プレミアムエイジ ジョインブログ
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スマホを洗濯しちゃった(3) 完

3時の予約時刻に再び修理受付カウンターを訪れた。直ぐに呼ばれて係員と面談。「水没ですか。電源は・・・、ダメですね。交換になります。この画面で ID と PW を入力して下さい」。自信持って入力した。しかし、無情にも「パスワードが違います」と出た。「えっ?」と焦る。でもまぁ ID は正しいということだ。

もう一度、同じ PW を入れてみる。またダメだったが、「先頭の文字は大文字ですよ」と係員。3回目、やっと旨く行った。GPS による紛失時捜索機能の解除など後の処理は係員に任せた。彼は、新しいスマホを持って来てSIM カードを壊れたスマホから抜き取り、新しいスマホに入れ替えて、イニシャライズを開始した。

僕の前で幾つかの機能を試してハード障害が無いことを示してくれた。最後に、僕が質問した。「データが復元出来ないと大変困るのだけれど、何かやりようはないですか?」と。係員は、「データのバックアップが取られていれば出来るのですが、それはどうですか?」と逆に質問される。

スマホの設定が、「バックアップ取得を行う」となっていて、且つ、WiFi 環境で充電していれば自動的にバックアップされるのだそうだ。そんなこと今まで意識したことがなかった。一縷の望みは、我が家の PC 環境はノート・パソコンなので、無線LAN を使って来た関係で、偶然スマホのWiFi 環境にもなっていたことだ。

更に、「バックアップが取られていない場合、壊れたスマホのメモリーからデータを読み取るとは出来ないですか?」と質問。「水没したスマホはまず無理でしょうね。仮に読み取れるとしても費用がかなり掛かりますから。まずはau ショップに行ってバックアップからの復旧を試される方が良いと思います」との答えが返って来た。

一難去ってまた一難。現役時代、システム部門が長かったから、大トラブルを幾つも経験しているが、追い詰められたこの感覚は正にその時のものだった。でも経験則から、もう打つ手が何もない、と絶体絶命に至った時に、何らかの道が開けることが多いのも分かっている。

八王子から地元に戻ってau ショップに直行した。この日の朝、僕に八王子の修理カウンターの場所を教えてくれた係員がたまたま担当してくれて、話はスムーズに通じ、データ復旧が目下の最大の問題であることを彼は理解してくれた。

彼はまず、スマホ購入時にガラ系から移行した電話帳のバックアップがau サイドのサーバーに保管されていることを確認してくれた。よし。これで最低でも2年前の電話帳は入手出来る。

次に、彼は僕の新しいスマホで「データ復旧処理」を開始した。もし icloud 上にバックアップされていれば、処理途中でバックアップされた日付が出る筈だという。「どうか出ますように」自然と揉み手になっている。暫くして、「あっ、バックアップありますね」と笑顔で言う。彼の顔が神様に見えた。「ありがとね」。

日付は2016年12月28日となっていた。1か月以上前のバックアップだが上等だ。それ以降アドレス帳に登録したものなど皆無に等しいからだ。良かった。アドレス帳以外のデータも殆ど回復出来た。絶体絶命からの復活。係員に礼を言い深々と頭を下げて店を出た。外は夕闇が迫っていたが、足取りも軽やかに家路に着いたのであった。

問題発生から問題解決まで一日仕事になったが、 ID の重要性やらバックアップの仕組みやらいろいろ勉強になった。「今頃勉強? 元SEとも思えない」という声が聞こえる。確かにね・・・。まっ、それは置いといて、「もう2度と洗濯しないから!」とスマホに誓う神童覇道であった。

.           スマホを洗濯しちゃった  ― 完 ―

1 comment

1 carmenc { 02.07.17 at 4:50 pm }

>彼の顔が神様に見えた
スゴくよく分かります〜
解決すると対応してくれた人が神さまか天使かと思います
バックアップされているんですね!
新スマホで無事にスタート!
おめでとうございます〜
ヤレヤレでしたね。
私は失敗の経験も活かせずで、こういう世界はちっとも分かりません

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