プレミアムエイジ ジョインブログ
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久し振りの旅行(中)

夕食は部屋食だった。かなり豪勢な和食のコース料理だった。コース順にその都度係が運んで来てくれるのだが、こちらの食べるペースが速すぎるのか、係の人の数が足りないのか、次の料理が出るまでの時間が長く、仕方ないからその間お酒を飲むしか仕方ない。カミサンはお酒がさっぱりダメだから、ジンジャーエールとお茶で間を繋いでた。これだったら、でかいテーブルに全部並べられていた方が待たなくて良いのに。

翌朝は広いダイニング・ルームでバイキングだ。朝7時~9時の間に来るように言われていたので8時ごろに行った。ほぼ満員の盛況だ。辛うじて空いていた2人席に案内された時、見渡したら、100人ほどが食事していたが、殆ど中国語の会話のようである。たまたま隣席のご夫婦も日本人のようなので話し掛けた。「どちらからですか?」「埼玉から来ました」「それにしても中国人ばかりですねぇ」「本当ですね。些か驚いています」。といった遣り取りだった。

観光立国を謳う日本は、来年には4千万人の外国人観光客を目指すそうだが、この光景はそういうことなんだと、つぶさに悟った次第だ。何年か前までカミサンと何回かツアーで海外旅行をしたが、頻繁に中国人観光客とホテルの食堂で出くわしたものだ。日本人の団体は食事の時もぼそぼそと話すくらいで静かなものだが、中国人の団体は、まぁ騒がしい。お酒のせいなのか、外国に来た高揚感ではしゃいでいるのか分からないが耳を覆いたくなるほどだった。彼らと一緒になるのは御免被りたいと何度も思った記憶がある。

しかし、このホテルでのバイキングでは、あちこちで会話は聞こえるものの、それほど騒がしくはない。昨夜の部屋食の係の女性が近くを通り掛かったので聞いてみた。「中国人が多いみたいだけど、皆さん団体客ではないの?」「はい、このホテルは所謂ツアーのお客様はいらっしゃいません」「へー、それはどうして?」「コスト的に通常のツアー料金では無理なんだと思います。なので、外国からのお客様は少人数の個人旅行の方々です」「あぁ、成る程。日本旅行をし慣れている人や、アッパークラスの人達という訳ですか?」「そうだと思います。マナーもそれほど悪くないですし、当館のリピーターの方も結構いますので」。

このホテルは河口湖畔の旅館街から離れて、湖の対岸に独り佇む静かな宿と思って予約したので、まさか中国人がこんなにやって来るホテルとは想像もしていなかった。正直、参ったなぁと思ったものだが、彼女の説明に、外国旅行で味わったあの騒がしい中国人達とは違う人達なんだと分かり少し気分が落ち着いたのだった。

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