JAZZYな生活

プレミアムエイジ ジョインブログ

まさかのお天道さん が ・・・

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 一昨日の天気予報では、一昨夜半から昨日の朝にかけて激しい豪雨の予報。しかし、朝起きてみるとまさかのお天道さんが顔を出している。ラッキーと思いながら、山へと向かう。先週に引き続き、鹿の食害から、台場クヌギを守るための金網の設置作業。先日来の雨のため急斜面は滑るので、アイゼンを着けないと体の安定は保ちにくいが、地面が柔らかいので、支柱を打ち込む作業は、捗ることこの上ない。2週間前に金網を設置した台場クヌギからは、青々とした新芽がもうこんなにも育っている。効果が目に見えるので、汗だくの作業も苦にならない。「アザミ(薊)」の花が再生林のあちこちに咲いているが、鹿が嫌うため、あえて下草を刈らずにそのままにしている。



 少し早めに作業を終え、ちょうど食べごろに熟した「ヤマモモ(山桃)」の実の採集に向かう。鳥や虫は大好きだが、不思議なことに、これだけ甘いのに、鹿は全く興味を示さないようだ。さて、家に持って帰って、早速ジャムとジュース作りだ。

 さて今宵の曲、ジャズ・ファンなら、おそらく知っているであろう、 「デューク・エリントン/Duke Ellington」の有名な楽曲、「C・ジャム・ブルース/C Jam Blues」。「ジャム」は「ジャムセッション/Jam session」の略語で、「アドリブ/ad lib」や「インプロヴィゼーション/improvisation」と同じように、予め用意しておいた楽譜、アレンジにとらわれずに、ミュージシャン達が集まって即興的に演奏をすること、すなわち、「ジャズ」の真髄を意味する言葉である。語源は、食品のジャムに由来していると推測されており、「something sweet, something excellent.(甘い感じ、素晴らしい感じ)」を表した表現として、1929年に生じた言葉とされている。(Wikipedia などから)

 「オスカー・ピーターソン/Oscar Peterson」を始め、有名なアーティストの有名な演奏がたくさんありますが、今宵はあえて別のアーティストで ・・・。ソウルフルなピアノが持ち味の「ジュニア・マンス/Junior Mance」、アルバム、「イエスタデイズ/Yesterdays」(2002)から。


   
イエスタデイズ/Yesterdays
ジュニア・マンス/Junior Mance
M&I


     
     

「Junior Mance / C Jam Blues」

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 私の好きなムーディ(?)なジャズ・テナーサックス奏者、「ハリー・アレン/Harry Allen」。「The Best Of Harry Allen」(2002)から。


   
ベスト・オブ・ハリー・アレン/The Best Of Harry Allen
ハリー・アレン/Harry Allen
BMG JAPAN


     
     

「C-Jam Blues · Harry Allen」

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 もう一曲は、炸裂するビ・バップ、「マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet(MJQ)」の「Big Apple Jam Part II」。「Big Apple」と呼ばれるニューヨーク、それとりんごジャムとをかけているんでしょう。アルバム、「Come Together」(2005)に収録されていますが、2005年来日時のライブから。パーソネルは、「Lew Soloff (tp)」、「Andy Snitzer (ts)」、「David Matthews (p)」、「Charnett Moffett (b)」、「Victor Lewis (ds)」。


    
カム・トゥゲザー/Come Together
マンハッタン・ジャズ・クインテット/Manhattan Jazz Quintet
ビデオアーツ・ミュージック


     
     

「Manhattan Jazz Quintet – Big Apple Jam Part 2 」

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今やらないと ・・・

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 急に蒸し暑くなってきた中を、「台場クヌギ」の周りに金網を張る作業を始める。「台場クヌギ」の再生林の周りには一応上の写真のように、ワイヤ入りの鹿除けのネットを張り巡らしてある。しかし、一昨日も、どこからか鹿が侵入し、大好物の「クヌギ(櫟、椚)」の新芽を食い荒らしている。新芽が出ては食われ、また出ては食われ、これを繰り返すと、もうクヌギのもつ生命力が失われ、朽ちていってしまう。


