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逆転勝利

  スポーツで最も劇的なことは、終了間際の大逆転劇ではないだろうか。その典型は、野球で言えば、2アウトからの「逆転サヨナラ満塁ホームラン」だろう。

  3点差があり、あと1人抑えれば勝った試合に、その1球でサドンデスになってしまうのだから、やられた方はたまったものではないが、勝った側は応援していた者達も、その瞬間、身体全体に喜びが噴出する。

  とは言え、こんな絵に描いたような逆転劇はそうそう起きないから、起きた時は奇跡に感じるのだ。

  今回のオリンピックで、日本選手は、正に奇跡のような逆転劇を幾つも見せてくれた。メダル獲得数が過去最高とか言うが、僕は、これだけ多くの逆転劇を演じてくれたオリンピックの日本チームに、何度も歓喜を味合わせてくれてありがとうと言いたい。

  その始まりは、錦織の準々決勝だった。相手は格下(世界ランク11位)のガエル・モンフィス (29= フランス)。セットカウント1-1からの第3セット目だった。どちらもブレークを許さず、ゲーム・カウント6-6。タイブレークに入った。

  タイブレークは先に7ポイント取った方が勝ちだ。ところが、好調だったのはモンフィスの方だった。一気に0-4とリードしたのだ。あと3点で錦織は敗退という流れになった。

  そこで持ちこたえたのは流石である。錦織が3ポイント連取してセット・カウント3-4と盛り返した。だが、あとが続かず遂に3-6でモンフィスのマッチポイントとなってしまった。

  僕も中継を見ていたが、錦織は遂に負けてしまうのかと正直思った。だが深夜まで見ていて本当に良かった。ここからが奇跡の大逆転劇だったのだから。

  そこから錦織が3ポイントを連取して6-6(デュース)に追い付き、勢いの出た錦織は更にポイントを得て逆転のマッチポイント7-6。最後は相手のライン・オーバーでゲームセット(8-6)となった。何と何と5ポイント連取の離れ業だった。

  相手のマッチ・ポイント(3-6)からの絵に描いたような大逆転だった。正直、そういう力があるなら、もっと前の段階で勝ってくれよ、とテレビに向かって呟いたような気がする。

  このゲームのリプレーではないかと思って見たのが、バドミントン女子ダブルスの決勝だった。タカマツ・ペアは、長身2人組のスウェーデン・ペアと死闘を演じた。世界ランク1位のタカマツ・ペアだから、苦戦はしても最後は力の差で金メダルだろうと予想しながらのテレビ観戦だった。

  だが、第一セットは接戦の末に敗れ、第二セットは簡単にとって、セット・カウントはイーブン。さてさて、最終セットは大接戦だ。どちらかが抜け出そうと2点差までは先行するが直ぐ追い付かれるシーソーゲームだった。そして終盤、16-16から3ポイント連続でスウェーデン・チームに奪われ、16-19と日本チームは絶体絶命に追い込まれる。

  21点先取でセットを奪えるのだから、タカマツ・ペアはもう後がない上に、最終盤での3点差だ。それも連続で与えた3点。流れはどう見てもスウェーデンだった。ここからあの怒涛のような5ポイント連取で一気に金メダルを奪い取ったのだから凄まじい。

  今までのオリンピックなら、あの16-19から粘りに粘って惜敗し、「良くあそこまで頑張った。立派な銀メダルだ」となっていただろうか。

  勝利後のインタビューで2人は言っていた。「私たちが一番強いんだと自分に言い聞かせた」「前日の伊調選手の最後まで諦めない姿が浮かんだ」と。その女子レスリングの初日は、3人の女子選手全員が全員、決勝で最終盤ギリギリの逆転勝ちで金メダルに輝いた。

  そして、男子体操の内村の個人総合連覇もそう。最後の鉄棒を残して0.9ポイント差だった。僕のような素人にはその大きさがどれ程なのか分かり難かったが、元選手の解説者達には逆転はほぼ不可能という数字だったらしい。それを逆転してしまうのだから、正に「逆転サヨナラ満塁ホームラン」だった。

  卓球の男子団体決勝でも、水谷が過去一度も勝ったことがない中国選手に逆転勝利し一矢を報いた試合も、日本チームの大逆転劇の一つとして挙げない訳には行かない。

  この試合も、錦織、タカマツ・ペアと同じく、やはりマッチポイントを握られてからの5ポイント連取による逆転勝利だったのだから。何か5ポイント連取が逆転のキーワードみたいだった。

  これだけ沢山の逆転劇を演じた日本選手達。僕は、大舞台でギリギリ追い込まれたところで120%の力が出せる、新しい世代、新しい時代を感じるのだ。これまでだと、オリンピックに入れ込むあまり、本番で平常心で戦えず、普段の力が出せずに敗退する有力選手の方が圧倒的に多かった。

  多くの選手が「(力の)全てを出し切ろうと思った」「出し切れて良かった」というコメントを残したのも、今回の若い選手たちの共通語だったように思う。オリンピックの舞台でも臆することのない図太さ、大舞台で大逆転できる心の強さ、飲まれるのではなく相手を飲み込む自信等など、今時の若者は凄じい。

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