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久し振りの旅行(下)

. 新倉山浅間公園   富士が見えない(涙)

さて、この日の行程は2ヶ所を巡ることにしている。天気予報では曇り時々晴れ間ということで、昨日よりはマシなのだが、相変わらず部屋から富士山は見えない。梅雨時だから見える方が奇跡と思うことにした。

最初に訪れたのは新倉山浅間公園。前にテレビでここを紹介していたのだ。タイ人観光客がSNSに投稿したところ、瞬く間に外国人旅行者に知れ渡り、今や中国人観光客の超人気スポットになったという番組の解説だった。

駐車場から398段のかなり急な階段を登らなければならない。朝食の腹ごなしには丁度良いと思ったが、かなりキツイ。途中で小休止。カミサンは週3~4回のジム通いで身体を鍛えているから全く息が乱れない。こっちはハ~ハ~、ゼ~ゼ~だ。齢はたった1歳半しか違わないのに。

悔しいが背に腹は代えられず、5分だけ休憩時間を貰って後半戦に挑む。最後はかなりペースダウンしたが何とか休まず最後まで登り切った。そこは広場になっていて正面奥に五重塔が建っていた。戦没者慰霊のための忠霊塔だ。

この塔を右に置いて富士山を望む構図の観光写真が気に入ってここに来てみたかったのだ。中国人観光客に、京都(忠霊塔)と富士山を同時に見られると評判になった写真だ。

そのためには、もう一つ階段を登らなくてはいけないが、その前にベンチで小休止。カミサンはあきれ顔だが仕方ないだろう。足が棒なんだから。汗を拭い水分を補給して、さあもう一頑張りだ。そこは決して広くない場所で大勢の人が佇んでいた。富士山の方角を見ているが、薄曇りの中両サイドの裾野の稜線は微かに見えるだけで、全貌は霞の中で全く見えない。

人々の言葉に日本語は殆ど聞かれない。1割くらいは英語(白人客)だが、それ以外はほぼ中国語・台湾語・韓国語と言ったところか。皆んな雲が晴れて富士山が姿を現すのを待っているらしい。上空は薄日が差しているから、諦め切れないのだろう、引き返す人が殆どいないので、新しく来た人で高台はどんどん混んで行く。僕らも、見えない富士山を何枚か撮りながら20分ほど頑張ったが、今日は無理と判断して下山した。

次に車で30分くらい掛ったところに目的地があった。忍野八海(おしのはっかい)である。田舎の民家が立ち並ぶ一角にその家の庭を観光客用の駐車場にしているらしい場所に車を止めさせて貰った。完全に無人みたいなので、料金支払いはどうするのだろうと、キョロキョロしていると、駐車場の壁に「駐車料金300円」と書かれた貯金箱様の箱が掲げられているのを発見した。帰りにここにお金を入れれば良いらしい。

カミサンは以前、ここに友達と来たことがあると言う。僕は初めてだったので、カミサンの案内で現場に向った。途中は畑やあぜ道のある極々普通の田舎の光景だ。故郷を思い出す。「忍野八海入口」の看板を見て少し行くと、急に大勢の観光客が目に入った。ここが押野八海の中心地らしい。そこは深そうな池があり、周囲の柵越しに人々が鈴なりなって池を見下ろしている。

富士山からの地下水がこの押野村に湧き出ているのだという。僕も早速、この池、否、湧泉を覗き込んだ。底まで透き通って見える。但し、水の色が青いのだ。青と言うより紺に近い。青空を映しているからかと空を見上げたが、今にも振り出しそうな曇り空だからそうではなさそうだ。下流に流れ出て行く水は特に青くはないから、きっと、湧泉の中の壁や底が長い間に出来た藻や苔の色を映しているのだと勝手に推察した。そのためか、とても神秘的で、ジッと見ていると吸い込まれそうな雰囲気を醸し出している。

この様な湧泉がこの一帯に8つあり、泉たちを海に見立てて「八海」と名付けたということだ。この湧泉が一番大きく忍野八海の中心なのだろう。その周囲には大きな土産物店や蕎麦屋などが建ち並んでいて、一大観光地となっている。忍野八海は、勿論外国人客も多いが、どちらかと言えば圧倒的に日本人が多いみたいだ。直ぐ近くの駐車場には大型観光バスが何台も駐車しているのが見える。

蕎麦屋に入って昼食を取った後、僕らは一路東京の自宅に向けて車を走らせた。姿を見ることは叶わなかったが、至る所で富士山の気配を感じた旅を終えたのだった。

.        天気が良いとこう見えるらしい

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