 もう限界である。手間ではあるが、今やらないと、「台場クヌギ」の林は永久に失われ、菊炭の材料が取れないばかりか、生きた里山の教材としての活用もできなくなってしまう。そんなことから、2、3年前に伐採した再生林の「台場クヌギ」で、かろうじて微かに芽が生き残っている切り株の周囲に金網を張って、個別に保護することにした。7、8年後、下の写真のように、台場クヌギの林が復活することを願って ・・・。


   
 「どっちなのよ、するのしないの、白黒はっきりして!」なんて言われると男は弱いもの。さて、今宵の曲アジアの歌姫、フィリッピン出身の「ジーナ・ロドウィック/Jheena Lodwick」の歌唱。イタリア民謡「オー・ソレ・ミオ/’O sole mio(私の太陽)」の「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」版、「It’s Now Or Never(さあ今なのよ、次は二度とないわ)」。伸びやかでピュア―、張りがあるが決して硬くはないしなやかな高音には本当に癒される。1950~60年代の懐かしいPOPSのヒット曲集、アルバム「All My Loving」(2004)から。

【 It’s Now Or Never 】  by Aaron H. Schroeder / Wally Gold

「♪ It’s now or never,     さあ今しかないよ
  come hold me tight     強く抱きしめて
  Kiss me my darling,     キスしておくれ
  be mine tonight       今夜じゃなきゃダメだ
  Tomorrow will be too late,  明日じゃ遅いよ
  it’s now or never      今だよ、次は二度とないよ
  My love won’t wait.     もう待てないんだ

  When I first saw you     優しい笑顔いっぱいの君を
  with your smile so tender  初めて見たとき
  My heart was captured,    僕のハートはもう君に釘付け
  my soul surrendered     降参だよ
   
  I’d spend a lifetime     この時を求めて
  waiting for the right time  ずっと僕は生きてきたんだ
  Now that your near       そしてついに
  the time is here at last.   君と二人きりになれた

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・  ・・・・・・・・・・・・ ♪」

 


      
All My Loving
Jheena Lodwick/ジーナ・ロドウィック
Jvc / Xrcd


     
     

「It’s Now or Never – Jheena Lodwick」

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 懐かしのプレスリーも ・・・。1960年ころの歌唱でしょうか。

「Elvis Presley – It’s Now Or Never」

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エンドレス・ゲーム ・・・

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 ここ何回か続けている山の作業は、昨年伐採したクヌギ椚櫟の高木の切り株に鹿除けの金網を巻く作業。結果、今のところ目論見通り、新芽は鹿に食べられることもなく、勢いよく育っている。この日で、累計25本の切り株に金網を巻き、予定の作業を終えた。

 しかし、問題は、台場クヌギの再生林。鹿除けネットを張ってあるのだが、破られるたびに、都度ネットの修理を繰り返しても、やはり鹿が侵入していると見えて、新芽が食べられている。このままだと芽が出ては食べられるの繰り返しで、結局萠芽せずに朽ちていくのが目に見えている。再生林の台場クヌギにも、金網を巻くことを決心した。また、ツリー・シェルターの上端部を超えて成長したクヌギ苗も、同様に被害にあっている。こちらは、ツリーをもっと上へずらすことで対策しようを決めた。

 これから梅雨、明ければ炎天が待っているが、鹿との攻防はエンドレス・ゲーム。鹿が食べない「ビヨウヤナギ(未央柳、美容柳)」が今満開。


  
 さて、今宵の曲。「エンドレス・ラブ/Endless Love」。結婚式披露宴(もちろん自分の式ではありません)で何度も聴いたことがある80年代を代表するラブ・ソング。17歳の少年と15歳の少女の禁じられた激しい恋を描くラブ・ストーリー。天皇陛下が皇太子だったころ、ファンだったいう「ブルック・シールズ/Brooke Shields」主演の映画、「エンドレス・ラブ/原題:Endless Love」(1981)の主題歌である。「ダイアナ・ロス/Diana Ross」と作詞・作曲の「ライオネル・リッチー/Lionel Richie」が歌った同名主題歌がアカデミー主題歌賞にノミネートされ、この年最大のヒット曲となった。

