プレミアムエイジ ジョインブログ
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Posts from — 10月 2012

ダンディー・クイーン(前)

   ダンディー・クイーン   後ろ向きもいるが7人全員写っている

    ダンディー・クイーン   後ろ向きもいるが7人全員写っている

 

  僕の出身会社のバンドである。現役組とOBとで構成している。ダンディー・クイーンという名前は、実は以前あった飲み会の名前だった。

  その中の女性メンバーの1人、KTさんが、新橋の「土佐家」というそれはそれは美味い焼肉店のオーナーと親戚という関係があり、その焼肉店で定期的に会食するグループの名前だった。

  その時のメンバーは6人だった。その6人中5人が現ダンディー・クイーンのメンバーとなっているのだ。

  さて、そのダンディー・クイーン、来年の1月13日に前回に引き続いて、目黒のブルースアレイで行なう「あいおい音楽祭」に出演するため、9月に1回、10月に1回の計2回、スタジオ練習をした。

  そして、10月第4土曜日には、横浜新子安の「グレコ」で「のどごし生バンド」とのジョイントで本番ライブに出演させて貰って、それをもって完成とし、後は年明けの「音楽祭」当日を迎える作戦だ。

  「あいおい音楽祭」が1月とまだ先なのに、何故10月中にダンディー・クイーンを完成させてしまいたいかと言うと、同じバンドが「音楽祭」の華であるゲスト・シンガーの部のバックを務めるので、11月・12月(各1回)はそちらの練習に当てなければならないからなのだ。

  ゲスト・シンガーの部というのは、あいおいニッセー同和損保の中で選抜された評判の歌手(4名)のライブのバックをダンディー・クイーン(この時はOGsoundsという名前になる)が務めることになっている

  という訳で、2回のスタジオ・リハを経て、先週末のライブ本番に挑んだのであるが、 正直言って、2回の練習の結果を見る限り、まだとても人様の前で披露するレベルにないことは明らかだった。

  しかし、このライブを逃したら、1月の当日まで事前ライブの機会は皆無となるので、オーナーの大木先生初めグレコの常連さん達、それと「のどごし生バンド」のメンバーのご好意に甘えて、ライブを敢行させて貰った次第だ。

  当日は、次のような時間割りでジョイント・ライブが行なわれた。

第1部 「のどごし生バンド」   6曲  (7時~)

第2部 「ダンディー・クイーン」  8曲  (8時~)

第3部 「のどごし生バンド」   8曲  (9時~)

  第1部 のどごし生バンド  アンディー 「嘘は罪」 を歌う

 第1部 のどごし生バンド アンディーの 「嘘は罪」

  どちらのバンドも、ドラムは僕だから、こういうジョイントはいつもキツイのだが仕方ない。午後6時の開店時間を過ぎると少しずつお客さんが集まり始めた。

  大木さんに「神童さん、今日は神童さん側のお客さんは何人来ますか?」と聞かれ、前回・前々回と予想を遥かに上回る人数(25~26名、グレコのファンと常連さん合わせて50名弱)が集まってくれた反動で、今日は正直なところ誰が来てくれるのか感触が全く無かったから、「ゼロから10名の間」と答えざるを得なかった。結果は8名だったが。

  午後6時半。入り口からある方が現れた。桑名正博やアリスと親しく、谷村新司を中国デビューさせ大成功させた伝説のプロデューサー、あのHKさんが何と「グレコ」に現れたのである。

  西條秀樹・尾崎紀世彦・杉良太郎・ピンクレディーのミー、などのプロデュースで知られるHKさんは、驚くなかれ、あの中国国家主席の胡錦濤が国家主席になる前からのお知り合いなのだ。

  そんな方が、「のどごし生バンド」と「ダンディー・クイーン」の音楽を聴きに来られた。さぁ、どうしよう!

