JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

一面の銀世界、その中で炭焼きを楽しむ

Tags: , ,

DSCN2002
DSCN2005
 「窯焚き」の日。朝起きると雪が積もっている。この日は8時間ほど巻を焚いて窯の温度を上げ、釜木が自分で熱分解を始め出す温度にまであげる作業の日。朝食もそこそこに、車を走らせて、公園まで。スタッドレス・タイヤに履き替えているので、雪道でも心配はないが、今季初めての積雪とあって、幸いなことに道路には、積もっていない。公園まで上がると、そこは一面の銀世界。風景を楽しむゆとりもなく、早速、火を熾し、「窯焚き」を始める。

DSCN2014
ソヨゴの炭
DSCN2036
 すこし時間をずらし、集まってきた一般の参加者には、雪の中ではあるが、公園里山ツアー、そこで採集した松ぼっくりや枝などで「飾り炭」を作ってもらう。原理は炭焼きと同じ。缶に材料を入れ、火の中に放り込んで蒸し焼きにする。写真は、「ソヨゴ(戦、冬青)」の枝を炭にしたもの。

 薪割り機での薪割りなども楽しんでもらった雪の一日。

 今宵のピアノ曲。クラシックから、フランスの作曲家、「ドビュッシー/Claude Debussy」が1909年から1910年にかけて作曲した「prelude for piano」の6曲の一つ、「Des pas sur la neige(雪の上の足跡)」。これをジャズ・アレンジした、「リッチー・バイラーク/Richie Beirach」の演奏がお気にいり。得意とするクラシックの名曲を素材ににしたスウィンギーでロマンティックな演奏を収録したアルバム、「No Borders (哀歌)」(2002)から。

51iQjopR+3L
     
哀歌
リッチー・バイラーク・トリオ
ヴィーナス・レコード


       
       

 残念ながら、アップされていないので、「ダニエル・バーレンボイム/Daniel Barenboim」の演奏で。


「Daniel Barenboim: Debussy – Des pas sur la neige」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 そして、バイラークのさわりを聴きたい方はコチラ

     

     

炭焼きをしながら遊ぶ

Tags: , , ,

DSCN1851
DSCN1875
 今朝は冷え込んだ。霜柱を踏んで、炭焼き体験教室2日目の活動開始である。今日の作業は、窯木が自己熱分解を開始する500℃近くまで窯の温度を上げるために、ただひたすら火を焚く。もちろん炭焼きの工程にとっては、大事な作業であるが、実は体験教室の参加者に手伝ってもらうことはほとんどない。そこで、課外カリキュラムとして、いろんなメニューを行って、飽きずに楽しんでもらうようにしている。

DSCN1853
DSCN1858
DSCN1877
 朝のうちは寒いが、次回の炭焼きで使うバイタづくり、パキッと割れる快感がなんともいえない薪割り。これは子供たちも興味津々。真剣な顔がその証拠。これは園内の施設で使う薪ストーブの薪となる。そして、炭焼きの原理を実際に体験してもらう、飾り炭づくり。炭窯に見立てた缶に、園内の里山ツアーで採集した松ぼっくりや家から持ってきた蓮の花の落ちた後の「果托」などを入れ、蒸し焼きにする。炭焼きの原理と同じで、材料を上手に選べば、うつくしい炭ができる。

 さて今宵の曲、冬らしく雪がキーワードのピアノ曲を2曲。最初は、ノルウェーのジャズ音楽家・ピアニスト・作曲家にしてプロデューサーの「ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft」。ピアノの上にしんしんと雪が降り積もっていく、ジャケットそのままの音が聴こえてくるような「It’s Snowing On My Piano」(1998)から、タイトル曲を。

51xiEJGtN9L
    
It’s Snowing on My Piano
ブッゲ・ヴェッセルトフト/Bugge Wesseltoft
Act Music + Vision


        
         

「It´s Snowing On My Piano – Bugge Wesseltoft」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

 「ジョー・サンプル/Joe Sample」、「Snowflake」。アルバム、「Sample This」(1997)から。この曲も、ひらひらと舞い降りてくる雪片が目に浮かぶよう。

71tVVcZGeTL__SL1425_
     
Sample This
Joe Sample
Warner Bros / Wea


        
       

「Snowflake - Joe Sample」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

     

      

探検隊がやってきた!

