プレミアムエイジ ジョインブログ
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厳しいプロの道

  会社の後輩が電話をくれた。今日都合良ければ飲みましょうと。彼は奥様と2人でブルース・アレイに僕のドラマー振りを初めて見に来てくれたのだった。過去に何回も声を掛けたが、「素人のライブなんて絶対に行きませんよ。でも、頑張って下さい」とか言っていた奴だ。

  何の風の吹き回しか、ライブのお知らせを一斉配信したら、彼から「女房と2人でお邪魔します」と返信が入ったから驚いた。何度か奥様とお会いしているから、きっと彼が奥様にライブ通知を見せたら「行きたい」と言われてそうなったのだと想像している。

  その日の放課後は何も予定が入っていなかったから、即OKして6時半から、新宿で飲んだ。指定された店に行くと既に彼は来ていて、「いやー、この前は楽しかったです!」と満面の笑みで迎えてくれたのだった。

  乾杯もそこそこに、「神童さん、ビックリしましたよ。あんなに皆さん上手いとは思ってもいませんでした。女房も凄く喜んでいました。神童さんいつもよりカッコ良かったって」。

  「いや、内心、来場者から6千円(入場料)返せって言われるんじゃないかと、あの日は緊張しっぱなしだったんだ」「えー、とてもそんな風には見えませんでしたよ。堂に入ってると言うか、プロのミュージシャンみたいだったですよ」

  「からかうなよ。俺たちの実力レベルは自分達が一番分かってるからね。ブルース・アレイに連日出演している有名人のレベルが10だとすりゃぁ、俺たちは3とか4が精々だよ」「はい。でもとっても楽しかったです。次回また是非誘ってください。女房がまた行きたいって」。

  嬉しいもんだね。お世辞も嘘も下手な奴がここまで言うのは本心かなと思ってしまう。「ところで、ライブの感想を言うために俺を呼んだんじゃないんだろ?」「いや、それが第一目的ですよ。一度くらい神童さんのライブに行っとかなきゃ、嫌われると思ってしょうがなしに行ったら、何と何と素晴らしいじゃないですか。本当にビックリです」「ありがとね」。

  「それで第2の目的は?」と先を促した。「実はうちの息子がですねぇ、今、就職浪人中なんですけど、プロのミュージシャンを目指したいなんて言い張って、親子喧嘩になってるんですよ。全くそっちの世界知らないから実態はどうなんだろうって神童さんに聞きたかったんです」「楽器は何やってるの?」「神童さんと同じですよ」。おう、そういうことか。難しい質問だな。

  息子の実力レベルも何も分からない中で、彼は息子に断念させたくて実態を聞きたいということだろう。僕は無責任なことは言えないので、僕が知っている範囲で実際のプロと言われているドラマー達のことを話した。

   「正直言って、プロと言われる人達で、音楽だけで食っていけている人は物凄く少ない。日本でジャズ・ドラマーとして5本の指に入ると言われている人を知っているが、音楽の仕事が入らない時は、別の仕事している。彼は、モントルー・ジャズ・フェスティバルに2回も呼ばれた天才ドラマーだけど、そういう人でもそうなのよ」。

  「また、東中野にあるライブハウスの主で75歳のドラマーがいてね、僕の先生なんだけど、昔は皇族のパーティーに良く呼ばれて演奏してた有名人なんだ。でも、今は経営もトントンで大変みたい」。

  「また、現在27~28歳くらいかなぁ、赤坂・六本木のクラブで曜日交代で演奏している今を時めくドラマーと目されている人がいるけど、やっぱりアルバイトしないと苦しいのよ。プロを目指している若手ドラマーも知ってるけど、ニート同然だしね」。

  「ミュージシャンの中でも、ドラマーは一番厳しいんじゃないかなぁ。成功してるのは、名の売れているバンドのドラマーくらいじゃないの。サザンとかトキオとかね。だけどプロダクションや芸能事務所なんて決してキレイな世界じゃないし」。

  彼は言った。「神童さん、その話直接息子に話して貰えませんか?」と。会ったこともない息子さんの人生に、無責任な第三者が口出し出来ないしすべきでない。「ダメですかぁ」。「俺の知っていることを君に伝えたんだから、後は親子の話し合いだよ」「そうですね。分かりました」。

  彼の息子がどのような人生の選択をするのか分からないが、いいよねぇ、いろんな可能性が一杯あるし、この先の時間も僕らに比べりゃ無限にあるんだから。

  この話はそれでお終いにして、後はゴルフ談義に花が咲いたのであった。

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