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トルコの旅(4) - イズミール -

       アイワルクの朝日 ホテルの庭先から

       アイワルクの朝日 ホテルの庭先から

 

  2日目の晩は、退役軍人が多く住むという、リゾート地アイワルクのホテルに泊まった。トロイもそうだが、ここアイワルクも明日行くイズミールも、トルコの南側でエーゲ海に面している。

  トルコは日本の国土の倍ほどの広さであるが、南のエーゲ海に面した地方と、北の黒海に面した地方では別の国と言えるほどに気候が違うという。更に、トルコの内陸は温暖な海から遠いため、冬は特に厳しい寒さになるという。

  また、文化で言えば、西(イスタンブールなどが位置する)と東では、これまた、別の国といえるほどの違いだそうだ。同じイスラムの国とは言え、西はそれほど宗教に熱心ではないが、東は、イラン・イラク・シリアに接しており、正にイスラム教中心の世界だという。

  イスタンブールから350kmをバスで走ってトロイへ、そこから150km走ってアイワルクだったから、ホテル到着は夜8時頃になった。それからホテルのレストランで食事だったから、このホテルの外観や立地がどうなのか知ることもなく朝を迎えた。

  例によって、起床時刻の2時間も前に目を覚ましてしまった。荷作りを終え、意味の分からないテレビを見て朝食までの時間を潰し、レストラン一番乗りで食事を済ませてホテルの外へ出てみた。

  朝6時半、丁度日の出の時間だった。外に出て初めて分かったが、やはり、ここは南国風情のリゾートホテルだ。椰子の木やソテツのような大きな葉の木々が沢山並んでいた。トルコを南国と思う人は皆無と思うが、エーゲ海はそれだけ温暖だということだ。上段の写真は、ホテルの庭から朝日を撮ったもの。

  さて、3日目のこの日は、エーゲ海側最大の都市イズミール観光とエフェソスの遺跡観光がメインだ。本日の走行距離は約430kmの予定だから、昨日よりは少し楽かも。

  トルコの中で、イズミールは美人の産地として有名であるらしい。これは飽くまでも現地ガイドが面白おかしく語ったことだから、事実なのか神話の世界のお話なのか僕には分からないのだが・・・

  トルコの北部、黒海沿岸地方に女性だけの部族がいた。彼女等は馬を飼い慣らし弓術を得意とする狩猟民族で、狩猟の女神アルテミスを信仰し、弓の他にも槍や斧、半月型の盾で武装した騎士として、ギリシア神話の中で多くの戦闘に登場する。

  彼女達の名は、「アマゾネス」。トロイア戦争(トロイ戦争)ではトロイ側についたが、トロイの木馬の奇策などにより、アキレスに率いられたギリシャ軍に破れてしまう。しかし、アキレスは、アマゾネスの女王の命と引き換えに、部下達を許し、黒海沿岸からエーゲ海沿岸に移封させた。

  その場所がイズミールだと、ガイドは主張していた。現にイズミールからは、美人国会議員を3名も輩出しているのを根拠に挙げていた。ここがアマゾネスの末裔の町、ってホントかなぁ?

  第一次対戦の時(オスマントルコ末期)、トルコは列強に狙われ降伏した。それに乗じてギリシャ軍は1919年5月15日にイズミールに上陸した。彼らに向かって一市民が果敢に発砲、直ぐに取り押さえられ最初のトルコ人犠牲者となった男がいた。新聞記者だった彼の銅像が、イズミール市中心部のコナック広場の一隅に立っている。

  それから3年余りイズミール地方はギリシャの支配下に入ったが、革命家アタチュルク(ムスタファ・ケマル・アタチュルク)率いるトルコ軍がギリシャ軍を撃退し、トルコの主権を回復した歴史がある。

  アタチュルクは、今もトルコ通貨の肖像となっており、英雄である。彼がこよなく愛したお酒として今に伝わる「ラク」というお酒(水で割ると白く濁る不思議な酒)も有名だ。僕も現地で飲んでみた。独特の味がしたが悪くはない。

  イズミール郊外の国道に面した大きな大きな岩山全体が、アタチュルクの顔に彫られていた。そのすぐ近くをバスが通ったので、その顔の大きさに度肝を抜かれたのだった。

  この日、実は、散歩道の真下まで、水色の綺麗なエーゲ海が迫っていて、イズミールはとても素晴らしかったと友人から聞いていたのだが、残念ながら、生憎の曇り空でエーゲ海は少しも青くなく、灰色の海だった。寒い日だったので、僕らはそそくさとバスに戻ってしまった。

        イズミール コナック広場

        イズミール コナック広場

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6 comments

1 dankaita { 03.29.12 at 8:53 pm }

いまから43年前トルコ、黒海沿岸を車で通りました。わが追憶のシルクロードに詳細書いてます。ブログ ばら色の日々参照ください。リンクもプレミアムエージにはってます。
アマゾネス伝説も書いてます。
記事みるとだいぶ近代化されてますね。まあ43年前とはちがうのはあたりまえか?

2 dankaita { 03.30.12 at 9:01 am }

コメントとどかず、再度かきます。
43年前のシルクロード横断の記録にアマゾネス伝説あり。吾が追憶のシルクロードプレミアムエージリンクあり。2010三月の書き込み。baraironohibi.com参照

3 dankaita { 03.30.12 at 9:07 am }

43年前の記録「吾が追憶のシルクロード」PAリンクあり。トルコ、イズミール、アララト山記述参照あれかし。

4 シンドバッド { 04.02.12 at 11:11 am }

「吾が追憶のシルクロード」、読ませて貰いました。旅行記というより、感性豊かな3人の青年の冒険小説のようで、面白く読ませて頂きました。
その中で、サムソンという「アマゾネス」伝説の町が出て来ますが、私達の旅行でも、ガイドがその地名を言っていた筈なのに失念したため、ブログで地名を書けなかったので、単に黒海沿岸部としか書きませんでした。
貴冒険記を読ませて貰って、ガイドの挙げた名前が「韓国の家電メーカーと同じ名前だなぁ」と思ったことを思い出しました。
それと、サムソンは現代トルコの建国の父アタチュルクの出身地でもあったんですねぇ。初めて知りました。ありがとうございました。

5 dankaita { 04.03.12 at 9:18 am }

読んでいただいてありがとうございます。
自分が作った出版社で出したこの本送らせていただきます。博弥さんに会ったときに彼に託します。
4月下旬かな。
松井

6 シンドバッド { 04.03.12 at 11:01 am }

それはそれは、ありがとうございます。楽しみにしています。

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