   一番後ろで立ち上がっている方(白のジャケット)が 伝説のプロデューサー

   一番後ろで立ち上がっている方(白のジャケット)が 伝説のプロデューサー

    注) 本シリーズ、写真の提供は全て Yositugu Hara

10月 31, 2012   No Comments

忙しかった10月

  夏の間はそれ程でもなかったが、10月に入った途端、芸術の秋か、スポーツの秋か、旅行の秋か。はたまた、葬式の秋か。良いことも悪いことも両方一杯起きて、スケジュール表が真っ黒に埋まった10月だった。

  まず、良い方。ライブが3回に、バンド練習が4回、ゴルフが3回。加えて、2泊3日の小旅行と同期会の一泊旅行にOB会。もうこれだけでスケジュール表はかなり埋まった状態だった。

  そこに、身近な人のご家族やご本人の訃報など悪いことが相次ぎ、お通夜・告別式まで加わったから、1年で最も忙しい月になってしまった。友人のTAKAがソロ・ライブをやるので来てドラムを叩いてと言われていたので、体力さえ許せば行く予定だったが、とても無理となってしまった。

  訃報の中でも、僕が属しているバンドは休眠中を含めて4つあるのだが、そのうちの3つのバンド・メンバーのご家族にご不幸が相次いだのだ。

  まず、「のどごし生バンド」(結成8年半のおじさんバンド)。ボーカルの亜希さんのお義父様が10月初めに亡くなられた。お義父様が安心して天国に旅立てるようにと、残されたお姑さんのお相手をして、励まし元気を取り戻すようにと、かいがいしく面倒をみているようだ。なので当面、彼女はライブに出られなくなってしまった。

  「ザ・タペストリー」(高校同期のバンド)のSさんのお実兄様が亡くなられ、落ち着くまで暫くは練習にも出て来れないらしい。

  「REJAN」(休眠中)、のジャズ・ボーカリストのR子さんが10月下旬に亡くなられた。そもそも「REJAN」が休眠状態に入ったのも、昨年の初夏にR子さんが体調を崩して入院されたからだった。

  その後ご主人(ギター担当)からはたまに経過をお聞きしていたが、遂に帰らぬ人となってしまった。告別式では溢れる涙をどうすることも出来なかった。

  何も問題が起きていないかと思われた「ダンディー・クイーン」(会社のバンド)も、何故か良くないことが起きた。リードギター&ボーカルのO君が実は10月初めに病気で1週間入院していたのが後で分かった。

  また、今回、新たに加わる筈だった女性ボーカリストのご両親が、1日違いで救急車で病院に運ばれるということが起こり、今次バンド参加は見送りとなってしまった。

  これだけのことがこの10月に全部起きたのだ。10月から12月は正に音楽シーズンとなるので、音楽活動も1年のうちでも一番忙しくなる季節だ。これ以上良くないことが起きると、ライブなど予定が組めなくなることも考えられる。

  お祓いでもして、11月・12月は無事乗り切れることを祈るしかないのかも知れない。11月はどうか良い月になってくれ~。

  長いシステム部門の経験からすると、悪いこと、それもかなり大きなシステム・トラブルが起きた時に限って、これでもか、これでもかと、立て続けに別のトラブルが発生した。そしてそれは1度や2度ではなかった。

  全国の支店や代理店、更には顧客先にお詫びに出向いたり、システム・リカバリーに連日連夜忙殺されている時に、別のトラブルが複数起きるのだから、当事者は堪ったものではない。何か天に精神の強靭さを試されているようにさえ感じたものだ。

  でも、逆に言えば、「悪い時には悪いことが重なる」のはそんなに頻繁に起きない。その後は、必ず平穏が訪れるというのも経験則だ。がんばろう。

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10月 30, 2012   No Comments

Aのリサイタル(下)

  「枯葉」は、ピアノの坂口さんがAに与えている課題曲の一つだ。その課題とは、4ビート3小節を、そのまま吹くのではなく、アドリブでは、ワルツ4小節のリズムで演奏するようにとのことなのだ。

  そして、僕の課題は、ドラムの4バースの時、ちゃんと心で歌いながらドラムソロを行うというものだった。これはいつもオーナー兼ジャズ・ドラマーの三戸部さんに言われていることである。先週の練習日には僕は出来たと思っていたから、そんなに心配していない。

  さて、サックスのバース(前奏)が始まった。今日は、僕はこの曲を最後までブラシで演奏することに決めた。何となく今日のAのサックスにはスティックよりブラシが合うような気がしたからだ。

  「枯葉」のメロディー部を終えて、Aがアドリブに入った。そのどこかでワルツ4小節に変えるところがある筈だ。おぉ、やってるやってる。頑張ったね。完璧だよ。続いてピアノ・アドリブ。そしてベース・アドリブ、と思ったらドラム4バースになった。

  あれ? と思った瞬間歌うのを忘れた。仕方ないからドラム叩きながら4小節を数える。そして演奏4小節、再びドラム4小節。普通だとドラムソロ(4小節)を4回繰り返したらメロディーに戻るのだが、どうやら、いつもの倍の2コーラス分4バースをやれということのよう。

