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清澄庭園

 

.       清澄庭園     写真はネットより拝借  

.       清澄庭園     写真はネットより拝借


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  澄み渡る青空。水色ではなく濃い青の空。東京でもこんなに綺麗な空があるのかとつい思ってしまうくらいに透き通った空。雲が一つも見当たりません。今日は貴重な平日週休日。こんな日は都内散策でしょう。多摩地域に住む僕としては、思い切って東京の反対側くらいまで足を延ばして、まだ行ったことのない公園などを散策したいもの。

  友達から聞いていたんです、「清澄庭園」(きよすみていえん)のことは。新宿に出て、地下鉄大江戸線に乗り込む。下車駅は清澄白河駅。何だか清らかで高貴な感じの名前ですねぇ。清く澄んだ白い河。庭園には持って来いじゃないですか。白河天皇に由来する地名かも知れず、高貴な響きを感じる。

  新宿駅と清澄白河駅とは、東京を東西に長く循環する大江戸線のその両端に位置する。僕の家から東京の反対側というと、月島だの門前仲町だの、そして清澄白河など東京の東側を指すのでこれで良いのです。

  自宅から1時間強掛かって到着。地下鉄の駅を出て外に出たら、直ぐに「清澄庭園」入口の案内が目に入った。道路に面して長い塀に囲まれているその中が庭園なのだろう。庭園入口まで2分くらい掛かったが、分かり易い。

  さて、入場料。一般(中学生以上)150円、65歳以上70円とある。僕は70円払ったが、何だか中学生に申し訳ない気分。勤務先に近い新宿御苑なんかは、一般200円で小・中学生は50円、シルバー割引無しだから。

  紀伊国屋文左衛門の別邸とも伝えられているらしいけど、確かなのは明治以降岩崎弥太郎の別邸として、迎賓館の役割や三菱の社員保養所として使われた歴史を持つということ。中に入ると敷地一杯に大きな池が張り出しているのが見えます。庭園にはご同輩と思しき人々が個人で、或いは団体で散策中。平日だから若い人は殆ど見掛ないのは無理もないですね。

  入り口近くから、池の反対側に池に張り出した和風の建物が見えます。これがどうも「涼亭」という名の数寄屋造りの家屋のようですねぇ。明治42年に建てられた木造建築というから驚きますよね。メンテナンスは常時行われて来たんだろうけど。

  池の周囲をゆっくり歩く。池には、カモと亀がゆっくり水面を泳いでいます。この庭園は時間もゆっくり回っているみたい。水の中には大きな鯉やフナの外、メダカのような小さい魚も沢山。中の島に目を転ずれば、アオサギやコサギが何羽も木の枝に止まっている。10羽くらいが止まっているんだけど、1匹を除いて、他の鳥は首を真っ直ぐ上に伸ばしたまま動かないから、木の天辺から上に白い枝が伸びているよう。

  ふと足元を見ると、コサギが水辺で獲物を狙っているところです。直ぐ下の池の淵を見たきり動かない。それも僕の足元から1メートルほどの所で。一瞬僕は良く出来た鳥の置物かと思ったくらい。その時です、縮めていた首を水面に向けて目一杯伸ばしたかと思うと、次に頭を上に向けた。嘴でしっかり小魚を挟んでいます。僕は思わず拍手しちゃいました。そして、コサギは一気にそれを飲み込んで悠々と飛び立って行きました。

  我が家は多摩地区の大栗川という川に面しているので、シラサギやカモや他の種類の鳥が川にやって来て餌を取る場面は何度も目撃していますが、それは堤防から見ているので20mは離れていると思いますが、今日は1m先で目撃しました。初体験。

  それにしても、ここの動物たち、人間を少しも怖がらない。ベンチに腰掛けていると、泳いでいたカモが、陸地に上がって来て、僕の直ぐ近くまで来るんですねぇ。そして僕の顔を見るのです。「ご免な。君にあげるもの何も持ってないんだ」と言っても、まだ何か与えてくれるのではないかと僕を様子見。

  帰りに分かったのですが、入り口の売店で魚にやる「ふ」だとか、鳥にやる餌だとかを売っているということは、動物たちは人間たちによく餌を貰うので、人を怖がらないのだと分かりました。

  この庭園、新宿御苑や井の頭公園に比べてしまえばかなり狭いけれど、池に向かって小振りの松の木が沢山植わっており、小さな山も作られていて花鳥風月を愛でる日本庭園としては、寧ろ一番の落ち着きを感じます。加えて、紀伊や伊予から取り寄せた大きな青岩(石)があちこちに配置され、風情ある日本庭園らしさを決定付けていますね。

  初めて来てみましたが、大変気に入りました。まだ来たことのない人には、絶好のスポットとしてお勧めします。 

 

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