのが、まだ暑さの残る去年の10月半ば、第1回目の炭焼きを始めたのが12月初旬、準備まで含めるとほぼ4ヶ月の長きにわたって「炭焼き」を実施してきたことになる。しかし、終わってみれば、あっという間の出来事であった。

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新しいボランティア・グループを立ち上げてから、「炭焼き」を実施したのは、これで3シーズンを数える。新しく加わった仲間も含めて、ほぼ全員が、「炭焼き」のノウハウを理解、習得できたように思う。来季からは、また一段と「菊炭」としての出来栄えのレベルを上げられるよう、新しいノウハウの獲得を目指して、チャレンジしていきたいと思う。などと、もっともらしいことを言っているが、本音はなかなか奥深い「炭焼き」の魅力に、すっかりとり憑かれてしまっているのである。きちんと後片付けも終え、感謝をしながら窯口を閉めた炭焼き窯は、ようやく元の佇まいを取り戻した。この「炭焼き」を終えると、私の心の中では、いつも「春のスイッチ」が入るのである。

 

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さて、「お久しぶり熟女シンガー」の追加版です。「テッサ・ソーター/Tessa Souter」。彼女の年齢などはよくわかっていませんが、写真などから察するに、まさに脂の乗り切った「熟女」と推察します。トリニダード・トバコ人の父とイギリス人の母との間でロンドンで生まれる。8歳でピアノを始めたが、歌にも才能の片鱗を見せ、彼女の声を聴いたピアノ教師が声楽も学ぶようにと後押しをしたと言う。90年代にロンドン大学を卒業、その後は英国版の「ヴォーグ」誌や「ザ・タイム」誌などのジャーナリストとして活躍。そして、90年代後半に長年の夢であったジャズ・シンガーへの道を本格的に歩み出したと調べた資料にはある。デビュー・アルバムは2004年「Listen Love」。彼女のヴォーカルの特徴として、スペイン、北アフリカ、中近東、インド、ブラジルなどの音楽や、フラメンコ、ケルト音楽の影響も受けているという。現在はニューヨークを拠点に音楽活動をしている。

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このブログでも何回か取り上げているが、私が最初に聴いたのは、「ヴィーナス・レコード」からの日本デビュー盤、「キー・ラーゴの夜/Nights of Key Largo」(2008)であった。(参照拙ブログ「快人二面相 ~You Only Live Twice~」「春を感ずる美女ボーカル三人 ~巧みなジャケット・マーケティング~」「60歳過ぎたら聴きたい歌(35) ~ Moondance ~」 など)

この日本デビュー盤では、「ジョニー・マンデル/Johnny Mandel」、「セルジオ・メンデス/Sergio Mendes」、「バート・バカラック/Burt Bacharach」、「ヘンリー・マンシーニ/Henry Mancini」、更には、「ジョン・レノン/John Lennon」のナンバーなど、様々な時代のスタンダードをゆったりと歌っている。決してヴィーナス・レコードがお得意の「お色気熟女」が売りのコンセプトではなく、あくまでも知的に抑制されたボーカルで聴かせていると感じる。


キー・ラーゴの夜

テッサ・ソーター / ヴィーナスレコード

そんな中から1曲、「All Or Nothing At All」を。

「All Or Nothing At All – Tessa Souter」

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日本デビュー盤の後は、「なんか路線が違う方向へ ・・・」と感じているが、本当のデビュー盤、「Listen Love」(2004)では、シンプルなアレンジと伴奏ながら、「Caravan」や「Left Alone」など、JAZZらしいヴォーカルを堪能させてくれる。


Listen Love

Tessa Souter / Nara

「スティング/Sting」のオリジナルで有名な「Fragile」。フラメンコ的あるいは聴き様によっては、イスラム風な雰囲気が漂う。

「Tessa Souter-Fragile」

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