プレミアムエイジ ジョインブログ
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僕でも怒るよ

  
  昨日の馬渕国交副大臣の記者会見を見た。アホかと思った。当プレミアムエイジにも載る猪瀬直樹がブログで怒るのも分かる。猪瀬が友人だから分かると言うのではない。政権交代で僕も大いに期待した民主党の考えが、サッパリ分からなくなったのだ。

  道路公団による放漫経営、政治家と地方の利権と結び付いた採算度外視の道路建設、その結果、道路負債40兆円の無責任国家像が露呈した。これをどうやって解決するか。

  猪瀬は、当時道路公団民営化委員会で、高速道路の新規建設に民間事業では当り前の「費用対効果」基準を導入し、且つ、民営化会社の体力の範囲内道路建設を行なう枠組を構築して、利権や政治介入を排除した抑制的な道路建設、民営化会社が40兆円の負債返済が可能となる新しいスキーム作りに奔走し作り上げた。だから、それを再び元に戻すような民主党のやり方に猪瀬が怒るのはよく分かる。

  麻生首相の時に、人気回復か、地方経済梃入れか、はたまた民主党の高速道路無料化マニフェストへの対抗か、良くは分からないが、土日1,000円を実施した。しかし、そうすると民営化された高速道路会社が採算割れになるので、それを補填するため、年間2,500億円の税金10年分2.5兆円を投入した。民間企業への税金投入となるから、その用途も厳密に法律で定めた。

  が、昨日の話は、土日1,000円はやめて、その財源で高速道路を作ろうということになったと言うのだ。またぞろ道路建設が政治家の手に戻る。「費用対効果」基準は都合の良い数字にでっち上げ、地方票のためなら絶対に道路を作る。気が付けば負債は80兆円に・・・・・、なんてね、歴史は繰り返すから。

  これじゃ、一昔前の自民党と同じじゃん。それを主導してるのが小沢幹事長だもの。あの土建屋国家を作った田中角栄の秘蔵子だもの。すったもんだの末に道路公団が民営化され、自民党の領袖や道路族達は、新しいスキームで已む無しと諦めたのに、どっこい、古い自民党が民主党の中に生きていた。

  前原さん、馬淵さん。堂々と闘ってよ、小沢さんと。「本当は反対だけど小沢がそういうなら仕方ない」って国民には見えちゃってるよ。民主党が掲げたスローガン「コンクリートから人へ」は何処へ行った?

  2.5兆円を無駄な道路建設に使うくらいなら、日本の産業の「競争力」強化に使ってよ。エコ技術でも代替エネルギーでも中小企業支援でも、将来の日本の食い扶持確保のために。
   

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