Tags: , ,

DSCN6903
DSCN6932

 雲一つない快晴、ぽかぽか日和。この気持ちよさ。そんな日、例年の「こども北摂里山探検隊」が公園にやってきた。総勢24家族80名ほどの参加者。この日はそのイベントのお手伝いである。探検のメニューは、飾り炭の材料採集や里山を知ってもらうための探検ツアー、飾り炭焼き、竈での火焚き、飯炊き体験、椎茸ほだ木作り、薪割り、ノコギリ体験などである。

 熱さに顔を火照らせながら、一生懸命火吹き竹を吹く。ノコギリをうまく使えず、なかなか木が切れない。葉っぱでもどんぐりでもなんでも、そのままの形で炭になるという驚き。子供たちにとっては、全てが新鮮な経験だったようだ。そして昼ごはんは、竈で炊いた古代米と豚汁。

b0102572_22191948

 さて、今宵の曲。バレンタイン・ディも近づいてきたことだし、黒人女性シンガー、パティと白人男性ギタリスト、タックの夫婦デュオ、「タック&パティ/Tuck & Patti」の「Adventures In Paradise」。アルバムは、「Paradise Found」(1998年)。

 1979年に結成というから、40年近いキャリアである。1984年に「モンタレー・ジャズ・フェス」に出演して絶賛を浴び、1988年に「ウィンダム・ヒル/Windham Hill」レーベルから「Tears of Joy」でデビュー。ビルボード誌のコンテンポラリー・ジャズ部門で半年に渡ってトップ10にランクされる大ヒットとなり、人気を獲得。以後も現在に至るまで、一線で活躍を続けている。オリジナルから、POPS、ロック、JAZZと幅広いジャンルで、そのアットホームで新鮮な歌唱は、いまでも人気を集めている。  

Paradise Found

Tuck & Patti / Windham Hill Records


  
「Adventures in Paradise – Tuck & Patti」

        You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

  

  

炭あそび

Tags: , ,

b0102572_1656448

炭焼き2日目はただただひたすらに窯口で薪を焚く。そして3日目は、この日もひたすら煙の色の観察と温度計測を繰り返す作業が続く。はっきり言えば、単調な作業の連続で、一般の炭焼き体験参加者にとっては、暇な一日である。そんな日をできるだけ楽しんでもらおうと、いろいろな工夫をしている。前回はお点前を楽しんでもらった。今回は、炭の楽しみ方を知ってもらおうという試み。

茶道でも嗜んでいる人、あるいはBBQを楽しむ人以外は、家で炭を使うという人はまず殆どいないでしょう。実際、体験教室で炭を焼き、炭をもらっても、「さてどうしたらいいのやら?」という参加者も多い。ならば炭の楽しみ方を提案しようと思い立ち、まずその一つとして、七輪で炭の熾し方を覚えてもらう。これを覚えておくと、サバイバル熱源としての利用だけでなく、日常につかう熱源としてもすこぶる便利である。二つ目は、消臭剤としての利用。炭には優れた消臭効果があることはご存じでしょう。しかし、ただそのまま置いておくだけではつまらないので「飾り炭」にアレンジしたらどうかと提案したのが冒頭の写真。100均ショップで買った篭やトレイ、正月飾りの造花の梅の花などを使ってみた。そのほかにも「一輪挿し」にしたり、重ねて水引や細いわら縄で巻いて、「俵づくり」にしたりいろいろな炭細工を楽しんでもらった。

57h

さて、大寒波襲来。今日の女性ボーカルは、少し心が暖かくなるかもしれない大人の女性のしっとりとしたバラードはいかがでしょうか。ノルウェーのシンガー、「インゲル・マリエ・グンナシェン/Inger Marie Gundersen」。アンニュイで少しダーク、大人のムードを湛え、いぶし銀のように一際光っていて、一度聴いたら、その声が深く心に刻まれる。

