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しおり

昨日、本屋で買った文庫本、なかなか良い。何が良いかと言うと、本の中身じゃなくて「しおり」が薄くて良い。

普通、挿まれている「しおり」は、文庫本の頁の紙質より厚手のものが多くて、読んでいる頁の近くに挿もうものなら、頁が捲り上がってしまう。電車の中の片手読みなどには適さない。

これは講談社の文庫本なのだが、かなり薄くて頁の紙質とほぼ同じ。だから、どこに挿んでいても全く不都合がない。

「しおり」が薄くなったのは、それだけ日本経済が不況になった証拠だよ、という同僚もいるが、確かに、不況の時こそ、コスト削減は企業の至上命題だから、講談社も「しおり」の紙質を落としたのかもしれない。

だが逆に、今までは、何故厚紙だったの?という疑問が湧く。想像だが、頁の途中に「しおり」を挿んだ時、薄いと、それがどこだか分からなくなるから、というのが理由だったのではないか。

でも、それは「しおり」の端を、挿んだ頁より少し上にずらしておけば問題ないのだから、僕は絶対に「薄紙しおり」に賛成する。

神童予測。多分、今後はどこの出版社も「薄紙しおり」になって行くだろう。出版社にとって、経費削減と顧客満足度アップの一石二鳥なのだから。そうならない方がおかしい。

本日は、小さな小さな「日本経済論」でした。

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