【 Endless Love 】   by Lionel Richie

「♪ My love            僕の愛しい人
  There’s only you in my life  僕の人生でたった一人だけの君
  The only thing that’s right  ほんとうだよ、間違いないよ

  My first love           私の初めて愛する人
  You’re every breath that I take  あなたは、私の呼吸のすべて
  You’re every step I make     あなたは、私の歩みのすべてなの

  And I        だから、私は
  I want to share   私は、分かちあいたいの
  All my love with you  あなたと この愛すべてを
  No one else will do   僕のほかに誰がいる
  And your eyes     そうよ、あなたの瞳は、
  They tell me how much you care 私をどれだけ愛してるかを、物語ってる
  Oh yes         えぇ、そうよ
  You will always be   あなたは私の
  My endless love   永遠に終わることのないエンドレス・ラブ

  ・・・・・・・・・・・・・・   ・・・・・・・・・・  ♪」

 もし、こんな歌を自分の結婚式で聞かされたら、さぞ小っ恥ずかしかっでしょうね。「ダイアナ・ロス」と「ライオネル・リッチー」のデュオで。アルバムは、ベスト盤ならどれにも収録されていますが、「The Ultimate Collection」(1993)から。まあ、恥ずかしがらずに聴いてみてください。

The Ultimate Collection
Diana Ross
Motown


     
     

「Diana Ross & Lionel Richie Endless Love」

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 「ヨーロピアン・ジャズトリオ/European Jazz Trio」の演奏でも。アルバムは、「哀愁のリベルタンゴ/LIBERTANGO」(1999)から。


   
哀愁のリベルタンゴ/LIBERTANGO
ヨーロピアン・ジャズ・トリオ/European Jazz Trio
ポニーキャニオン


     
     

「European Jazz Trio – Endless Love」

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たった一頭の鹿がやがて土砂災害を引き起こす

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 金網で保護した「クヌギ(櫟、椚)」の新芽が順調に育っている。地元の多田中学校の生徒3人が、トライやるウィークで金網の設置を手伝ってくれた。そしてこの日は、公園の管理運営協議会が開かれた。学識経験者、公園利用者、活動団体代表、関係行政機関職員など12名で構成され、年2回程度、公園の管理運営、県民参画の方策、ボランティア活動支援などについて話し合う。
   
 「たった一頭の鹿が土砂災害を引き起こす?」 「風が吹いたら桶屋が儲かる」みたいな話が話題になった。今回の会議は、この公園でも深刻化している鹿の食害が話題の中心だったが、協議会の会長を引き受けてくださっている植生学、環境保全の専門家で、里山にたいへん詳しい兵庫県立大学名誉教授の「服部 保」氏の話である。


   
 一日3kgほど草や葉を食べるという鹿が多く繁殖すると、その旺盛な食欲で下草がなくなり、地面が露出、結果、土砂流出が起こりやすくなる。燃料革命などにより木材の需要が減り、里山保全の放棄により、かってないほど、木が高木化し、大木化して倒木しやすくなっている。それに加えて、今後も益々頻繁化するであろう異常気象による集中豪雨。まちがいなく今後大規模な土砂災害は増えていくと予想される。まさに、「たった一頭の鹿が、やがて土砂災害を引き起こす」という話であった。


   
 このことは、防災上大きな問題へ繋がり、その重大性は自治体も十分認識しているという。例えば神戸市。背後は、大部分が崩れやすい花崗岩でできている六甲山。

 かっては燃料や資材を得るため、森林の伐採が進み、明治初期には地表が露出するほどに荒廃した。当時の神戸港の写真の遠景には草木が全く生えていない六甲山が写っている。(写真参照) 現在の緑豊かな六甲山からは想像もできない全山はげ山の姿であった。

 このような山地の荒廃により、たびたび大規模な土砂災害を招いたことから、1895年(明治28年)より兵庫県が砂防事業を開始した。そして1902年(明治35年)からは山地の緑化事業も開始した。これは、「スギ(杉)」や「ヒノキ(檜)」のような商業材ではなく、広葉樹林を中心とした治水を目的とした当時としては画期的な緑化事業であった。規模ははるかに小さいが、鹿の食害による地表が露出が、土砂崩れに繋がったことは、昨年、西日本豪雨でわれわれも経験したところである。  

