沖縄(6)
会場の「おきなわ道楽」(レストラン)はほぼ満席。ライブは和やかな内に始まった。最初はShifo(シンセ・ベース)と大森教授(ピアノ)と僕(ドラム)のトリオで5~6曲。このところオープニング曲に使っている「クレオパトラの夢」。このアップテンポのジャズ・ナンバーが僕にとっては非常に乗り易い。
その後はいつもやる曲を数曲演奏した後、クーペが沖縄の思い出を詩にしてShifoが作曲した「サトウキビもらった」を演奏。続いて「恩納村の海は恩納村の海のまま」というオリジナル曲。地元を歌った曲だけに、観客からの拍手も一層大きかったようだ。恩納村の観光案内ビデオのテーマ曲に採用されている曲だ。
そしてShifoトリオ、最後の曲は「どっちでも不思議」。歌い終わってShifoが「ではここでクーペを呼びたいと思います。クーペです」。クーペは会場の一番後ろからステージに向かう。その間、クーペの登場を待ちに待っていた客はやんやの喝采で迎えてくれた。
それもその筈で、今日のお客さんは、クーペが過去4~5回の沖縄公演で知り合った、多くの方々だからだ。闘牛関係の会社の人々や、泡盛の酒造メーカーの社長以下数名のグループ、月桃そば製造会社の社長と従業員、くるくまという総合食品会社の役員さんご夫妻。
それに、6月に石川市民会館で1000人規模の「クーペ&Shifo」コンサートを主催してくれる、リハビリ団体の会長さん達、更に地元の商工会議所の実力者などもいる。みんな「クーペ&Shifo」を気に入ってくれていて、後ろ盾になってくれている人達だ。これらの人々とクーペが知り合いになれたのも全部「おきなわ道楽」のマスターのお膳立てがあってのこと。
今回「クーペ&Shifo」を見るのが初めてという人も多いが、沖縄全土で週1度、「クーペ&Shifo」のラジオ番組が流れており、それを聴いてくれているリスナーの方々もかなり多かった。Shifoはラジオを聴いて来てくれた人達がいることに大感激だった。
会場はこのような人達ばかりだから、ほぼ全員が既に「クーペ&Shifo」ファンと言って良い。そんな打ち解けた雰囲気の中、クーペのショーが始まった。
「悟りじゃ」を皮切りに、「頑張らないで」他数曲、最後に「25年ぶりの手紙」で第1部のステージを終えた。ここまで1時間余り。第2部を「高岡建治・岡崎友紀のライブ」に当てていたから短めにしたようだ。観客の反応の良さに、クーペやShifoのみならず、僕も大森教授も心から演奏を楽しめたライブだった。



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