  そうなると、歌っていないから、今やってるドラムソロが曲のどの部分か分からなくなる。最後のドラムソロは4小節目の1拍目でブレークして、サックスのメロディー・ラインに戻るのだけれど、分からないから、「Aよ、ブレーク無しで入って」と祈った。通じた。ありがとう。

  本人冷や汗ものだけど、表情はポーカーフェース。観客にはバレなかった、かな? でも、大御所達には当然ながらバレていた。三戸部さんから「4バースはドラムで曲を奏でるもの」と言われてしまった。が、兎も角、まぁ、これで前半が終わった。

  ライブ後半、AはMCの中で、現役時代商品開発の責任者として、大いに悩み、ある日の明け方、夢の中で閃いたことが新製品に繋がったというレム催眠の話をした。

  彼は今、坂口さんからの課題克服に随分悩む内に、夢の中でサックスを吹くことが大変多くなったそうだ。その夢もなかなか課題克服できないのだが、稀に、「出来た!」と叫びたくなる夢を見る。そういう日は実際にやってみると出来ることが多いと言う。

  出来るようになるまで真剣に悩め、或いは、夢に出て来ない内は悩み方が足りない、という含蓄に富んだ話だった。

  後半は「遠くへ行きたい」のオカリナ演奏を含めて,Aは多才振りを発揮した。「夜と貴女と音楽と」「嘘は罪」「ミスティー」など、僕の好きな曲が多くて気持ち良く聴けた。

  ゲストの曜子さんの曲は、新子安「グレコ」でも歌ってくれた「ホワッタ・ワンダフル・ワールド」。歌は勿論だが、途中に挟む彼女のオリジナル・ポエムの語りが実に心に沁みるのだ。

  僕が演奏したのは「素敵なあなた」。2回目の出番だから、それに少しアルコールが入った後だったから、余裕を持って4バースもこなせたと思う。師匠の三戸部さんからもやっとお褒めの言葉が貰えた。

  ラスト・ナンバーは、Aたってのお願いで坂口さんの許可が出たという、ジャズではない曲「セービング・オール・マイ・ラブ・フォー・ユー」(ホイットニー・ヒューストン)。

  アンコールも同じ曲のサビ以降を再度演奏した。学生の頃はロックンロールやポップスのサックスだったから、彼のその手の曲を聴くのは40何年振りとなる。やはりいい。

  「これからもずっとジャズをやって行くつもりです。来年、是非また成長した姿を見に来てください。本日は本当に有難うございました」。閉めの挨拶だった。

 

注) 写真は友人Hのブログをご参照下さい。

    http://lahnshow.exblog.jp/

10月 19, 2012   2 Comments

Aのリサイタル(中)

  会場に着いた時は、既に客が半分くらい埋まっていた。入り口で会費を支払いながら、正面に曜子さんが座っているのに気が付いたので、「この前は有難う」と声を掛けた。

  この前とは、先月末の僕ら「のどごし生バンド」のライブにAと一緒に来てくれて、彼女が1曲歌ってくれたことだ。そのお礼を言ったのだ。曜子さんは今日もAのゲストとして2曲歌うことになっている。

  前に一度このライブに参加したHも客席に一人座っていたから、僕はHの隣に座った。Hも、Aや僕と学生時代にバンドを組んでいた仲間だ。彼は主にボーカルとギターを担当していた。

  1学年下の彼は、当時、バンドのマスコットみたいな存在で、多くの女子大生から熱視線を浴びていた。でも今は押しも押されぬ大学の先生なのだ。暫く近況報告などしていたら、Aのライブが始まった。

  最初の曲は「レフト・アローン」だ。スローでむせび泣くようなサックスが僕を引き込む。この曲の生命線は何と言っても、音色とロングトーンだと思うのだが、Aのサックスはとても魅力的な音で、ロングトーンのビブラートが自然で耳に心地良い。

  加えて、彼がサックスを吹く姿が絵になる。そういう雰囲気を醸し出せる人、と言うか、その存在感は既にプロの世界のもののように思う。Aは、第1回目のリサイタルの頃とは全く違うレベルに到達していた。

  彼のアドリブが終わり、ピアノ演奏に移る時沢山の拍手が起きた。ピアノは坂口さん。流れるようなアドリブの中で、ドラムの三戸部さんと阿吽の呼吸で倍テンポにしたりスローに戻したり。もう最初からプロの大御所達は「リズムで遊」んでいる。