 こんな歴史と経験を持つ神戸市では、現在手を焼いている「イノシシ(猪)」に加え、大規模土砂災害に繋がりかねない六甲山への鹿の侵入、繁殖を危惧し、大変敏感になっていると聞く。

 このような防災上の観点から、積極的な伐採による低木管理、樹木の若返り化が望ましいが、手間、コストの問題もあり、なかなかすぐに取り組めない状況である。「焼け石に水」かもしれないが、我々、森林ボランティアの活動の意義もそこに見出せる。 

 いよいよ、雨の季節。


  
 鹿の食害のため、植えてもすぐに食べられてしまうため、公園には草花を植えることはなかなかできない。唯一あちこちに植わっていて満開を迎えているのが、鹿の嫌う「ラベンダー」。そして、かって、あれほどまでに駆除に手を焼いていた「セイダカアワダチソウ(背高泡立草)」は、鹿が好んで食するため、ほとんど見かけなくなった。

 今宵の曲。たまたまYOUTUBEで聴いた憂いのある「泣きのギター」。イギリス出身のギタリスト、「スノーウィ・ホワイト/Snowy White」の「Midnight Blues」。アルバム、「No Faith Required」(1996)から。調べたら、1948年生まれというから、71歳のご長寿ギタリスト。60年代にヨーロッパで活動後、70年代にロンドンに拠点を移したという。「ピンク・フロイド/Pink Floyd」、「シン・リジィ/Thin Lizzy」らと活動してきたギタリスト。現在もソロと元ピンク・フロイドのメンバー、「ロジャー・ウォーターズ/Roger Waters」のツアーに参加するなどして活動中。

【 Midnight Blues 】  by Snowy White

「♪ This is my blues
  Cause I’m back then on my own again
  This is the blues I’m playing
  Yes it’s the final thing
  When the night is cold and lonely

  This is the midnight blues
  This is the midnight blues
  For the girl I left behind me

  Ain’t it the final thing
  This is the blues
  Just a feeling deep inside of me
  This is the midnight blue     ♪」


    
No Faith Required
Snowy White
Voiceprint UK


    
    

「Snowy White & The White Flames – Midnight Blues」

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効果アリ

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 「クヌギ(椚、櫟)」の切り株から、緑鮮やかな新芽が勢いよく伸びている。「台場クヌギ」に仕立てようと、菊炭の窯木として昨年伐採した「クヌギ」の高木の切り株に、先々週、鹿除けの金網を張ったばかりである。狙い通り鹿の食害に合わず、日当たりの良い開けた場所のためか、たった2週間で、これだけ新芽が成長している。「効果アリ」である。事務所の職員に聞くと、恨めしそうに鹿が見ていたという。鹿との知恵比べ、今回は反撃に転じた我々の一勝か。


 この成長力。 今更ながら「クヌギ」の生命力の強さを感じる。今日も残りの切り株にせっせと金網を巻く作業を続ける。頭上には満開の「ヤマボウシ(山法師、山帽子)」。


   
 さて、今宵のピアノ。最近ハマっているのが、イタリア出身のロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」。ロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)を聴いてからすっかり気に入り、ブロ友のオススメもあり、今宵はトリオのアルバムで「From the Sky」(2008)。最後の「F・ハーシュ/Fred Hersch」の曲を除いて、「トロ」が5曲、「ゴロウベフ」が3曲、ドラマーの「マルコ・ザノリ/Marco Zanoli」が1曲、ゲストの「クラウス・ゲジング/Klaus Gesing」が1曲という構成。

 聴き惚れるようになった所以の「トロ」の静謐なピアノの響き、ベースの力強さ。ジャケットにあるような森の中、あるいは黎明の夜明けを感じさせる曲想でアルバムは始まる。やがて、やわらかいバス・クラリネットが絡んで森の朝が静かに明けてくる。

 パーソネルは、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro(piano)」、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev(bass)」、「マルコ・ザノリ/Marco Zanoli(drums)」、そしてゲストはドイツ出身、「クラウス・ゲジング/Klaus Gesing(sax soprano, bass clarinet)」。

