海沿いの旅 (行程)
先週、夏季休暇を取って、東北3県海沿いの旅に行って来た。3泊4日の、カミサンとの旅。コースは新幹線とバス・レンタカー・タクシー・船・鉄道などを使った気儘な旅だ。
コース設定や旅館の手配など、諸々全てカミサン任せ。レンタカーの運転以外、僕はただくっ付いて行くだけ。但し、4日目だけは、青森に住む僕の友人が、車で観光案内してくれることになっている。
初日、盛岡まで新幹線で行き、駅前で簡単な昼食の後、JR山田線で宮古へ。宮古駅前でレンタカーを借りて、浄土ヶ浜へ。一泊目は宮古市内のホテルに宿泊。
二日目。三陸海岸を北に向かって走る。途中、鵜の巣断崖という観光名所に寄り、崖の上から、リアス式海岸を一望。更に北上して、北山崎でもリアス海岸を見下ろす展望台に立ち寄る。そこから、レンタカーを返せる最寄り駅に行き、三陸鉄道北リアス線に乗り、久慈駅へ。更に、JRに乗り換え八戸経由三沢へ。三沢の小牧温泉に投宿。
三日目。この日の工程は結構厳しいので、朝5時起きして、タクシーで三沢駅へ一番列車に乗り込み、途中乗り換えて、大湊線で下北駅に。駅前でレンタカーを借りて、恐山を目指す。今回の東北3県の旅で最も印象に残ったのが恐山だった。後述する。
恐山からは、再びむつ市に戻り、下北半島を海沿いに時計と反対周りに約一周するコースだ。まずは本州最北端大間崎(マグロ漁で有名)。次いで陸奥湾側を南下。次は白い岩で有名な仏ヶ浦観光。遊覧船に乗る。
港に戻り、脇野沢というフェリーの港まで急行。3時半の最終便に何とか間に合い、陸奥湾を横断。津軽半島の蟹田まで1時間の航海。上陸すると少しの休憩のあと、青森市に向かい駅前でレンタカーを返却。その夜は青森郊外の少し贅沢な旅館に宿泊。
四日目の朝8時に、友人は旅館に迎えに来てくれた。僕は彼とは昨年東京で会っているが、カミサンは僕らが婚約中に一度会っているだけなので、どちらも風貌・要望が変わってしまって、良く分からないらしい。
彼は第一線を退いたが、今も週3回青森県庁に勤めている。青森に来たら是非連絡せよと言われていたので、事前に電話しておいた。この日は土曜日なので、僕等を車で案内してくれることになったのだ。
コースは、津軽半島の最先端、竜飛岬まで北上し、そこからは日本海沿いに国道101号を南下して、途中、十三湖で下車。昼食。午後は五能線と並行して南に走る。
日本海の極めて穏やかな海を右手に見ながら車は快調に走る。千畳敷で小休止。その後暫く走った時、友人が、「ここまで来たら、絶対に五能線に乗った方が良い」と言い、どこかに携帯電話を入れた。30分後に近くの駅に能代行きが来るので、それに乗れと言う。
車で先回りして、あきた白神駅で、待っているとのこと。お言葉に甘えて、五能線に乗ることにした。水平線まで何も邪魔するものがない雄大な海の景色を見ながらの列車の旅。ローカル線独特のゆったりした時間の流れと共に、心身ともに癒されるのを感じる。
あきた白神駅で友人と合流して、一路秋田駅へ。17時40分頃到着。秋田駅からは18時1分の新幹線「こまち」で東京に帰ることにした。友人は一旦盛岡に出て、東北道で青森に帰ると言っていた。3時間は掛かるのではないか。友人にはすっかりお世話になってしまった。


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