  竹内さんのベース・アドリブの後、再びAのサックスに戻り「レフト・アローン」が終わった。大拍手。観客を最初から酔わせた。やるねぇ、Aよ。聴き惚れたぜ。最初の曲にサックスをスローな聞かせる曲を持って来たところに、Aの自信を感じる。

  何曲かの後、曜子さんがゲスト出演し、「恋はサバイバル」をエネルギッシュにダンス入りで歌い上げ、喝采を浴びた。その次の曲が「枯葉」だ。Aは僕を呼んだ。僕はゲストとして演奏する前に何かしゃべることになっている。

  学生バンドの思い出として、ブルー・コメッツの公演で前座を務めた話をした。それは、彼らが「ブルー・シャトー」でレコード大賞を取った翌月のこと。僕らは開演前にブルー・コメッツの控え室に前座の挨拶をしに行ったのだが、三原ツナキと井上忠夫は誠に失礼な態度だったが、ジャッキー吉川はさすがバンマス、丁寧に応対してくれた。

  ステージでは、僕らが演奏を開始して直ぐに緞帳が上がり始めた時、「キャーキャー、ワーワー」の大騒ぎとなったが、緞帳が上がり切るまでに、僕らはブルー・コメッツでないと分かって、シーンとなったことなど、いつもの話だ。

  毎回同じではAファンへのサービス精神に欠けると思い、新しい話を付け加えた。そのステージでは、ジャッキー吉川の意向で、僕ら貧乏学生の安アンプや安ドラムでなく、ブルー・コメッツのものをそのまま使わせて貰うことになった経緯を話した。

  それらの設備や楽器は、謂わばプロ・ミュージシャンの命だから、学生のアマチュア・バンドに貸すなんて、当時あり得ないことだった。何せ、当時の値段で最高級シンバル1枚20~50万円もしたのだから。ジャッキー吉川は偉い。

  そんな話をしたら、客席から「ジルジャンですか?」って質問が飛んだ。オッ、分かってるねぇ。その通り、ジャッキー吉川が使っていたのは「ジルジャン」だった。

  さて、いよいよ演奏だ。僕は三戸部さんからバトンタッチを受けてドラムに着いた。考えてみたら、ジャッキー吉川と同世代のジャズ・ドラマー、三戸部さんのドラムを借りて演奏するのだから、もっと、感謝しないといけない。自分の話からそう気が付いた。

  三戸部さん、大切なドラムをお借りします。

 

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10月 19, 2012   No Comments

Aのリサイタル(上)

  Aの年1回のジャズ・リサイタルが東中野のライブハウス「DRUM」で行なわれた。今年で4回目となる。彼は昭和産業という食品会社の関連会社社長を、3年前に退任して現役を引退した時、「退職記念ライブ」と称して開催したのが最初であった。

  最大40名しか座れないのに50~60人もが押し掛けて、それはそれは熱気と暖かさに満ちた素晴らしいリサイタルだった。

  以来彼は、この時期に必ず「DRUM」でリサイタルを開き、この1年間のジャズ・サックスとオカリナの上達振りを披露して来た。僕は必ず参加して、このブログにもその模様を毎回書いて来た。

  それはAが親友だからというだけではない。彼の練習拠点はここ「DRUM」であり、練習環境は、ピアノ・ベース・ドラムの全員がプロ、それもジャズ界の大御所達をバックに客席を前にサックスを吹いている。

  Aが本格的にジャズ・サックスに没入し始めたのは退職後だったので、決して若くない彼のジャズ始めだが、短い期間にどれ程進化を遂げるものか興味があるからだ。

  また、僕もAから誘われて、この3年間「DRUM」に2ヶ月に1度くらい行き、ピアニストの坂口さん(Aの師匠)やオーナーでドラマーの三戸部さんからジャズ・ドラムの指導を受けるようになった。

  彼のリサイタルでは、僕も2曲ほど後ろでドラムを叩かせて貰うので、練習のために1週間前に訪れた。その時、Aはリズムの取り方で悩んでいた。「坂口さんが、『枯葉』のこの部分、4ビート3小節(12拍)をワルツ4小節(12拍)で吹けって言うんだけどサァ、難しくて出来ないんだよ」。

