プレミアムエイジ ジョインブログ
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慰問ライブ

昨日、ある老人ホームに慰問コンサートに行って来た。自分の中の老人ホームのイメージは、木造2階建で古い建物。その中の人々が作り出す空気も重く暗く静かといった先入観がどこかにあった。多分、昔、学校の近くにあった養老院のイメージが記憶に残っていたのだろう。

行ってみて驚いた。建物は鉄筋コンクリート3階建、地下1階の超近代的な建物だ。入口はどこかの大会社の保養所の趣で、温泉も引かれているという。中に入ると、入口近くに車椅子のお爺さんやお婆さんが、スタッフと共に僕等を迎えてくれた。

その内の一人のお婆さんは、ニコニコ顔で僕らを拍手で迎えてくれたのだった。スタッフの方達も、女性・男性半々ぐらいで結構の数の方達で、入居者のお世話をしているようだ。特に男性のスタッフや介護士の方々は年齢も若く、僕等に対する応対も明るいし老人ホーム全体を明るくしている感じだ。

入居者は平均83歳。「クーペ&Shifo」や僕等の演奏を喜んでくれるのだろうか。いや、分かってくれるのだろうか。少し不安に思った。僕とマッちゃん(クラリネット担当)が会場に楽器を運んでいた時、掛りの女性が、「今、玄関で仰向けに転んだ男の人がいるんですけど、大丈夫でしょうか?相当激しく身体を打ったのじゃないかと思うんですよ」と教えてくれた。

倒れたのはクーペではないかと、一瞬、僕もマッちゃんも、厭な予感。だけど、それを振り払うように僕は係の女性に聞いちゃった。「そのまま入れるような部屋の空きはあるんですかねぇ?」「はい。まだまだ空き室はありますから、大丈夫ですよ」。

僕等は玄関に急行した。あれ?クーペが何事もなかったように、誰かと話をしている。じゃあ、転んだのは誰?Shifoに聞いたら、転倒したのは今日手伝いに来てくれている、クーペ劇団の若い男の子だという。それも、PA装置(音響制御盤)を運んでいる時で、転ぶ時、普通ならその装置ごと投げ出しても可笑しくないのに、ちゃんとそれを置いた後、滑って転んだらしい。どこかを強か打ったようだが大丈夫。さすが若さだ。

演奏会場は広い食堂だったのだが、客席の右半分は近所の人とか家族、それと健常者のご老人達。左半分は車椅子の入居者と看護師・介護士達。

演奏していても、何かいつもと勝手が違う。右半分からは反応があるのに、左側は何の反応もない。勿論、介護士の方達の笑いや笑顔は勿論ある。車椅子に座ってるお爺さんやお婆さんが無表情なのだ。この辺りが難しいなぁと思いながら演奏したが、「シング・シング・シング」の時、良く見ると、車椅子の足乗せの上で、何人かの人の足が一緒にリズムを刻んでいる。良かった。

この老人ホームから、2ヶ月に一度のライブを頼まれた。自分の将来を考えても、いろいろ参考になりそうだから、積極的参加しよう。

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