続 愛しのコーラス隊
昨年12月に、クリスマス・コンサートを行ったコーラス隊、「TUBASA」について書いた。1年と少し前まで、コンサートではいつも「クーペ&Shifo」のバックコーラスを務めていたコーラス隊だ。必然的に僕等おじさんバンドとも親しかった。
今は彼女達(男性も数人いるが)独自の活動を行なっているのだが、また一緒にやる機会が出来ないかなぁ、僕はずっとそんなことを思っていた。何かその「糸口」でも掴めたらと、コーラス隊のクリスマス・コンサートに出掛けたのだった。
だが、期待とは裏腹に、いろいろあって一旦解消した関係は、時間が解決するのを待つしか方法がないという印象だった。覆水盆に帰らずとまでは言えないが、時期尚早の感否めず、その時期を気長に待つことにしたのだった。
ところが一昨日、定例の「スタンドバイ・ミー」金曜日おじさんバンドの練習日、別れ際に、おじさんバンドでボーカルとギターを担当し、また、「TUBASA」でバンマスを務める斉藤さんが、「3月13日夕方、駅前でコーラス隊が屋外コンサートをやることになりましたので、皆さん是非来て下さい」と言う。
斉藤さんの尽力で、「TUBASA」の活動の場がどんどん広がって行っているようだ。よっ、コーラス隊。頑張れ。僕は家から近いから是非応援に行こう。斉藤さんが更に続けた。
「もう一つありまして。実は、今年の12月24日に同じ駅前の公共のホールでクリスマス・コンサートをやらせて貰うことになりました。ついては、相談なんですが、是非おじさんバンドの皆さんにも一緒に出て欲しいんです。先週、メンバーで話し合った時、そういう意見が多く持ちあがりまして」
僕は驚いた。もう一度コーラス隊と一緒に、という「糸口」がこんなに早く(と言っても年末だが)訪れるということに。それも、コーラス隊のメンバー達の声がもたらしてくれたというから、胸に何とも言いようのない嬉しさが込み上げた。独りよがりながら、僕の思いがコーラス隊に届いたと感じたのだ。
斉藤さんの提案を一緒に聞いていたクーペが、「それ、なかなか面白いと思うよ」と答えた。
おじさんバンドに異論があろう筈はないから、このクーペの一言で「糸口」は確実に実現する。斉藤さんも、コーラス隊とおじさんバンドだけでこっそり話を進めるのを良しとせず、「クーペ&Shifo」がいる席で提案したのは流石だ。
コーラス隊が去って、「クーペ&Shifo」の輪が小さくなってしまった寂しさは、おじさんバンド全員が感じていること。もし可能なら、「年取った白雪姫と7人のジジイ達」で出られると最高なのだが。ともあれ、コーラス隊とジョイント出来るとしたら、こんな嬉しいことはない。


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