  坂口さんは、日頃からアドリブはリズムで遊ぶということが大事だと仰っている。現に坂口さんのピアノ・アドリブは、音や旋律の千変万化もさることながら、リズムの自由自在さには驚嘆する。

  つまり、坂口さんがAに要求するのは、一緒にリズムで遊べる非常に高いレベルになって来たということだろう。

  その日の練習でも、3小節をワルツ4小節でアドリブを行なう練習をしていた。僕にはちゃんと出来ているように見えたが、本人は納得が行っていない様子だ。坂口さんも「入りが早過ぎだよ」とAに注意していた。

  でも、Aはこうして坂口さんから与えられる課題を一つ一つクリアして、今日に至ったのだろう。坂口さんも言う。「リズムで遊ぶって簡単なようでなかなか難しいんですよ。プロのジャズ・ピアニストでも出来ない人が多いんだから」。

  多分、Aは、本番までにはこの課題もクリアすることだろう。

注) 写真は友人Hのブログをご参照下さい。

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10月 18, 2012   No Comments

後輩達のコンペに参加した

       素晴らしいゴルフ場   若洲ゴルフリンクス 

       素晴らしいゴルフ場   若洲ゴルフリンクス 

 

  先週、近くに住むK君から誘われ、あるゴルフに参加した。K君は前の会社の2年後輩で、よく運転を交代しながらゴルフに行く事が多いし、歌が好きなので、会社のOBと現役組からなるバンド(ダンディー・クイーン)で歌って貰ったりした間柄だ。

  その彼が、「神童さん、僕らの同期会のコンペをやるのですが、急に空きが出ちゃったので、もし空いていたら参加して貰えませんか?」と電話して来た。

  同期のコンペに僕が参加して良いものか聞くと、「私が仕切っているコンペだから、他の人に文句は言わせませんから是非」と言い、8人の小規模コンペだと言う。参加者の名前を聞いたら全部知っているし、比較的親しい人達だったので参加すると返事をした。

  場所は若洲ゴルフリンクスだった。東京湾の埋立地にあの岡本綾子が設計して出来たゴルフ場だ。当時かなり話題になったのを憶えている。話題はそれだけでなく、所謂「夢の島」という名の家庭用生ゴミなどで埋め立てた場所なので、メタンガス対策上、タバコ禁止措置が取られたことも噂で聞いた。 

  オープンは平成2年12月。都営のゴルフコースだ。でも僕は40年以上も都民なのに一度も行ったことがない。ゴミの埋立地という先入観のためか、最初からあまり行ってみたいコースとは思わなかったのだ。

  しかし、初めて回った印象としては、「実に美しく、手入れの行き届いたゴルフ場だ」というものだった。何せ、東京湾にぐるりと囲まれているのだ。海が見え、遠く千葉の対岸まで見渡せる。直ぐ近くには最近出来たゲートブリッジがあるし、大きな風力発電の風車が回っている。

  コースも、平坦であるが芝が絨毯のようにふかふかで歩くのが気持ち良い。その上、どのホールも広く、妙なプレッシャーを感じさせず伸び伸びプレー出来る。それでもコース両サイドは木立で仕切られているから林間コースのようでもある。

  そんな気分の良いコースだったからか、同伴者3人がシングル・プレーヤーのW君初め、他の2人(K君・Ko君)も、僕より遥か上級者だったので、自然と彼らのスウィング・リズムが目を通して入って来たとしか思えないのだが、100前後の僕が10年ぶりに90を切り、87という奇跡的スコアで回れたのだ。

  誰かが言っていた「上手い人と回ると自然と上手くなる」という言葉を思い出した。上手い人達の足手纏いになってはいけないと思うのでいつもと緊張感が違うし、良い当たりが続くと本当に楽しくなる。気分が乗って来るのが自分で分かる。その感覚は10年・20年前の懐かしいものだった。

  W君は前半38、後半はライバルがいないのが災いしたか、少し崩れて41。でもちゃんと70台をキープしたのはさすがだった。K君もKo君も上級者の片鱗を随所に見せてくれた。僕は、スコアが良かった上に、彼らと楽しく会話しながら回れて、正に至福の時を過ごさせて貰った。有難う。

  プレーが終わって、小パーティー。僕は別の組で回ったE君の成績が気になって直接聞いた。「いやもう全然ダメ。パットが 全然入らないのよ。最悪。もう途中で帰ろうかと思った」と 少々自分にご立腹のご様子。でも、何か、絶好調のゴルフの弁を聞くより、こういうE君の方が好きだね。人間味がモロに出るから。