1959年生まれ、2004年、45歳のデビューというから相当な遅咲きである。音楽一家に育ち、物心ついた頃から歌うことに喜びを見出していたという。20代の頃には、地元でもうプロ活動を始めていたが、2004年になってようやくソロデビューするチャンスに恵まれたという苦労人でもある。(参照拙ブログ「北欧美女シンガー図鑑(その3) ~ノルウェイ、癒しの熟女は ・・・~」)そんな彼女のセカンド・アルバムが「バイ・マイセルフ/By Myself」。デビュー・アルバム、「メイク・ジス・モーメント/Make This Moment」と同じように、ポップスやジャズ・スタンダードのカバーが中心のアルバム。遅咲きの苦労人という彼女のキャリアが、カバー曲に何とも言えない色艶と温もりを吹き込んでいる。


By Myself

インガー・マリエ / コロムビアミュージックエンタテインメント

52h

 

その中から、「ロッド・スチュアート/Rod Stewart」が、アルバム「アトランティック・クロッシング/Atlantic Crossing」 (1975)で取り上げ有名になった、「ニール・ヤング/Neil Young」のバック・バンド、「クレイジー・ホース/Crazy Horse」がオリジナルのバラード、「I Don’t Want To Talk About It」が心に沁みる。作詞作曲は「クレイジー・ホース」のリーダー、「ダニー・ホイッテン/Danny Whitten」。 「もう何も言えない」というような意味でしょうか ・・・。

 

 

【 I Don’t Want To Talk About It 】

「♪ I can tell by your eyes             お前の目を見ればわかる
   That you’ve probably been cryin’ forever    ずっと泣き続けていたんだね
   And the stars in the sky don’t mean nothin’ to you
                 夜空の星さえもお前には何の意味もないだろうね
   They’re a mirror      それはお前の心を映し出す鏡だから

   I don’t wanna talk about it, how you broke my heart
                お前が僕の心をどれだけ傷つけたかなんて言えない
   If I stay here just a little bit longer   もうちょっとここにいていいなら
   If I stay here won’t you listen to my heart  もうちょっとここにいていいなら聴いてくれ
   Oh my heart?                    僕の胸の内を、つらい胸の内を
   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・      ♪」

「Inger Marie Gundersen - I don`t wanna talk about it」

        You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video

そして、2004年のJAZZシーンに彗星のごとくデビューしたアルバム、「メイク・ジス・モーメント」から、「Always on my mind」を。原曲は、「ブレンダ・リー/Brenda Lee」が1972年にリリースしたカントリー・ソングらしく、「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」をはじめとして、多くのアーティストにカバーされたという。


メイク・ジス・モーメント

インゲル・マリエ・グンナシェン / インディーズ・メーカー

「Always on my mind – Inger Marie Gundersen」

        You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 

 

新春から子供たちと遊ぶ

Tags: , ,

DSCN4967
 
先週の週末は、炭焼きの合間を縫って、子供たちと遊ぶイベントが連日行われた。年初めから、週5日ペースでの山遊び。現役並みの忙しさであるが、自然の中で体を動かしているので、少しも疲れなどは気にならず、かえって夜はぐっすり眠れる有難さ。二日とも天気はまずまず、野外での食事も太陽の恵みを受け、心地よかった。

まずは、「里山親子探検隊」というイベントのお手伝い。親子で参加してもらい、この山で採集した色々なもの、例えば、色々の種類のどんぐり、その殻斗、イガ付きの栗、松ぼっくり、落ち葉、柿の実、ハンノキの実、椿の実の殻、竹の短冊 ・・・などを材料として、缶にいれ、「飾り炭」を焼く。そして椎茸のホダ木づくりをする。また、昔ながらの竈(かまど)で米を炊く。そんな体験をしてもらうイベントである。一見脆いと思われる材料でも、上手に焼けば、元の形を損なうことなく、綺麗な炭ができるのである。「ウスタビガ」の繭をいれた親子がいたが、見事に繭の原形をとどめた炭ができた。