 アルバム・タイトル曲、「From the Sky」始め、「Gone」、「Circles」と3曲を。

FROM THE SKY
MICHELE DI TORO TRIO/ミケーレ・ディ・トロ・トリオ
MUSIC CENTER


     
     

「From the Sky – Michele di Toro Trio」

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「Gone – Michele di Toro Trio」

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「Circles – Michele di Toro Trio」

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10年後に思いを馳せて ・・・

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 昨年、炭焼きの窯木用に伐採した「クヌギ(櫟、椚)」の高木から、新芽が芽吹いている。しかし、これは鹿の大好物なのである。芽吹いては食べられ、また芽吹いては食べられ、さすがの生命力の強いクヌギ再生林の「台場クヌギ」が全滅しかかったという苦い経験がある。

 小学生などに里山活用の見本、教材としての役目も果たしているクヌギ再生林を再生しようと、3年かかってクヌギ苗を300本植樹し、ツリー・シェルターで個別に保護している。これらの苗が、炭材といて手頃な太さに育つまでは10年以上かかる。その間、残り少なくなった「台場クヌギ」を伐らずに細すぎたり太すぎたりするのであるが、高木を伐って、炭材として間に合わせようとしている。そして、その伐った「クヌギ」の高木の切り株から新芽が芽吹いているのだ。それを鹿から保護して、「台場クヌギ」として育てようと活動を始めた。

 鹿が届きやすい位置に発芽した新芽を守るため、伐採したクヌギの周囲に金網を張る作業である。今回は、比較的足場の良い場所での作業の為、作業ははかどり、昨年伐採した30本近いクヌギ高木のうちの7本に金網を張ることができた。しかし、敵もさるもの。きっと我々の裏をかいて、新芽を狙ってくるのは間違いない。知恵比べはこれからも続くのである。

 この金網で保護した「クヌギ」が「台場クヌギ」として成長し、炭材として適当な太さに育つまでには、10年ほどかかるだろう。10年先も森林ボランティアや炭焼きを続けているかどうか分からないが、次世代に繋げるられたらいいなあ。
 

 さて、今宵のピアノ、いま私が最も注目しているnのが、イタリア出身のロマン派ピアニスト、「ミケーレ・ディ・トロ/Michele Di Toro」。ロシア出身のベーシスト、「ユーリ・ゴロウベフ/Yuri Goloubev」のデュオ・アルバム、「Duonomics」(2019)を聴いてからすっかり気に入り、続けて、ソロ・アルバム、「Comepromesso 2」(2016)をずっと聴き続けている。「エスターテ/Estate」、「リベルタンゴ/Libertango」、「アルフォンシーナと海/Alfonsina y el mar」など、もともと美メロな曲なのだが、彼の手にかかるとそれにも増して一層甘美な曲になってしまうのだ。

 しばらくは、彼から目を離せそうにもなさそうだ。

Compromesso 2 (Piano Solo)
Michele Di Toro
Abeat Records


     
     

 「Comepromesso 2」はまだYOUTUBEにはアップされていないので、日本では入手可能は配信のみのようですが、同じくソロ・アルバム「Come promesso」(2014)からの演奏、「La favola continua」。イタリア語で、「物語は続く」という意味のようです。

Come promesso (Piano solo)
Michele Di Toro
Wide Sound


    
    

「Michele Di Toro – La favola continua」

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鹿との知恵比べ再び ・・・

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 鹿との知恵比べが再び始まった。鹿除けネットの下が大きく持ち上げられている。台場クヌギの新芽が出始めた先日、台場クヌギの再生林に鹿が侵入しているとの報告。どうもネットを潜って侵入しているらしい。この日の作業は、ネットの修復。ワイヤ入のネットに変えてから、破られることはなくなったが、固定が甘い箇所のネットを持ち上げて侵入しているのである。賢い。金具とポールで地面とネットを固定する。修復箇所は9箇所にも及んだ。急斜面での作業を終えると汗が噴き出す。また一年鹿との闘いが続く。