  腰を痛めて今はゴルフが出来ないというKu君が、パーティーにだけに駆け付けた。なかなか義理堅い人だ。同期の絆の固さを見た思いだ。

  さて表彰。U君が優勝で僕は堂々3位入賞だ。しかしそれよりも、後輩達のコンペに呼ばれる先輩など、まずいないと思うから、その事が僕は嬉しかった。本当は単なる穴埋め要員だったとしても。

10月 17, 2012   No Comments

サタデー・ナイト・フィーバー(付録)

― のどごし生バンド 「第3回 ライブ イン グレコ」 スナップ写真集 ―

                        PHOTO    by    YOSHITUGU  HARA

            グレコ常連客 「Kさん」 と そのお仲間

            グレコ常連客 「Kさん」 と そのお仲間

       「最近どうなのよ」 「とっても楽しいわよ。だってね~」

       「最近どうなのよ」 「とっても楽しいわよ。だってね~」

    「のどごし生」じゃなくったって ビール・サーバーやっちゃうよ

    「のどごし生」じゃなくったって ビール・サーバーやっちゃうよ

                あれっ!!!!?

                あれっ!!!!?

             ヒョッとして マドンナ って 君達?

             ヒョッとして マドンナ って 君達?

      カゲロウ? 怪奇現象? Kさんの顔がよく見えない・・・

      カゲロウ? 怪奇現象? Kさんの顔がよく見えない・・・

     休憩時間  曜子さんと曲の打合せ  真ん中の人は?

     休憩時間  曜子さんと曲の打合せ  真ん中の人は?

        ひとみさん この人もシンガーです

     ヒトミさんでした この人もシンガーです

         ペンライトの応援 有難うございました

         ペンライトの応援 有難うございました

     常連客のI さん   ツイストやゴーゴーだけじゃありません

     常連客のI さん ツイストやゴーゴーだけじゃありません

              年配者だけじゃないんです

   若いカップルも  手ブレがいい感じに???

        グレコのスタッフです  バンド兼務もいますが

        グレコのスタッフです  バンド兼務もいますが

  満員で立ち席になってしまったお客様、窮屈な思いをさせてしまったお客様、大変申し訳ありませんでした。それでもスナップを見る限り、皆さん楽しく生き生きとされているのでホッとしました。これに懲りず、また、「のどごし生バンド」のライブに是非お越し下さい。次回は10月27日(土)です(18:00開店、19:00開演)。 

                                 神童覇道

10月 10, 2012   No Comments

サタデー・ナイト・フィーバー(7) ― 完 ―

   Nodogosi‐nama‐band  アンディー&マエマエ

 Nodogosi‐nama‐band アンディ&マエマエ

 

  2曲目はマエマエとアンディーのデュエットで「月影のTOKYO」。この曲は、メンバーの誰も知らなかった曲だが、店のジュークボックスにあった古い曲(と言っても1980年代)で、大木さんが見付けて、皆がレパートリーにしようとなった曲だ。

  ラテン風だが、8ビートでとてもノリが良い。徐々に会場が燃え上がる気配だ。2人にはもう一曲「真夜中のボサノバ」を歌って貰った。過去にも何回かライブで歌った曲だが、マエマエの厳しい指導でアンディーのハモリ・パートも決まるようになり、なかなかの完成度と思えた。

  佐藤さんが歌う「ルート66」(国道20号線バージョン)では、僕のもう一つのバンドである「ダンディー・クイーン」(会社のバンド)のメンバーのK君が、ソプラノ・サックスで飛び入り参加。

  浜ちゃんのテナー・サックスとK君のソプラノ・サックスのアドリブ掛け合いはなかなか聞き応えがあったし、それに誘われて数名が踊り出した。

    飛び入りでソプラノ・サックスを披露してくれたK君

  飛び入りでソプラノ・サックスを披露してくれたK君

    ルート66 アドリブ中のテナーサックス浜ちゃん

   ルート66 アドリブ中のテナーサックス浜ちゃん

   浜ちゃんのテナー・サックスとK君のソプラノ・サックスのアドリブ掛け合いはなかなか聞き応えがあったし、それに誘われて数名が踊り出した。

  次はアンディーの甘い声で聞かせる「キリング・ミー・ソフトリー」。この曲は、アンディーがおじさんバンドに加わって最初に歌った曲だから、もう、このバンドで8年以上歌い込んでいるだけあって、隅々までこなれていてとても良い。

