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秋が来た -9回目のライブ-

     のどごし生バンド (9月のライブから)    Photo by Hara

     のどごし生バンド (9月のライブから)    Photo by Hara

  10月に入っても残暑が続き、なかなか秋が来なかったが、やっと秋らしくなった土曜日、僕ら「のどごし生バンド」は、グレコでの9回目のライブを行なった。題して「秋と言えばおじさんバンドでしょ」。

  過去何回か、お客様を呼び過ぎてギュウギュウ詰めになった経験から、その愚を避けて、補助席を使わないで正規の座席で丁度満席になるように指定席制にした結果、お越し頂いたのは6グループ35人のお客様で丁度座席数と一致した。その意味では、いつもより落ち着いたとても良い感じのグレコだったと思う。

  この日のライブでは、予想もしていなかったサプライズが起きた。ライブ前に店の外でメンバーと話をしていたら、黄昏の中を遠くの方からマエマエ(ボーカル)が誰かを連れて来るのが見えた。

  彼女からはこの日、親戚の人達が大挙して応援に来ると聞いていたから、きっとその内のどなたかだろうと思った。しかし、近付いて来たその女性を見たら、何と、亜希さんではないか。彼女はマエマエと同じ女性ボーカリストなのだ。まずは、嘘ぉ! それから、ホントに? 驚くやら嬉しいやら。

  何故、これがサプライズかと言うと、彼女は今年の春先2度ほど入院を余儀なくされ、退院後もリハビリなどで、バンド活動の方は長いお休みに入っていた。マエマエと亜希さんのハモリが抜群なので、この2人で歌う「ザ・ピーナッツ」や「月影のTOKYO」などは、僕等のバンドの大人気ナンバーなのだ。

  この30代の女性2人(?)は、60代・50代の我がおじさんバンドのメンバーのアイドルである。そのうちの一人、亜希さんが昨年12月のX’masライブ以来のライブに戻って来てくれたのだから、みんな父性本能が露わになる。まだゆっくりしか歩けない亜希さんに手を貸す者、立ち上がって彼女に席を空ける者、飲み物を彼女にプレゼントする者。

  長い旅から帰った娘を温かく迎える父親の心境と言えば、当らずとも遠からずか。それにしても、今日来ることを知っていて一言も言わなかったマエマエは、誠にニクイ演出をする。亜希さんからは他の人には言わないように口止めされてたとは言うけれど。

  だから、僕等にとっては、超弩級のサプライズになったのだ。僕は驚き過ぎて心臓が口から飛び出しそうだった。何だか、この日のライブは、演奏前からやたらとテンションが上がる。6月ライブではフッ君が奇跡のカムバックを果たしたし、秋になったら亜希さんがやって来た。10ヶ月ぶりに8人のメンバー全員が揃った。

  ライブの方は、珍しくゲストバンドなしで、3部制にして全部ステージ、おじさんバンドが務めた。亜希さんには、無理のない程度に参加して貰おうということだったが、結局全ステージ、担当のパートを全部歌ってくれた。

  途中、歌えたことが嬉しくて涙がポロポロ溢れてしまい、客席に気付かれないように直ぐに後を向いたと言う。亜希さんが言うには、大木先生は彼女の涙を目撃して貰い泣きをしながら演奏を続けたようだし、フッ君は、「分かるよ」というように彼女に向かって頷いたそうだ。

  僕の位置からはアンディーの蔭になって全く見えなかった。残念、最も感動的なシーンを見逃した。

  第1部:オールディーズ、第2部:和製ポップス、第3部:ジャズとR&Bとして全24曲の演奏を行なった。いや、途中、予定外の曲を演奏したから25曲だ。

  アンディーが次に自分の歌う「キリング・ミー・ソフトリー」を紹介するつもりで、「この曲を聴くと、皆さん、きっとコーヒーを飲みたくなりますよ」(昔、長いことネスカフェのCMに使われていた)と言ったら、大向こうから「コーヒー・ルンバ」と声が掛かった。

  アンディーが「いえ、その曲ではなくて・・・」と言ってるうちに、大木先生が「コーヒー・ルンバ」のピアノ演奏を始めてしまった。オォ、面白! 僕も「このまま演奏に入っちゃえ!」とドラムで参入。38階佐藤さんもベースで続いてフル・コーラス演奏した。お客さんも乗りに乗って大勢がダンスをしている。

  アンディーも諦め顔で、仕舞いには歌い出したから面白い。会場はルンバなのにジルバで踊ったり、ディスコ風に踊ったり。まっ、いいんじゃないの?

  折角皆さんが熱く踊っているので簡単に終るのが申し訳なくて、エンディングの繰り返しを何回となく続けた。僕がもう終わりで良いかと思うと先生がまた繰り返しに入る。先生が終ろうと思うと今度は僕が繰り返す。都合10回ほどエンディングを繰り返してやっと終了した。

  予定にない曲を、こんな風に成り行きで演奏するって、かなり楽しい。人生はシナリオのないドラマだ。同じように、ライブもシナリオのないドラマだ。そんなことを感じることが出来た。

  反省点が一つ。僕が異常に高いテンションになっていたからだろうけど、マエマエの「江戸ポルカ」が超高速の8ビートになった。久し振りに「走る」ドラムをやってみた(やらかした)。だが、原曲を知らない客が多く、全然違和感なかったと温かいお言葉。バンド・メンバーからは文句言われたけどね。でも、理由が明確だから許してくれた、ような気がする・・・・・

   【第1部】   オールディーズ

     1.  ダイアナ
     2.  ラバーズ・コンチェルト
     3.  小さな花
     4.  雨にぬれても
     5.  ハロー・メリー・ルー
     6.  スマイル
     7.  サニー
     8.  カラーに口紅

   【第2部】   和製ポップス

     1.  月影のTOKYO
     2.  恋のバカンス
     3.  真夜中のボサノバ
     4.  鈴懸の径
     5.  若いって素晴らしい
     6.  ウィスキーはお好きでしょ
     7.  江戸ポルカ

   【第3部】   ジャズ・R&B

     1.  酒とバラの日々
     2.  ファイブ・スポット・アフター・ダーク
     3.  嘘は罪
         コーヒー・ルンバ (予定外)
     4.  キリング・ミー・ソフトリー
     5.  ルート66
     6.  セイビング・オール・マイ・ラブ・フォー・ユー
     7.  テイク・ファイブ
     8.  アンチェイン・マイ・ハート

     ◎  ジョニー・B・グッド  (アンコール)

  * カメラマンによる当日の写真が上がって来たタイミングで別掲載します。

       ダンス・ホール と化した グレコ         Photo by Maemae

 ダンス・ホール と化した グレコ    Photo by Maemae

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