プレミアムエイジ ジョインブログ
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飛び入り出演

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僕の出身会社のシステム子会社に僕は7年間務めた。その時、会社に軽音楽部があることを知り、職権でドラムをやらせろと言って、本当に久し振りに、バンド活動を再開した経緯がある。途中、仙台単身赴任の時、Keiさんのお店でドラムで遊ばせて貰ったことがあるにはあるが、バンド活動は学生時代から数えて35年振りだった。

頭で記憶していても、手足が自由に動いてくれない。チョッと練習すると直ぐに足や手が攣る。そんな不自由なドラム再開だったが、特訓の成果も出始めて少しずつ慣れて行き、会社のイベントなどで演奏を披露するまでになって行った。

社員によるバンドと言っても、その道、30年だの20年だのという音楽ベテランが多いのだ。会社での序列とバンド内の序列はサカサマになる。それが面白がられた。メンバーは僕のことを「釣りバカ日誌」のスーさんみたいだとからかう。そんな時は、じゃぁお前は浜ちゃんだな、とか言い返したりの楽しい時間だった。

バンド名は当時「OG sounds」と言った。日本語読みだと「オジサンズ」。毎年恒例の、社員とその家族を招いて行う会社主催のクリスマス・パーティーでは、この「OG sounds」が結構人気で出し物のメインを務めたものだ。

僕が会社を辞めてからは、たまに、出身会社グループ全体の音楽祭(於、目黒ブルースアレイなど)に出演したりして来たが、そのうち「OG sounds」は、システム子会社の社員バンドから企業グループ全体のバンドに昇格するなど発展的解消を遂げて、最後は「ダンディー・クイーン」として今日に至っている(と言ってもこの2年間休止状態だが)。

ある日、「OG sounds」のバンマスだったOから連絡が来た。「地元のライブハウスで昔の仲間で演奏したいので付き合ってくれますか?」との内容だった。僕も自由の身、予定がかち合わない限りOKだ。曲目を質問すると「ドゥービー・ブラザーズ」を3曲指定された。

なぜ3曲だけなのかを聞くと、その日は「フリー・ライブの日」とかで、演奏を希望するバンドが3曲自由に演奏できる日なのだそうだ。それは2週間後の土曜の夜だ。「準備して置いて下さい」とOは言うが、1週間後はグレコで初めてプロのシンガーの伴奏をするので、その準備で一杯だ。

それが終わって1週間あるか。ならば何とかなるかと、その要請を受け入れた。3曲のうち1曲だけは以前も演奏している曲(Long train running)なので何とかなる。他の2曲をyoutubeで聞いてみる。ブレーク・ポイントが幾つかあったり、途中途中にイントロと同じ独特のリズムが入ったり、気楽にドラムを叩ける曲ではない。

更に、終わりがフェード・アウトしていて、本番に向かない。自分達でどう終わらせるか考えなければいけない。いきなり人様の前で演奏するのは無理だ。Oに「ライブの日の夕方、会場入り前にスタジオ練習しよう」と提案し、実際当日の17時~19時の2時間、スタジオで曲の構成やエンディングを決め、2~3度通しのリハを行って会場に入った。

最近僕がお気に入りの鉄板焼きの店「ぼんのてい」の常連客のハーさんとKoさんの2人が、既にカウンターに座っていた。一応、この日のことはハーさんに伝えておいたのだが、本当に来てくれたんだね。ありがとう。もう一人、親友のKが来てくれた。

店の名は「ルーズボックス」。数人の観客以外は全部出演者。それでもう満席という小さな店だ。ライブ・ハウスではなく、ライブ・バーと書いてあった。

さて、その晩の「フリー・ライブ」応募者は5組だった。ギターの弾き語り(ソロ)3組、バンドが2組だった。アミダで出演順が決まり、ぼくら「OG sounds」は3番目の出演となった。メンバーの一人Yは、「OG sounds」ギター弾き語りにもエントリーし4番目となった。

僕らの番が来た。「OG sounds」はエレキバンド、乃至、ビートルズ風4人編成のバンドでドービー・ブラザーズを演奏した。ボーカルは全てOが務める、ギターのNとベースのYは全曲コーラスを担当する。勿論僕はドラムだけに集中する。

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曲順は最初に「Listen to the music」、次に「Dark eyes Cajun woman」、そして最後は「Long train running」だ。直前にスタジオで音合わせしたこともあって、3曲ともノリが凄く良かった。このメンバーだけで演奏したのは、かれこれ6~7年振りだが、過去一番の出来かも知れない。気持ち良かった。スッキリした。

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次のYのギター弾き語りは、さだまさしやオフコースなど3曲を歌いながらギター演奏してくれた。彼は定期的にここ「ルーズボックス」で歌っているようで、以前より高い声が良く出ているし、ギター・テクニックも目を見張るものがあった。

Yの演奏が終ったところで、もう1組のバンド演奏を残して僕とK、それにハーさんとKoさんは「ぼんのてい」に向かった。Kが夕飯を食ってなくてかなり腹を空かせていたからだ。それにしても、ハーさんとKoさんが僕らのバンドを頗る気に入ってくれて、「とてもカッコ良かった」とやや興奮気味に言ってくれたのが何より嬉しかった。

写真は全てハーさんが撮ってくれたものだ。高級カメラだけのことはあって、あの薄暗いライブ・バーでかなり良く撮れている。バンドのあの迫力をそのまま絵に出来ないのがもどかしいとか言ってたが、どうしてどうして。ハーさんありがとうね。

彼は僕の人生で最も新しい友達である。2ヶ月前に知り合った50歳。自動車・バイクの修理・改造(改造と言っても違法改造ではない)ではかなり名の知れた人物で、全国から注文が来る。例えば、「もう動かせない1960年型のムスタングだが動かせるか?」と言った注文だという。彼の話がとても面白いのだ。鉄板焼き屋「ぼんのてい」。だから週1回は通う破目になる。

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