  佐藤さんがMCで言った。「先日、アンディーの叔父さんがなくなってしまいました。名前はアンディー・ウィリアムスと言います」と。そう、アンディーというニックネームは、彼の声がアンディー・ウィリアムスのように甘い声だったことに由来する。

  雰囲気を変えるために1曲スローのナンバーとして、マエマエに歌って貰いたかった「スイート・メモリーズ」(聖子ちゃん)は本人の拒否に合い「さよならはダンスの後に」に変わってしまったが、これはこれでマエマエの声に実にピタリ嵌まっていたし、聞かせてくれるんだ。

  浜ちゃんがクラで新曲「私は泣いています」(リリーの曲をジャズ・アレンジ)を披露し、いよいよこの日のライブの最後を締め括る時が来た。

  ラスト・ナンバーは「ダイアナ」。アンディーと佐藤さんの2人のボーカルが息ピッタリで、声も前に良く出ていて迫力があった。間奏でアンディーがツイストを踊った時、曜子さんが座っている人に踊るように誘い、かなりの人が前に出て来てダンス・タイムとなった。

  そしてアンコール。「ジョニー・B・グッド」。これこそ本物のロックン・ロール曲。エレキギターはないけど、それに劣らぬ大木さんのピアノのイントロ。続いて38F佐藤さんのボーカル。僕も張り切った。

  真ん中では、アンディーと曜子さんが向い合って激しいツイストだ。続々と皆がツイストやゴーゴーを踊り出したので、「グレコ」はさながらディスコの如くに相成った。横浜の夜は更け行く。

  【第3部曲目】

1. アンチェイン・マイ・ハート
2. 月影のTOKYO
3. 真夜中のボサノバ
4. ルート66
5. キリング・ミー・ソフトリー
6. さよならはダンスの後に
7. 私は泣いています
8. ダイアナ
+  ジョニー・B・グッド

     お蔭様で大盛り上がりのライブでした    Photo, all by HARA

   お蔭様で大盛り上がりのライブでした  Photo, all by HARA

10月 9, 2012   8 Comments

サタデー・ナイト・フィーバー(6)

     Nodogoshi‐nama‐band   第3部のMC担当の38F佐藤さん

     Nodogoshi‐nama‐band   第3部のMC担当の38F佐藤さん

 

  午後9時。僕らの2回目のステージの番だ。今度はポップス中心の演奏になる。僕達も「漢組(おとこぐみ)」の8ビートに負けないように頑張ろう。

第3部 「のどごし生バンド」 ポップスの部

  MCの38F佐藤さんがステージの開始を宣言し、「最初の曲は、ドラムの神童さんの歌で『アンチェイン・マイ・ハート』です。今日は神童さんの同級生の方が大勢詰め掛けて下さっていますので、このステージは神童さん中心で行きます」と僕の友人達に気を使ってくれる。

  だけど、僕中心と言ったって、僕のレパートリーは『アンチェイン・マイ・ハート』1曲なんだから言い過ぎだよ。変に期待されないように僕はマイク越しにいつもの台詞を吐いた。

  「この曲は瞳を閉じて聴いて頂くと、とっても良い曲です。序でに耳を閉じて頂きますと最高の曲になります。それがこの曲の聴き方ですので宜しくお願い致します」。

         「瞳を閉じて、ついでに耳も閉じてお聞き下さい」

  「瞳を閉じて、ついでに耳も閉じてお聞き下さい」

  前回ライブでは、途中のサビに入り忘れ、大木先生が機転を利かせて、即、アドリブに入ってくれたから事なきを得たのだった。今日はしっかり歌わなくちゃ。

  と、心に定めて歌い始めたら、ドラムの真正面に陣取っていた小学校時代のマドンナ達が立ち上がり、ペンライトをかざしながら大きく左右に振っている。僕はそれに驚いて、少し歌詞が飛んだ。

  同じナンバーを歌うプロの曜子さんには絶対にバレたろうなと思いながら、「コチトラ、プロじゃないんだから」と開き直ったら余裕が出来た。

  歌いながら彼女達を見ていたら、3人の元マドンナの隣に座っている高校同期の東大教授のA君と、彼と一緒に来てくれた先輩教授の2人にペンライトを渡して、一緒に立つように促している。

