煙草
先日の朝日新聞朝刊の投稿欄に載ってた。喫煙は大迷惑だって。投稿者の旦那様は禁煙外来に3ヶ月通って、遂に禁煙に成功したそうだ。だが、そんな努力もせず、周りの迷惑も顧みず、人前で堂々と煙草を吸う人がいる。
狭いラーメン店は分煙もせずに喫煙OKとなっているから、近くで吸われると大変迷惑だ。健康被害を心配すると同時に、肝心のラーメンの味が変わってしまうからだそうだ。
普通に生活していて、これほど嫌なことに我慢を強いられる社会の理不尽さ。これだけは我慢出来ないという趣旨だった。
これを投稿した奥様がご主人に禁煙を迫ったのですかねぇ。僕も、煙草は40年の付き合いだった。それも1日2~3箱のヘビー・スモーカーだった。特に仕事で文書を纏めている時など、直ぐに灰皿が満杯になる。煙草をくゆらせないと文章が進まない。煙草なしでは絶対に仕事できないと思い込んでいた。
しかし、時代の趨勢で、一般事務室は全面禁煙となり、応接室だけは来客用に喫煙が認めれていた。僕などはそこに移って仕事していた口だが、それもご法度になり、喫煙ルーム以外全面禁止になった。
僕にとって大変不幸だったのは、立場上そのおフレは僕の名前で出さざるを得なかったことだ。僕はその後も「まあ、あまり固いことを言わずに」と(僕に文句を言う奴はいないだろうと)、一人応接ルームで煙草片手にパソコンに向かっていた。
それを、部下の、若手社員を代表する有能で突破力のある社員に見咎められた。「応接室も禁煙にしたのは神童さんですよねぇ。僕等にはコンプライアンス厳守と言いながら、神童さん自ら破られたのでは、社員に示しがつきません!」って。実はその彼も喫煙組みだから、余計に迫力を感じた。
それでやめた。この12月末で満4年になる。だから僕の禁煙の直接の動機は、健康の為なんかじゃない。コンプライアンスを盾に部下から非難されたことだった。
煙草をやめてみると、あれ程、煙草なしでは仕事にならないと思っていたのに、大して支障もなく、文書作りに集中出来るし、イライラすることもない。これは新発見だった。それまでは、多分、身体ではなく心の煙草依存症だったのだろう。
さて、上記の投稿夫人。煙草をそれ程毛嫌いするのは何故ですか? 健康被害妄想過多とでも云うのではないですか? 4年前まで、40年間ヘビー・スモーカーだった僕が言うのも憚られますが。
遂20年前、会社の机の上には灰皿が置かれ事務室は煙でモウモウ、新幹線の車内もモウモウ。喫茶店・レストラン、あらゆる所で煙がモウモウ。なのに日本人の平均寿命は80歳代世界一。これ平均なんだから凄いこと。もっと長生きの国を目指しますか?
排ガス・光化学スモッグ・酸性雨、みな同じ。なのに煙草の煙にだけ異常に強い拒否反応や腹立たしさを示すのは何故ですか? 相手が人間だからですか? 東京を捨てて、綺麗な空気の田舎暮らしをお勧めします。


0 comments
下記のフォームへの入力が必要となります。
コメント欄