 この日、作業を終えた我々の目を和ませてくれた花は、野球のバットの材料としても使われる「アオダモ/青梻」と、牛の鼻輪をこの木で作ったことから、別名「ウシゴロシ」と呼ばれ、鎌の柄にも使われたことから、「カマツカ/鎌柄」の上品で可憐な白い花。


 帰路、ダムを見上げると、例年の「こどもの日」バージョン、たくさんの鯉のぼりが、初夏を思わせる風にたなびいいていた。

 鹿とは、修理しては破られ、また修理するという攻防戦、いたちごっこ、悪循環を繰り返している。「悪循環」のことを英語で「vicious circle」というが、今宵のは、「サークル・ゲーム/The Circle Game」。カナダ出身のシンガー・ソングライター。「ジョニ・ミッチェル/Joni Mitchell」の曲。1970年公開の映画「いちご白書/原題:The Strawberry Statement」の主題歌としても使用された。

【 The Circle Game 】  by Joni Mitchell

「♪ Yesterday a child came out to wander  少年の好奇心が花開いたのは昨日のこと
  Caught a dragonfly inside a jar     トンボを捕まえて瓶に入れ
  Fearful when the skies were full of thunder 雷鳴が轟く空に慄き
  And tearful at the falling of a star    流れ星に涙するのです

  And the seasons, they go round and round そして季節は何度も巡り
  And the painted ponies go up and down アップダウンを繰り返すメリゴーランドのポニーのように
  We’re captive on a carousel of time  私達は時の回転木馬に囚われた人 
  We can’t return              戻ることなどできないのです
  We can only look behind to where we came ただ後ろを振り返って見るだけ
  And go round and round and round    何回も何回も回り続けるだけです
  On the circle game            サークルゲームのように

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 「サラ・ガザレク/Sara Gazarek」の歌で ・・・。デビュー・アルバム、「ユアーズ/Yours」(2005)から。

「The Circle Game - Sara Gazarek」

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今年も鹿との知恵くらべです

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 今年、苗を植樹をしたクヌギの再生林に鹿が侵入しているとの報告。「ワイヤ入りのネットを張り巡らしたエリアに植樹したのにどうして?」という疑問。今まで、このネットのエリアに鹿が侵入したことはなかった。早速現場にあがって確認すると、ネットの裾が持ち上げられ、そこから侵入されている。そしてシェルターを被せていない苗の若葉は全て食べられていた。油断!! シェルターを被せた苗の成長は、被せていない苗にくらべ若干生育が遅いため、このネットのエリアには鹿は侵入しないと思い込み、作業が大変なこともあって、植樹した苗の一部にはシェルターをかぶせていなかったのである。

 鹿は、シェルターをかぶせてある苗は食べられないことが分かっているので、これまでは侵入しなかっただけなのである。シェルターを被せていない食べられる美味しい苗があるとわかった途端、早速侵入に及んだのである。とりあえず、ネットを塞ぐ応急措置だけはしたが ・・・。我々の油断と手抜き。それに比べて鹿の賢さ、抜け目のなさ。さて、今年も始まった鹿との知恵くらべ、攻防戦。ゴングが鳴りました。我々は、ずっと後手後手に回っていますが、賢者はどっちか。勝者は ・・・。覚悟を新たに、すべての苗にシェルターを被せることを決断。

 「昔の賢者は言った 急いで手抜きをするのは愚かもの ・・・」。そんな歌詞で始まる歌があります。「好きにならずにいられない/Can’t Help Falling In Love」。「エルヴィス・プレスリー/Elvis Presley」が1961年に制作・発表したシングルで、彼が主演した映画「ブルー・ハワイ/Blue Hawaii」(1962年)の劇中歌としても使われ、典型的なラブ・バラードとして大ヒット。元歌は、18世紀のフランスで生み出された楽曲「愛の喜び /Plaisir d’Amour」のメロディを元に作曲されたという。

 この歌も洋楽に目覚めた頃に流行った歌。中学生の頃に聴き、辞書片手に意味を調べ、映画を観たのは確か高校1年の時だった。

【 Can’t Help Falling In Love 】  by George Weiss / Hugo Peretti / Luigi Creatore

「♪ Wise men say only fools rush in    賢い人は言う 急ぐのは愚かだと
  But I can’t help falling in love with you  でも、君を好きにならずにはいられないんだ