  友人のA君は、手を振って「それは勘弁して下さい」と拒んでいるように見える。でもマドンナ達、大したもの。結構強引に彼を立ち上がらせたのだから。先輩教授も立ち上がった。無理やりマドンナ達にけし掛けられた割には、彼女達と同じようにペンライトをかざして楽しそうに振っている。

  東大の先生達のこんな図、まずお目に掛かれない。僕は、今度は可笑しさで歌えなくなるかと心配になったところが間奏(アドリブ)だった。助かった。

  後半は歌うことと、ドラムの正確なリズムに集中して歌い切った。やれやれ。昔のマドンナ達と教授のお2人、とても可笑しかったけど、大いに盛り上げてくれて本当に有難う。この光景も、絶対に忘れられない場面になりそうだ。  同期への感謝を込めて。

のどごし生バンド089

       マドンナ達と先生達のペンライト応援  嬉しかったです

     *  写真は全て原さんの撮影によるものです

10月 9, 2012   No Comments

サタデー・ナイト・フィーバー(5)

     ダチョウさん  中垣内ではありません

     ダチョウさん  中垣内ではありません

  「漢組(おとこぐみ)」のステージ前に、総合司会の僕が彼らを紹介しなくてはいけなかったのを、コロッと忘れてしまったので、その埋め合わせのつもりで、ステージが終わったところで少しお話。

  「『漢組(おとこぐみ)』の皆さんでした。皆さん、もう一度大きな拍手をお願い致します。あっ、ダチョウさんはちょっとそのままで。ユーミン・トリビュート・バンドは日本に星の数ほどありますが、ユーミンご本人が、この『漢組(おとこぐみ)』を一番買っているとか。皆さんこれは本当に凄い事なんですよ。

「ダチョウさん、メガネをとってもらっていいですか? 皆さんこの人誰かに似ていませんか? そう、この度全日本男子バレーボールの監督に就任した中垣内新監督にそっくりですよね?」。
「オー」という何人かの声。
「それもその筈。中垣内ご本人ですから」。「へー」とか「うそー」とか場内がざわついた。
「今後は男子バレーボール共々、『漢組(おとこぐみ)』を宜しくお願い致します」。

  信じる人はいないだろうと思ってのジョークのつもりだったが、肝心の中垣内を知らない人も多く、また年配者も多いので、事実と思われた人もいたかも知れないと、後で少し心配になった。

  そしたら、ライブ終了後、同級生から注意された。中垣内は不倫が発覚して次の監督の目はなくなったとのこと。女性週刊誌でその不倫については大きく扱われたのだそうだ。全然知らなかった。

  拙い。そのことも含めてダチョウさんを中垣内本人だと思わせてしまったかも知れない。ダチョウさんゴメンナサイ。皆さん、ダチョウさんは不倫なんかしていません(知らないけど)から、どうか誤解しないで下さい。

  ふー、めったな事は言うもんじゃないな。大体、中垣内に似ていると言われて、ダチョウさんが愉快でないかも知れないのにね。

  30分の休憩後、僕達の2回目のステージ(第3部)が始まる。その休憩時間の間に、今日、わざわざ「のどごし生バンド」を聴きに来てくれたプロ歌手の曜子さんに1曲歌って貰わない手はないと、曜子さんと大木先生を引き合わせて、先生のピアノで曜子さんに歌って貰う段取りを付けた。

  第3部が始まる前に彼女に歌って貰うことにした。

         「この素晴らしき世界」 を歌うシンガー 曜子さん

         「この素晴らしき世界」 を歌うシンガー 曜子さん

  「えー、皆さん。本日はこの会場にジャズ・シンガーをお招きしております。この方は、銀座タクトや銀座シグナスなど有名なジャズ・クラブで定期的に歌っておられます。折角なので、ここで1曲歌って貰おうと思うのですが、皆さん如何でしょう?」。

  大きな拍手。「それでは曜子さん、宜しくお願い致します」。

  曜子さんは、「What a wonderful world/この素晴らしき世界」を、オリジナルの詩の朗読入りで歌ってくれた。即席なのに、大木さんのピアノと曜子さんの歌がぴたり合ってる。プロ同士ってこういうものか。

  「グレコ」が、何か高級クラブに変貌したようなこの雰囲気。たった1曲の歌で会場の空気をガラッと変えてしまう曜子さん。ご本人は今一つの出来栄えみたいなことを言っていたが、僕にはとても素晴らしいことと思えた。曜子さん、僕らのライブで歌ってくれて有難う。応援してくれて有難う。

10月 5, 2012   2 Comments