DSCN4964DSCN4978
DSCN4972
 
そして、あくる日は、公園で活動するボランティア団体、6団体が合同で行う「新春餅つき大会」。大人と子供を交えての数であるが、一般の参加者約40名、活動団体から約30名、70名を超える大人数で餅つきを楽しんだ一日。8臼、16kgほどの餅米を搗(つ)くのであるが、まず公園にある竈で蒸篭(せいろ)を使って蒸す。この竈で火を焚くというのが、一見楽そうに見えるが、結構難しいのである。火を熾すのは、団扇では上手くいかないので、これは「火吹き竹」にかぎるのである。子ども達も餅つきが珍しいのだろう、みんな杵を持ちたがり、餅を丸めるお手伝いをしてくれる。あんころ餅、きなこ餅、納豆を使うので関西独特とは思えないが、私は関西に来て初めて知った納豆とおろし大根に混ぜて食べる納豆おろし餅。そして関西定番の丸餅雑煮。始まった子供たちとの遊び。また今年も一年子供たちから笑顔をもらえる。

about-sara-gazarek-2-360x540
「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」というシンガーがいる。 大分前に二、三度ほど紹介した記憶があるが、デビュー盤、「ユアーズ」(2006)、第2作、「リターン・トゥ・ユー」(2007)で、ナチュラルでオーガニックな歌声が話題になった女性歌手である。(参照拙ブログ「「我が家の歳時記 ~梅雨の花菖蒲ドライブ~」」など) 

1982年、米国シアトル生まれ。女性ジャズ・シンガー。幼少時からジャズを始めとした芸術に触れて育つ。ハイスクールでジャズを学び、在学中の2000年には「リンカンーン・センター」で行なわれた「エリントン・ジャズ・フェス/the Essentially Ellington Competition」で第1回「エラ・フィッツジェルド賞/Ella Fitzgerald Charitable Foundation Vocal Soloist Award」を受賞したという実力派。同年、南カリフォルニア大学の「ソーントン音楽スクール」に進み、幾多のジャズ・アーティストたちとも共演し、プロデューサーに認められ、2006年にデビューを果たした。

ユアーズ

サラ・ガザレク ジョシュ・ネルソン エリク・カーテス マット・スローカムオーマガトキ


リターン・トゥ・ユー

サラ・ガザレク / オーマガトキ

自然体でシンプル、それでいてJAZZYな感性をも併せ持つオーガニックな歌声が「癒し系」と称される由縁であろう。リスペクトする「ブロッサム・ディアリー/Blossom Dearie」(2012)への想いを込めた最新アルバム、「花とミツバチ ~ブロッサムへ」がリリースされたことを見れば、彼女の音楽的立ち位置が窺える。

さて、その「サラ・ガザレク」が、「お久しぶりピアノ・トリオ」として取り上げた、私の贔屓のドイツのピアノ・トリオ、「トリオセンス/triosence」とコラボしたアルバムがある。第3作、「トリオセンス・ミーツ・サラ・ガザレク  ~ホエア・タイム・スタンズ・スティル/Where Time Stands Still (Triosence feat. Sara Gazarek)」(2010)。

サラのオーガニックな感性、「トリオセンス」の北欧JAZZに通ずる清冽さ、抒情性がお互いに共鳴したのであろう。見事な一枚になっている。グランド・キャニオンの岩にこちらに背を向けて座っている女性。ジャケットからもアルバムへの想像力が掻きたてられる。この写真、「トリオセンス」のピアニスト、「ベルンハルト・シューラー/Bernhard Schuler」の手になるものだという。

51Eg-gJtZbL
 
 
 

ホエア・タイム・スタンズ・スティル

トリオセンス・ミーツ・サラ・ガザレク / オーマガトキ

 
 
 

今年も一年、また自然体で過ごしていきたい。そんな私の思いや願いを込めて、アルバム「Where Time Stands Still (時が立ち止っている場所で)」から、「Like the Wind」を ・・・ 。

「♪ それは風のようなもの
    目に見えないし、触れることもできないけど
      そこにあるのを感じるの
         ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

「triosence ft. Sara Gazarek – Like the Wind」

       You need to a flashplayer enabled browser to view this YouTube video
 

ちなみに今日、1月22日は「ジャズの日」である。東京都内の老舗ジャズクラブのオーナーらによる「JAZZ DAY実行委員会」が2001年から実施している。JAZZの”JA”が”January”(1月)の先頭2文字であり、”ZZ”が”22″に似ていることからだそうだ。

 



© 2009 JAZZYな生活. All Rights Reserved.

This blog is powered by the Wordpress platform and to just Go Beach Rental.