  Shall I stay?              急いじゃダメなの
  Would it be a sin             それは罪なの
  If I can’t help falling in love with you?  もし君を好きにならずにはいられないとしたら

  Like a river flows surely to the sea    やがては海にそそく川のように
  Darling so it goes            ダーリン この思いもそうなっていく
  Some things are meant to be      きっと意味のあることなんだ

  Take my hand, take my whole life too  手を握ってごらん、僕のすべてを捧げるよ
  For I can’t help falling in love with you  だって、好きにならずにはいられないから

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  ♪」

 こんなことを言われてみたいディーヴァは「カレン・ソウザ/Karen Souza」。アルバム、「Essentials Vol. II」(2014)。いつも書いていますが、ボッサのリズムにのって歌う、彼女の妖艶さというか、コケティッシュなお色気は、もう枯れている爺さんを引き戻すほどの「チカラ」がありますね。

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Essentials, Vol. II
カレン・ソウザ/Karen Souza
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「Can´t Help Falling In Love – Karen Souza」

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 引き戻されたところで、まあ困ってしまうが、もっともっと若ければ、誰かにこんな歌を自分も歌ってみたいと思わせるような歌手は、カナダ出身のイケメン歌手、「マイケル・ブーブレ/Michael Bublé」。デビュー・アルバム、「Michael Bublé」(2003)から。

Michael Buble

Michael Buble / Reprise / Wea

「Can’t Help Falling In Love – Michael Buble」

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鹿も喰わないのは ・・・

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ラベンダー
 山の公園の芝生広場では、「ラベンダー」が満開。公園では、食欲の旺盛な「シカ(鹿)」や「イノシシ(猪)」の食害に悩まされているが、この「ラベンダー」は、鹿も避けるようで、毎年綺麗な花を咲かせてくれる。NETなどで調べたり、人から聞いたところでは、もちろん100%ということではないだろうが、「アセビ(馬酔木)」、「キョウチクトウ(夾竹桃)」、「ナンキンハゼ(南京櫨・南京黄櫨)」、「シキミ(樒、櫁、梻)」、「ジキタリス」などの有毒の花、「ラベンダー」もこの仲間ですが、「シャクヤク(芍薬)」、「マリーゴールド」、「ハンゲショウ(半夏生)」、「ミント」など匂いが強いハーブ系の花が嫌いだという。そして、足をとられたり、お腹を擦られるのが嫌いらしく、「ツツジ(躑躅)」とか、毒性もある「アザミ(薊)」などのブッシュ系、トゲ(棘)系の植物も嫌いだという。そんなことから、クヌギの再生林は、鹿対策として、下刈りをあえてせずにブッシュを残している。

ウツギ
ヤマモモの実5月下旬
 しかし、庭と違ってこの公園は、鹿の嫌いなものばかりで山の植生を構成することなど不可能だし、多様性を損ねてしまう。共存を図ってゆくしかない。満開の「ウツギ(空木)」。鹿の好物か否かはわからない。そして、まだまだ小さくて青い「ヤマモモ(山桃)」の実。こちらも好物であるかどうか分からないが、高いところに実がなるので、届かないようだ。こうして、食害を免れた「ヤマモモ」は、あと1ヶ月ほどで食べごろとなる。

 今宵の曲、「My Favorite Things (私の好きなもの)」。ミュージカル、「サウンド・オブ・ミュージック/The Sound of Music」の挿入歌としてあまりにも有名ですね。

【 My Favorite Things 】
  by Oscar Hammerstein / Richard Rodgers

「♪ Raindrops on roses        バラの花びらの上に落ちる雨粒
  And whiskers on kittens      そして子猫のヒゲ
  Bright copper kettles         磨かれた銅のヤカン
   and warm woolen mittens    そしてウールの暖かい手袋(ミトン)に
  Brown paper packages        紐で結ばれた
   tied up with strings          茶色の紙包みもよ
  These are a few of my favorite things  私の好きなもののいくつか

