CO2削減
最近の世論調査で見ると、一般人の環境問題に対する認識度が急激に上がっているようだ。個人の努力では「小まめに電気を消す」「使わない時は家電のコンセントを抜く」「マイカーをなるべく使わず公共交通手段を使う、または歩く」などなど。これらを1億人が本気で実践したら、CO2の削減量は物凄いことになりそうなものだが、そうはならないだろう。
全国民が一斉にそういう努力をするなどあり得ないからだ。また、公共交通手段と言っても、地方ではそれ自身がプアーだ。個人個人の努力は大事ではあるけれども、それで生まれる効果は残念ながらそれほど大きくない。多分、更なる上昇を抑える程の効果ではないか。
僕は前から目に見える効果を生むのは、個人レベルの努力だけではだめで、国全体の枠組設定や、ある種強制力を持って対策しないとどうにもならないと言って来た。東京都が何年か前に打ち出した、ディーゼル車の独自排ガス規制や締め出しなどがその例に当たるだろう。
先日の朝日新聞に、与党のサマータイム導入議連が活動再開を申し合わせた、という記事が載っていた。何故、今頃夏時間導入運動なのだろう?京都議定書採決では主導的役割を果たした日本。7月のサミットでは地球温暖化対策を重要議題にすると張り切っている日本。その日本が何故、未だに夏時間を採用していないのか、その方が驚きである。
議員達がサマータイムの導入を様々な方面に働き掛けないと導入出来ない事情って何だろう?記事には、日本と時差がなく、同じく夏時間未導入の韓国とも連携して実現を目指したい、とあるが、他国は兎も角、自国だけでもさっさと導入すれば良いではないか。
6月~9月の1年の3分の1の期間だけでも、全国の全て家の電灯・全ての町の街燈・全ての店のネオンサインの点灯時間が1時間節約されるのだから、その効果は抜群に大きい筈だ。実際に検討すれば5月初日~10月末日まで半年間のサマータイムも可能だろう。
与党の議員が、他国の力を借りてでも、何とか夏時間の実現を目指そうと悲壮感を漂わせるのは、何やら強い反対論を意識してのことだろう。
しかし僕には、日本が夏時間導入をサッサと決められない理由が分からない。サマータイムがどういう新しい問題を招来するのか?誰が反対するのか?与野党を問わず省資源・排ガス削減に反対する議員なんていないでしょう?どなたか、夏時間導入の反対論をご存知の方、教えてくれませんか?


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