  Cream-colored ponies          クリーム色のポニーと
      and crisp apple strudels     サクサクした食感のリンゴのお菓子
  Doorbells and sleigh bells        それにドアベルに橇(そり)の鈴
  And schnitzel with noodles        ヌードルを添えたシュニッツエルもね
  Wild geese that fly with          月を横切って飛んでゆく
     the moon on their wings        雁(がん)の群れ
  These are a few of my favorite things  それが私の好きなもののいくつかよ

   ・・・・・・・・・・・・・・・・・     ・・・・・・・・・・・・・・・・   ♪」

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 さて、抜群のドライブ感でこの曲を歌うのは、「ポリー・ギボンズ/Polly Gibbons」。「寺島靖国」氏監修のシリーズアルバム、「For Jazz Vocal Fans Only Vol.1」(2015)で知った歌手。イギリス生まれの本格派ヴォーカルで、「グレゴリー・ポ-ター/Gregory Porter」の女性版と評されるほど、その歌唱は、ダイナミックに溢れ、ジャズ、ソウル、ブルースに活躍の幅を広げている。

 イギリスの多くのジャズ・クラブ、とりわけ私も一度だけ行ったことがあるが、ロンドンの老舗ジャズ・クラブ、「ロニー・スコッツ/Ronnie Scott’s Jazz Club」でレギュラー・シンガーとしてキャリアを積んだという。2016年、「ロイヤル・アルバート・ホール/the Royal Albert Hall」で行われた「ジョージ・ベンソン/George Benson」や「グラディス・ナイト/Gladys Knight」のUKツアーに歌手として参加したことから一気に評価が高まったという。

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FOR JAZZ VOCAL FANS ONLY VOL.1
V.A.(選曲・監修:寺島靖国)
寺島レコード

    
    

 その疾走感あふれる歌唱を ・・・。

「Polly Gibbons – My Favorite Things

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 打って変わって、まったり感、しっとり感に包まれるのが、ヨーロッパにおける女性ジャズシンガーを多く輩出したオランダ出身の「ティスベ・ウォス/Thisbe Vos」。寺島氏監修の For Jazz Vocal Fans Only Vol.2」(2017)に「My Favorite Things」が収録され、一躍注目された。20代初めには、ヨーロッパ、米国の多数の都市で、ツアーを行っていたということに加え、ソング・ライティングも手がけているというから、実力もキャリアも兼ね備えている。アルバムを聞いたことはないのだが、古いジャズ・スタンダードに、彼女の音楽観をミックスし、コンテンポラリーなものに仕上げているというから、食指が動くことは抑えられなさそう。

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FOR JAZZ VOCAL FANS ONLY VOL.2
V.A.(選曲・監修:寺島靖国)
寺島レコード


    
    

「My Favorite Things – Thisbe Vos」

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 ジャズを東北弁で歌う。そんな発想はどこから生まれたのであろうか。そんなことを思わせるのが、1946年、香川県小豆島町生まれのジャズ・シンガー、「伊藤君子」。生まれ年が同じで親近感があると同時に、もっと好きな日本人ジャズ・シンガー。

ジャズだが?ジャズだじゃ!~津軽弁ジャズ~

伊藤君子 / ビデオアーツ・ミュージック

「大石学」の印象的なピアノから始まる冒頭の曲、「My Favorite Things」。

「伊藤君子 – my favorite things (津軽弁)」

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巣立ちの季節

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コジカ
 仔鹿が一心不乱に草を喰んでいる。去年生まれた仔鹿であろう。鹿の出産時期は5、6月。今年生まれる仔鹿のデビューも近い。鹿の食べる量は、1日に約3kgといわれる大食漢。採餌植物は1,000種を超えると言われている。もうしばらくすると、鹿との攻防も本格的に始まるのである。

 3月は卒業の季節。団地にある小学校、中学校、高校でも卒業式が行われ、多くの子が晴がましい笑顔で巣立ってゆく。

 今宵の曲は、「New Places, New Faces」。 「ジョー・サンプル/Joe Sample」のアルバム、「オアシス/Oasis」(1985)から。

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Oasis/オアシス
Joe Sample/ジョー・サンプル feat.レイラ・ハザウェイ
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「Joe Sample – NEW PLACES, NEW FACES」

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